こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

ダラス・バイヤーズクラブ

DALLAS BUYERS CLUB
ジャンル: ドラマ
公開: 2014/02/22
製作国: アメリカ
配給: ファインフィルムズ

    ダラス・バイヤーズクラブ の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全21件
    • 0.0

      役作りのために21kgも減量したみたいだけど、これって食事制限じゃないよね、断食だよね??というかもはや絶食だよね?!?

      というくらい、マシュー・マコノヒーの激ヤセ姿は衝撃的でした。まぁ絶食はないにしても固形物の摂取は3日に一度程度だったんじゃないでしょうか。
      とにかく細い(゚д゚lll)
      痛々しいほどに細い(゚д゚lll)
      『トイ・ストーリー』のウッディより細いよ(゚д゚lll)
      あれでよく立っていられたなぁ……終盤あたりの撮影なんて、ほぼ点滴でやりきった感じすらします。そんなコンディションでセリフを覚えて演技するなんてそれが仕事、それがプロとはいえすごすぎます。おまけにオスカー受賞なんて結果も出しちゃう、何だかすごいという言葉も薄っぺらく聞こえてくるくらいです(でも実際すごいとしか言いようがない(*_*))。

      30日。ロンが宣告された余命。
      そこから7年もの延長戦に持ち込めたのは、

      「この俺を30日で殺せるものなんてない!」

      余命宣告をされた時に啖呵を切ったこのセリフ、これに尽きるでしょう。死ぬわけない、そんなことあるわけない。その信念のような思い込みがロンを奮い立たせ(時に暴走させ(笑))てきたように感じます。

      「思考は現実化する」、心理学なのかスピリチュアル系なのかよく分からないけど時々耳にするこの言葉、正直私はあまり信じていないのですが(というか心配症ゆえ現実化しちゃったら困る思考がたくさんあるから、あまり信じたくない(^_^;))、本当にこういうことって起こりうるのかもしれませんね。

      そして生への執着と共に西へ東へと飛び回るロンを見ていたら、そのすさまじい熱量に“死”の方が根負けして“生”に彼を譲ったようにも見えました。体は折れそうなくらい細いのに権力には絶対折れない、やることも大胆だし神経だってかなり図太い。とにかく生きるエネルギーが全身からこれでもかというほど漲っていました。あの勢いだとたとえ“ジョー・ブラック”が正装で迎えに来たとしても、一喝して追い返してしまうだろうな(笑)

      ロンはHIV感染が発覚する以前は、自堕落ながらも好きなことをやって好きに、彼らしく生きていたからそれはそれで満足してたとは思います。でも本当の仲間は誰かを、真の友情とは何かを命のカウントダウンに直面して初めて気づいた。見つけることができた。これは病気と引き換えに得た、彼の1番の幸運のような気がします。

      さて、30日目からの延長戦の果てに迎えた最期。
      「死ぬ時はブーツを履いていたいんだ」と言っていたロンですが、そうできたでしょうか?
      私はできたと、そして向こうにも履いて行ったと思いますよ。もちろんあのハットも被って。

      だって彼はカウボーイなんですから。
      >> 続きを読む

      2021/03/01 by 水川 灯子

      「ダラス・バイヤーズクラブ」のレビュー

    • 5.0 泣ける 切ない ハラハラ クール

      すごく良かった!
      何が良かったって、ストーリーも役者も結末も音楽も全部。
      アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞のダブル受賞も納得。

      実話なのに、最後までどういう展開になるのか全然見えなくて、夢中になって見た。それはひとえに、型にはまらない主人公の破天荒な性格による。
      この人、次に何をするのか、全然予測がつかないんだよね。
      酒とドラッグとギャンブル漬けで、偏狭なものの考え方が見え隠れするような言葉を平気で吐くかと思えば、納得がいくまで図書館できちんと調査もするし、むちゃくちゃやっているようでいて、本気で仕事をしている人の言葉にはちゃんと耳を傾ける。
      そして、ここぞというときはすごく大胆。

      地頭がいいんだろうなぁ。ストリートワイズって言うの?

      当時の状況について、いろいろと知らない事実もあって、あらためて、「病気」や「死」というものについても考えさせられた。特に、今の状況ではタイムリーすぎる。

      今ではもう「エイズは死ぬ病気じゃない」となっているけど、あの時代は「発症すれば必ず死ぬ」と言われていた。でも、薬害による死もあったんだなぁ。知らなかった。
      薬害、というと薬が悪いような印象を与える言葉だけど、どっちかっていうと「知らない誰かの死より、自分の懐に入るお金を重視した人たち」の害だよね。

      あまりにこの映画がおもしろかったので、見終わった後、関連記事をむさぼるように読んだのだけど、主人公が作ったあのビジネスのアイデアは彼のオリジナルではなくて、当時、エイズ患者の増加とともに爆発的に増えたビジネス、とあって、そんな話は全然知らなかったので「へぇぇー!」と思った。

      主人公は自分が売る薬の効果について、自分の体を使って裏を取っていたけど、生きようと必死になっている人を食い物にした人たちも多くいただろうと思う。


      実物のウッドルーフの一人娘がインタビューで、マシュー・マコノヒーの演技は素晴らしくて、あまりに本人に似ているので、辛くて映画を見ることができない、特に話すときの目の感じがものすごく似ていて・・・と語っていた。

