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普通の人々

Ordinary People
ジャンル: ドラマ , アクション
公開: 1981/03/07
製作国: アメリカ
配給: パラマウント映画=CIC

    普通の人々 の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 4.0

      ドナルド・サザーランドは結構、かっこいい。ティモシー・ハットンはアンソニー・パーキンスに似ている。1980年当時の普通と言われている家族を巡る物語であるが、今観ても面白かったです。

      2019/05/31 by hata

      「普通の人々」のレビュー

    • 5.0

      素晴らしい。
      息子のハグ、母親のリアクション、父親の観察、このシーンだけでおなか一杯です。

      2018/10/03 by taku

      「普通の人々」のレビュー

    • 3.0 泣ける

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      母親になんて冷たいんだろうとイライラ思ってしまったが、まさか出て行って終わるとは
      。ほぼ母親の気持ちが出てこなくてびっくりした。母親も自分の心に蓋をせず
      逃げずにカウンセラーに通うべきだったのだろうな。普通のように振舞っている人々の心の弱さが
      見えて悲しくも怖い話だった。
      >> 続きを読む

      2018/03/07 by sayonara-3

      「普通の人々」のレビュー

    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      日常生活における"普通"の中の"異常"を醒めた視線で静かに見つめた、ロバート・レッドフォード監督の秀作 「普通の人々」"

      この映画「普通の人々」は、ハリウッドを代表する世紀の二枚目スター、ロバート・レッドフォードの記念すべき第一作目の監督作品で、シナリオを「ジュリア」「ペーパー・ムーン」の才人、アルヴィン・サージェントが書いている映画史に残る秀作です。

      原作は1976年に刊行された同名のベストセラー小説で、著者のジュディス・ゲストはミネソタ州で、会社重役の夫と三人の息子と生活する普通の主婦で、38歳でこの小説を初めて書いたのですが、日本で出版された邦訳「アメリカのありふれた朝」のあとがきで、ジュディス・ゲストは、「ここに登場する人たちは、ごく普通の人々です。『普通の』とは人並みで、正常で、調和のとれたという意味です。ただ、その身辺に異常な出来事が起こる----それも毎日どこかの、だれかに起こり得るような出来事が起こる、ということなのです」と書いています。

      その出来事とは、ヨットの事故で長男を失い、生き残った次男(ティモシー・ハットン)が自責の念から自殺を図ったという事を指していて、このような出来事に対して、弁護士の父親(ドナルド・サザーランド)や母親(メアリー・タイラー・ムーア)が、"この出来事に対して、どう対処し、また処理していくのかを見る事"が、この原作者がこの小説で言いたかった、重要なテーマなのだと思います。

      今まで、"普通"であった生活が、次第に"異常"となり、結婚してから21年、今まで愛し合っていると思ってきた理想的ともいえる夫婦の形が、もろくも、この出来事をきっかけに破綻していく、その心理的なプロセスを、原作の意図を汲んで、日常的な生活の中で淡々とこの映画は綴っていきます。

      亡くなった長男を愛おしむあまり、母親は無意識のうちに、生き残った次男を憎んでいるかのようで、この事が次男の青年の心に重くのしかかって来ます。青年は精神分析医(ジャド・ハーシュ)の助けを借りて、ようやく自己を取り戻し、母親への愛を素直に表現しようとするのですが、母親はどうしても素直に、この子を受け止めてやれません。

      ここで感じたのは、アメリカ社会での、精神分析医の存在が人間生活に重要な役割を果たしている事で、心を支えるべき宗教を見失ってしまった現代アメリカの苦悩が透かし絵のように見えてきます。

      そして、このあたりの描写について、レッドフォード監督はあのジェームズ・ディーン主演の名作「エデンの東」(エリア・カザン監督)での、父親と母親を逆にした設定で、オマージュを込めて繊細に描いていると思います。

      心が塞いで食事がまともに出来ない青年。青年が手をつけないパンケーキを、母親は流しへほうり捨てます。母親の癒す事の出来ない、心の闇の深さを垣間見せる、何気ないこの描写でさらりと描く、レッドフォード監督のうまさを感じます。

      このような、小さな小さな日常の生活の描写から、砂漠のように心の潤いを見失っている現代人の心の不毛を見事に掴んで、この映画は見せてくれます。

      人間社会の最小単位であるはずの、"家庭"の崩壊、現代の底知れぬ不安感を、その原点で見つめようとする真摯な姿勢。声高に叫ぶのでもなく、あくまで、静かに、静かに見つめるレッドフォード監督の演出は実に見事だと思います。

