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小さな中国のお針子

Balzac Et La Petite Tailleuse Chinoise
ジャンル: ドラマ , ラブロマンス
公開: 2003/01/25
製作国: フランス
配給: アルバトロス・フィルム

    小さな中国のお針子 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「小さな中国のお針子」の原作者は、中国人ですが、中国語ではなくフランス語で出版、それが中国以外の国でベストセラーになり、もともと映画監督だったので、フランスの資本で自分の小説を映画化し、中国で撮影したものの、中国では公開されないという、非常に風変わりな経過を辿っている映画です。

      中国での公開が許されなかったのは、恐らく、濡れ場のせいでしょう。
      文字通りの濡れ場で、恋人同士が川の中で水に浸りながらしてしまうというシーンがあるんですね。

      全然いやらしくなくて、とてもきれいなシーンでしたが、中国ではダメでしょうね。
      恋愛映画にこういうシーンがないというのも、実に物足りないというか、リアリティに欠けるものですからね。
      やっぱり、あって正解です。撮りたいシーンを自由に撮ることが出来ないのは、映画監督としては最悪の状況でしょう。

      この映画は、親友同士の男性二人と女性一人の恋愛ものです。
      舞台は、文化大革命当時の中国の山奥。
      都会の知識階級の青年二人が、下放政策で農作業をさせるために送られて来ます。

      そして、二人は村の仕立屋の娘と知り合い、恋に落ちるのです-------。

      「芙蓉鎮」も文化大革命時代の悲劇を描いていましたが、あれほど政治色は濃くありません。
      文化大革命時代の情景は、あくまでも舞台設定であって、描いているのは青春時代のほろ苦い思い出という感じがします。

      実際、ダイ・シージエ監督も「文革は、物語に真実味を与えてくれる背景にすぎません」と語っています。
      あまり濃くないとはいえ、やはり文革とはひどいものだったんだなと思ってしまうエピソードがいろいろ出て来ます。

      後半になって、いきなり27年後のシーンに飛ぶので少しびっくりしましたが、それでお終いかと思ったら、また27年前に戻ったりするのです。
      ここだけが、少し気になりましたが、あとはセンチメンタルでビューテイフルでロマンティックで、とても素敵です。

      何より、中国の山奥の大自然の風景が素晴らしい。
      そして、三人の俳優が自然な演技をしていて、とても好感がもてましたね。
      >> 続きを読む

      2018/07/29 by dreamer

      「小さな中国のお針子」のレビュー

    • ぴぐじい 様

      コメントありがとうございます。

      ぴぐじいさんのレビューは、他の方とは違う視点で、映画と真摯に向き合い、深くて含蓄のある豊かな内容になっていて、いつも感心して拝読させていただいています。

      これからも、期待しながら素敵なレビューをお待ちしています。
      >> 続きを読む

      2018/08/27 by dreamer

    • dreamerさんのような、名レビュアーさんから、このようなお言葉をかけていただき、恐悦至極です。しばらく、レビューをサボっていましたが、また気を取り直して、下手の横好きかも知れませんが、頑張ってみようかと思います。ありがとうございます。 >> 続きを読む

      2018/08/27 by ぴぐじい

    小さな中国のお針子
    チイサナチュウゴクノオハリコ

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