      顔立ちはそれほど似ているとは思えなかった。マシュー・マコノヒーの演技が良かったのはもちろんだろうけど、モデルになったロン・ウッドルーフとマシュー・マコノヒーが同郷、というのも、もしかしたら大きいのかもしれない。
      私はもう故郷を出て長く経つので、地元の言葉がうまくしゃべれなくなってしまったのだけど、TVなどでその地方の人が話しているのを聞いた瞬間、耳よりも体が先にピクっと反応する。
      関西の、すごく狭い地域のみの独特のイントネーションがあって、たぶん関西以外の人には違いが分からないと思うのだけど。
      体にしみこんでいるんだと思う。
      >> 続きを読む

      2020/06/05 by みけ猫

      「ダラス・バイヤーズクラブ」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      当時、アカデミー賞などの評価が高くてチェックしていたけどなかなか見る機会がありませんでしたが、ようやくU-Nextで視聴。
      ドラッグと女と賭けロデオにおぼれるどうしようもないおっさんとして登場してきた主人公が、エイズを発症し、医薬品認可に関わる社会問題に関わって、いつのまにか正義の味方?的になっていくお話。80年代中頃までのエイズに関わる社会の認識など、へー、そうだったんだあ、とお勉強になるお話です。 俳優さんたちの役作りがすごいです。見る価値あります。

      2019/08/04 by もかぽん

      「ダラス・バイヤーズクラブ」のレビュー

    • 3.0

      テキサスのクズオヂさんがHIV陽性きっかけに尊敬される人になるまでの物語.
      病気発覚前のロンはイメージ通りのテキサスの荒くれ者で,売春婦とはドカドカ関係するのに女性蔑視が初期装備で,同性愛者を軽蔑しジコチュウの権化さんで病気になったとしても同情される余地のない人間だった.
      しかしだからこそ政府に,FDAに,そしてAZTに疑問を持てたのかもしれない.その(ネガティヴな意味であっても)ヴァイタリティーなればこそ,余命30日と言われてからその後7年も生き永らえたのだろう.まさに「悪名は無名に勝る」である(使い方違うけど).
      本作のクラブのような存在を知ったのは本作の収穫.薬代月額400ドルは決して安い金額ではないが,向こうの制度下ではお安いのかもな.ましてや認可されてない薬を入手できるのだもんね.そのクラブが摘発され証拠資料をDEAが押収してたけど,この辺りのFDAやら捜査機関との関係性ってどうなってんだろな.FDAってブレバのせいで麻薬事件専門の機関って思ってたんじゃが.規制物質法案件で出張ってきたのかしら.
      機関といえば途中日本の研究機関でてたけど,マコノヒーは来日して撮影したの?ロンが週刊プレイボーイ持ってたのはちょっと笑った.
      そのマコノヒー.笑いながら嗚咽するシーン,蛾の飼育小屋のシーンは鳥肌だったな.あぁ,デニーロ/クリ・べ/マコノヒーに関しては体重の増減に関しては感心しないから.なんか凄すぎて逆に不感症気味になってまう.
      体重と言えばジャレレドも減量して頑張ってたな.ロンとのなんとも言えない友情には軽く涙した.どんどん健康(HIVだけど)になってくロンと対称的にシミだらけの肌になってく厳しさ感じ取れたもんな.でも同性愛者の役→ジョーカーの流れってどうしたってヒース思い出しちゃうよね.ブロークバック→ジョーカーで.
      低年齢層の性病患者が増えてる日本では,高校生の視聴課題作品にしてもいいんじゃねの、とは思いました.
      >> 続きを読む

      2017/08/13 by 叡福寺清子

      「ダラス・バイヤーズクラブ」のレビュー

    • 5.0 切ない 元気が出る

      しばらく前からニュースで知ってはいたが、マシュー・マコノヒーの激痩せは充分過ぎるほどに意味のあるものだと作品を見て知ることになる。

      1980年代のアメリカ。ロデオボーイで日雇い稼ぎな毎日のロン。
      ある日医者に宣告されたのはHIVの陽性であるという宣告。
      エイズの認識に驚いたロンは独学で学び、未承認の薬を他国から買いエイズ患者に捌くダラス・バイヤーズクラブを立ち上げる。

      まず驚くのは80年代のエイズへの認識。
      同性愛者のみが掛かる病気ということだったり、接触すらも恐れるという知識の無さ。
      だからかその解決法や医療技術も未知のもの。

      登場時からマコノヒーの頬は痩せこけており、肩幅や筋肉など明らかに削いだ状態が分かる。

      一方女装したジャレッド・レトーもそれに負けず劣らずな熱演。
      こちらもエイズによって体は痩せこけており、最初見たときは女装とは気付かぬほどの化けっぷり。

      主演・助演ともにオスカー獲得に異論のない体の激変ぶり。
      役者魂をしっかりと見た。
      >> 続きを読む

      2017/06/16 by オーウェン

      「ダラス・バイヤーズクラブ」のレビュー

    もっとみる

    ダラス・バイヤーズクラブ
    ダラスバイヤーズクラブ

    映画 「ダラス・バイヤーズクラブ」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画