      優しさを求める息子を、受け止めてやれない妻を夫は許せません。深夜、ダイニング・ルームで一人泣く夫の姿には、何か鬼気迫るものを感じます。モダンでクリーンですが、そのくせ温かみのかけらもないダイニング・ルームでのこの描写は、夫の心象風景を実に鮮やかに描いていて、レッドフォード監督、なかなかやるなあと感心させられました。

      やがて妻は一人家を出てしまいます。残された夫と息子との、朝の風景は静かに、そして美しく、だからこそどうしようもない孤独な想いがこみ上げてきます。「普通の人々」の姿として、これを描くところに、現代アメリカ人の不安と絶望を垣間見る思いがします。

      アメリカの中西部、シカゴ郊外のレイク・フォレストに住む中流階級(アッパー・ミドル)の、ありふれた「普通の人々」の生活を、真正面から生真面目に描いたこの映画は、ロバート・レッドフォード監督の深い感受性と繊細で厳しい眼差しに基づいていて、この映画を通じて彼は、アメリカ社会を支えてきたWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)を侵食している社会の根深い病根を診断しようとしているかのようです。

      レッドフォード監督は、何故この作品を最初の監督作に選んだのかについて、「アメリカでは、家族という社会単位は腐蝕しつつあり、誰しもが、その潜在意識の中で家族に不安を抱いていると思う。家族生活の型や儀式的な部分は失われてしまった」----中流社会における"家族生活の型や儀式的な部分とは、この映画の中の母親に見られる、世間体を気にする生き方だと思います。

      レッドフォード監督は、「自分が大人になり旅を多くするにつれ、人々が、自分が本当は何者なのかという事より、見せかけの方をもっと気にしていると気づいた」とも語っていて、"普通の人々"の"普通の生活"における、"見せかけ"の生き方よりも、自分の感情を直視した、正直な生き方を選ぶレッドフォード監督にとって、この映画は、家族の中で感情がどのように扱われているのか、あるいは見逃されているのかという点が重要なのではないかと思います。

      レッドフォード自身、彼の父親は会社の重役で裕福に育ったものの、母親を早くに失くし、少年時代から愛情というものに飢えて育ち、孤独で淋しがり屋でした。そのようなレッドフォードだけに、ジュディス・ゲストという主婦の書いたこの原作を興味深く読み、その底知れぬ、家庭内での孤独感というものに身震いするほどの切ない思いを味わったのかも知れません。

      彼は、「僕は若い時から家庭の愛情の問題で深刻に悩んでいた。父も母も良い人たちだったが違和感もあった。僕は自分の言う事が人に通じないのを何よりも恐れていた」とも語っていて、そのような意味から、やはりレッドフォードは、この映画を通して彼自身の事を語っていたのかも知れません。

      "親は子供の感情に素直に反応すべきであり、子供の言う事に真剣に耳を傾けるべきではないのか"----というレッドフォード監督がこの映画に託した痛切なメッセージが映画の背後から、聞こえてくるような気がします。

      尚、この映画は1980年度の第53回アカデミー賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀助演男優賞(ティモシー・ハットン)、最優秀脚色賞を、同年のゴールデン・グローブ賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞(ドラマ部門)、最優秀助演男優賞を、また、同年のニューヨーク映画批評家協会の最優秀作品賞を、LA映画批評家協会の最優秀助演男優賞をそれぞれ受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/05/04 by dreamer

      「普通の人々」のレビュー

    • 4.0

      タイトルからして一体何が普通なのか。
      それがこの映画を観たとき思った疑問なのだが、確かに起こりうる可能性として見逃すことは出来ない。
      そして現実に目を向けなければ、問題は解決しない。

      兄が事故死。罪の意識を持つ弟は自殺未遂。
      そこで家族の在り方が問われるが、母は空想の世界に逃げたかのようで現実には目を向けない。
      父は問題を頑なに避ける。
      弟は罪から逃れることが出来ず、苦悩を医者に対してしか言えない。

      傍目からは"普通"でもその中身は崩壊寸前。
      口を利けばすぐ喧嘩。みな逃げたくてしょうがない。

      監督のレッドフォードはこの問題を一度崩壊させて再生へと導こうとする。
      このアプローチは人それぞれだろうが、崩壊はある種危険な賭け。
      それはラストが端的に示すが、はっきりいって本音は最後の10分間ぐらいだ。

      ここから始まる再生はいかなるものか。願わくばこれが"普通"であると思いたい。
      >> 続きを読む

      2015/04/01 by オーウェン

      「普通の人々」のレビュー

    • 全然普通じゃないですね…!!

      >傍目からは"普通"でもその中身は崩壊寸前。
      こういうのは現実にもありそうですね、、そう意味では普通なのでしょうか。。 >> 続きを読む

      2015/04/01 by coji

    普通の人々
    フツウノヒトビト

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