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阿弥陀堂だより

ジャンル: ドラマ
公開: 2002/10/05
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝=アスミック・エース

    阿弥陀堂だより の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「阿弥陀堂だより」は、移ろいゆく四季の風景の中に、生死の物語が溶け込んでいく、清冽な映画だ。

      淡々と綴る人間模様に、人生を達観したような深みを感じさせてくれる。

      先端医療の第一線で活躍する医師(樋口可南子)が、心の病を患い、小説家の夫(寺尾聡)の故郷、信州の山村に、夫婦で移住することになる。その山村での自然や、そこで暮らす人々との出会いの中で、徐々に回復を遂げるという物語だ。

      山のお堂に住み込み、死者をまつる女性(北林谷栄)や、自然の理として自らの死を受け入れる元教師(田村高廣)ら、現代人にはない"自然観"や"死生観"の持ち主が、この夫婦を新しい"生"へと導いていく。

      演技であることを忘れさせる迫力で、北林谷栄が泣き笑いし、田村高廣の死にざまが胸を打つ。はかなげな樋口可南子や透明感のある小西真奈美も好演していると思う。

      そして、故黒澤明監督のスタッフによる、美しい映像や自然の音色が、出演者俳優たちの無理のない演技と調和し、"人間と自然との見事なアンサンブル"を奏でていると思う。

      リアリティーを重視し、あざとくドラマを盛り上げることを避けた演出が、実に潔いと思う。

      この映画は、黒澤明組の助監督だった小泉尭史監督の二作目の作品で、黒澤明脚本の忠実な映像化に努めた前作「雨あがる」とは違い、のびやかな演出が伝わってくる。

      人間は自然の一部というのは、よく聞く言葉だが、これが人間ドラマの劇映画の分野で実践されると、妙に新鮮だ。
      >> 続きを読む

      2016/12/13 by dreamer

      「阿弥陀堂だより」のレビュー

    • 2.0

      特に説明もないまま田舎にやってきた夫婦。
      何かしらの理由で帰ってきたものと分かるが、穏やかな生活に夫婦は精気を取り戻していく。

      スローライフのような中身だが、是枝監督の「歩けども、歩けども」に似ていると感じた。
      敢えて深く心情に入り込まなかったのか。
      むしろ田舎の風景に騙されたかのようにも思った。

      まあこの雰囲気を好きな人はいるのだろうけど、これは好みの問題。

      おうめ婆さんを演じる北林谷栄のあまりにも自然な佇まいには驚いた。
      普段からこういう生活をしているのだろうと思わせる感じ。
      この映画の中で誰よりも印象に残った。
      >> 続きを読む

      2015/04/07 by オーウェン

      「阿弥陀堂だより」のレビュー

    阿弥陀堂だより
    アミダドウダヨリ

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