こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

ブルー・スチール

Blue Steel
ジャンル: ミステリー・サスペンス , アクション
公開: 1990/04/28
製作国: アメリカ
配給: ベストロン映画

    ブルー・スチール の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全2件
    • 4.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      拳銃がこんなにも魅惑的でエロティックな存在だなんて、今まで全然知らなかった。そして、一人の人間の運命ぐらい、あっさりとねじ曲げてしまうほど妖しく美しい武器だということも-------。

      このキャスリン・ビグロー監督の「ブルースチール」は、そんな拳銃に魅入られてしまった男と女の物語だ。

      舞台はニューヨーク。他のどこでもなく、24時間緊張を強いられ、孤独な人間の多いこの街だからこそ起こった出来事だ。

      主役のジェイミー・リー・カーティスが実にチャーミングだ。タフで腕のいいポリスウーマンでありながら、素顔は少女のようにナイーヴな女性を、まるで自分の地であるかのように演じきっている。

      骨格美とでも呼びたくなるようなスラリとした肉体を、ブルーの制服に包んだ彼女の凛々しさといったら、比べようもないくらいに決まっている。そして、時おり見せるシャイな笑顔の可愛らしさも、実に素敵だ。

      トータル的に見れば、中性的な雰囲気を漂わせているのだけれど、なぜか胸だけは豊かで、制服にひどく華奢な時計をコーディネートしていたりするのだ。

      メーガン・ターナー(ジェイミー・リー・カーティス)は、ポリス・アカデミーを卒業して生涯の夢だった警察官となった。パトロールの第一夜、スーパーマーケットの押し入り強盗を発見した彼女は、正当防衛で強盗を撃ち殺すのだった。

      しかし、犯人の持っていた拳銃は、事件現場から忽然と消えていたのだ。そして、動機なき殺人事件が発生する-------。

      アンバランスな魅力をたたえた彼女が、目の前で強盗を撃ち殺す。轟音、硝煙の匂い、飛び散る鮮血、そして死体。

      毎日、神経をすり減らして都会で生きてきたロン・シルヴァー扮するビジネス・エリートが狂ってしまったのも、決して不可思議なことではないと思う。

      なぜなら、我々は拳銃で人が殺される瞬間を目撃したことはないのだ。だから、もし、実際にそういう場面に出くわした時、自分が正常でいられるかどうかなんて、いったい誰が断言できるというのだろう。

      そのあたりをヒリヒリするような皮膚感覚で、しっかりと描くことで、この映画は単なるアクション映画とは一線を画していると思う。

      ブルーの光に彩られた夜のシーンが、実に美しい。数分後、わが身にどんなことが起こっていてもおかしくはないようなマンハッタンの夜を、ハリウッドを代表する女流監督のキャスリン・ビグローは、テンション高く、それでいて幻想的に描いている。

      優れたビジュアル・センスの持ち主であるキャスリン・ビグロー監督だが、彼女の才能を端的に示しているのは、タイトルバックに撮った38口径スミス&ウェッソンの超クローズアップだ。

      とにかく彼女の作る映画は、ストイックでエロティックで、そしてテクスチュアーを感じさせる絵作りになっていて、いつ観ても私は魅了されてしまうのだ。
      >> 続きを読む

      2017/12/25 by dreamer

      「ブルー・スチール」のレビュー

    • 3.0

      女性ながらもキャスリン・ビグロー監督作品は、一貫して男勝りな作品を撮り続けている。
      「ハートブルー」や「ハート・ロッカー」の演出を見ても明らかだが、女性が主役でも骨太な作りは変わらず。

      これもその一品で、アクションものには珍しいがジェイミー・リー・カーティスが警察官に扮するバイオレンスもの。

      スーパーに入って銃で脅す強盗犯を射殺して解決したジェイミー。
      ところが強盗犯の銃を、そのときスーパーにいた男性客が拝借してしまう。
      これによってジェイミーは無抵抗を射殺した責任を取り謹慎。
      そんな折に偶然の出会いから会った男性。その男はスーパーにいて拳銃を盗んだ男だった…

      物語を見てもこの偶然があまりにも出来すぎだが(笑)そこから男が徐々に本性を発揮し、銃に取り付かれて犯罪を重ねていくサイコパスへと変貌する。

      二人が対峙した後には死体が。犯人は捕まるもその都度弁護士が割って入り、無罪で釈放。
      このやり取りが何度も続くので、その点では多少だれる。

      しかしロン・シルヴァーの憎々しい犯人像は中々ないタイプなので新鮮ではある。

      銃願望が犯人にはあるというのがポイントで、すべては最初のスーパーから始まっている。
      迫力はあるが深みはないので、他のアクション映画と比べても特筆すべきは見つからないのが残念。
      >> 続きを読む

      2015/08/15 by オーウェン

      「ブルー・スチール」のレビュー

    この映画を最近、ラックに追加した会員

    ブルー・スチール
    ブルースチール

    映画 「ブルー・スチール」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画