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蝉しぐれ

ジャンル: ドラマ , 時代劇
公開: 2005/10/01
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝

    蝉しぐれ の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "日本の美しく豊かな四季を、じっくりと描くぜいたくな映画「蝉しぐれ」"

      「藤沢周平氏に捧ぐ」という献辞に続き、冬の吹雪や夏の坂道の風景で始まる時代劇「蝉しぐれ」。

      構想に十年以上かけたという黒土三男監督は、美しい四季と作り込んだ美術によって、"藤沢文学の世界"を丁寧に再現していると思う。

      舞台は東北の小藩「海坂藩」。下級武士を養父に持つ牧文四郎は、幼馴染のふくに淡い恋心を抱いていた。ところが藩の派閥争いに巻き込まれて父が切腹----。

      こうして、謀反人の子として成長した文四郎は、殿の側室となったふくが、新たな抗争に巻き込まれていることを知る----。

      市井に生きる人々の哀歓を描いた藤沢文学が、根強い人気を誇るのは、清貧や誠実といった言葉で表される「日本人の心」が、私を含めた多くの藤沢周平の読者の胸を打つのだと思う。

      そして、それが失われつつある現代だからこそ、"郷愁と共感"を覚えるのかも知れない。

      藤沢文学の代表作とも言えるこの時代小説の映画化に当たり、黒土三男監督が最も重視したのは、物語の舞台背景だと思う。

      遥かな山並みを見渡す庄内平野の景色。風雨に一年間さらした組屋敷のセットが醸し出す質感。桜が咲く穏かな春から、雪が降りしきる厳しい冬まで、豊かな四季をじっくりとらえた映像が、非常に目に心地よいのだ。

      映画はストーリー展開を急がず、むしろ日本の原風景を描写することに力を注いでいるように見える。そして、そこから生まれる郷愁が、市川染五郎と木村佳乃の切ない恋物語を引き立てているのは間違いない。

      CGという魔法で画像を自由自在に操れるようになり、映画製作にもスピードと効率が求められる今の時代に、時間をかけて自然を撮ることなど望むべくもない。

      そういう意味でこの作品は、とてもぜいたくな映画だと言えると思う。
      >> 続きを読む

      2017/01/26 by dreamer

      「蝉しぐれ」のレビュー

    • 3.0

      忘れようと、忘れ果てようと、忘れられるものではございません。

      正直に言うと山田洋次さんに監督をつとめて欲しかったかな。でも悪くはなかった。日本風景が綺麗でしみじみしたし、殺陣もきれがあった◎
      今田さんはどうしても鼻につくが、ふかわは全然問題なかったと思う。でも一番良かったのは緒形拳さんでしたね☆
      でも、やはり展開が急ぎ足だったかなぁ。元々二時間じゃおさめられない内容だったかもしれない。

      2015/02/15 by きりゅう

      「蝉しぐれ」のレビュー

    • 4.0 切ない

      主人公・染五郎にやや違和感あり。原作に忠実な作品だと思うが、最後の逢瀬については、映画ならではのふくらまし方があっても良かったと思う。

      2015/01/08 by hira

      「蝉しぐれ」のレビュー

    • >映画ならではのふくらまし方
      映像だから表現できることもあるし期待してしまいますよね! >> 続きを読む

      2015/01/09 by coji

    蝉しぐれ
    セミシグレ

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