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硫黄島からの手紙

Letters from Iwo Jima
ジャンル: ドラマ , 戦争
公開: 2006/12/09
製作国: アメリカ
配給: ワーナー・ブラザース

    硫黄島からの手紙 の映画レビュー (最新順)

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    全21件
    • 3.0 ハラハラ

      クリント・イーストウッド監督の超話題作。絶賛の嵐。
      好きな監督だけど、これだけ前評判が高いと、自然と期待過剰になってしまい、実際見たときに、なんとなくガッカリしてしまうというのはよくあることだけど、この映画もそうなってしまった。

      まず冒頭の発掘シーン。
      日本人出演者のセリフの棒読みに苦笑。観ようとするテンションがガタ落ち。

      しかし映画としては水準以上のデキで、最後まで飽きさせない。
      ただ、なぜこの監督が、日本人側からみた硫黄島の戦いを撮りたかったのか、いまいち理解できなかったけれども。

      戦争の愚劣さ、とりわけ旧日本軍の非人道性・没論理性を、栗林中将やバロン西など優れた軍人の存在と対比させながらを描いていて、それはそれで分かりやすいんだけれども、その分かりやすさというのがどうも外から見た分かりやすさにすぎないように思える。旧日本軍や軍国主義に対する理解も批判も正当なものではあるんでしょうが、教科書を読んで要点をきちんとまとめました的な優等生的回答に過ぎるため、結局平板なものにしかなってないのではないか。そういうことの象徴が、冒頭の日本語棒読みのセリフに現れているような気がする。

      とはいえ手榴弾による自決シーンはさすがに凄い。この強制的な自殺の場面は見ていて胸糞が悪くなる。相手と闘わないで自分たちでドンドン死んでいくこの馬鹿馬鹿しさ。また、すぐにヒステリー的突撃に走って無駄に犠牲を増やす堪え性のなさ。頭の悪さ。中村獅童演じる伊藤中尉はその典型で、まるで狂人である。

      でも、なんとなくその気持ちや行動がわかるような気がするのが薄気味悪いところで、あの場にいたら、それぞれの階級や立場に応じて、われわれもきっと同じように振る舞っただろうと思えるのだが、そういうのは日本人に独特の心性なのだろうか。日本以外の国の人が見たら、どう感じるのか、狂っているという以外に、なにか理解できるところがあるのかどうか聞いてみたいものだ。

      そんなことを思ったけれども、深く考たわけではなく、映画館を出てしばらくすれば忘れる程度の軽い感想で、普通のアメリカ娯楽映画を観たときと一緒。

      また観にいきたいと思わせるレベルの映画ではありませんでした。わざわざこの監督が作らなくても、誰かが作ってくれそうな映画。

      クリンス・イーストウッド監督も結構な年なんだから(77歳)、この先そう何本も作品を残せるわけはないので、ほかに撮らなきゃいけないものがあるんじゃなかろうか。そう尋ねてみたくなる。

      いや、これがそうなんだということかもしれませんけど、教科書的な公式見解以外に、ここで何を言おうとしていたのか、いまいちピンときませんでした。
      >> 続きを読む

      2018/12/28 by Raven

      「硫黄島からの手紙」のレビュー

    • 5.0 泣ける 切ない

      本当に素晴らしい映画だった。アメリカが唯一、尊敬する日本軍人が栗林中将だと聞いていた。確かにアメリカと日本の中間点にいる軍人だなと思う。泣かせようとしない見せ方なのに、二宮君と家族の会話をしている時の(家族の為に死ぬつもりが、家族の為に生きたいとも思った)などの台詞は泣けた。皆がそう思い、本土の平和の為に死んでいたんだろうな。せめて、今日ぐらいは第二次世界対戦で死んだ人達の冥福をお祈りしてします。

      2018/09/20 by 無月斎

      「硫黄島からの手紙」のレビュー

    • 5.0

      日本兵もアメリカ兵も、敵を憎む人や捕虜を殺す人、敵であろうとも捕虜を助ける人、国が違い敵同士なのだけれどみんな同じで様々な人間がいたんだなと改めて感じました。この映画は他の戦争物と違い、泣ける演出は少なめだと思いますが、栗林中将の言葉一つ一つがとても重たくて心に響きます。せめて終戦記念日だけでも、国のために戦った彼らに黙祷を捧げたいと思います。

      2018/09/17 by さくら餅

      「硫黄島からの手紙」のレビュー

    • 3.0 泣ける 切ない

      アメリカ人が撮ったとは思えない映画。重い映画であるが、最後に不思議な余韻が残る。

      2018/09/11 by kinako

      「硫黄島からの手紙」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      アメリカ留学の経験を持ち、親米派でありながらアメリカを最も苦しめた指揮官として知られる知将・栗林忠道中将が家族に宛てた手紙をまとめた『「玉砕総指揮官」の絵手紙』を基に、本土防衛最後の砦として、死を覚悟しながらも一日でも長く島を守るために戦い続けた男たちの悲壮な最期を見つめる。
      主演はハリウッドセレブの仲間入りを果たした渡辺謙、そして各方面から注目を浴びている二宮和也。



      思い起こせば01年のパール・ハーバーとかを日本人が下手に喜んじゃったモンだから申し訳なく思って双方の大儀を酌んだ両側面の映画を撮ってみたらどうだろう...てな勢いで作られたのかな。劇中にも「己の正義」という言葉がでてきますが、つまりその辺。
      戦争映画としては作りが目新しい。何部作とかにして関連興行成績に結びつける商売をしたい映画業界の思惑ともピタリと一致!
      ソコが全てであって戦後60余年、もう最後の太平洋戦争の大作かもしれない。正直、戦争モノは見飽きたオイラ。その辺がこの評判の映画を見遅れした要因だったりしますが...。

      西郷や栗林の手紙もだけど、サムの母からの手紙。
      先日見た手紙の時も思ったんだけど手紙というツールがポイントで、この映画にはポエトリーファンタジーとして重い雰囲気を優しくする役割を果たしている!
      思うに、兵隊さんの心の声を漏らせば非国民の如き軽々しくなりそうなところを詞的な文面にモノを言わせているわけです。
      それだけに二宮君の演技はアメリカうけしたそうですが、自然と言えば聞こえがよくなっちゃうけど飾らなすぎて今時の若者っぽくてホントのところちょっと違和感はありました。
      >> 続きを読む

      2018/08/03 by motti

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