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シェルブールの雨傘

Les parapluies de Cherbourg
ジャンル: ミュージカル・音楽映画 , ドラマ , ラブロマンス
公開: 1964/10/04
製作国: フランス
配給: 東和

    シェルブールの雨傘 の映画レビュー (最新順)

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    全7件
    • 3.0

      色鮮やかな色彩世界が、徐々に色を抜かれ、ついには雪と夜のモノトーンに終着する。
      若者たちの、熱く燃え上がった恋はあっけなく霧散した。
      彼らのことを愚かだとは思わない。ただ若かっただけ。
      すっかり大人になれば、そりゃ2年なんて瞬く間に過ぎ去り、心変わりの隙なんて生まれないだろう。
      けれど、すべてが初めての体験の連続である濃ゆい時間を生きる若者たちにとって、未体験の2年を推し量る術などない。
      それは、時代も、国も、関係なく、普遍的な若者たちの姿だ。

      全編を歌唱で綴る完全なるミュージカル構成がやはり印象的。
      そして、画面を彩る色彩が、そのまま主人公たちの心模様を映し出す。
      今年のアカデミー賞を席巻した「ラ・ラ・ランド」が、今作の影響を多分に受けていることは明らかだった。
      映画史においての一つのエポックメイキングとなった作品であることは間違いないと思える。
      大女優カトリーヌ・ドヌーヴを生み出した作品でもあることも、そのことに拍車をかけている。

      時代を越えて、この映画の主人公の若者たちは、大人たちをやきもきさせてきたことだろう。
      しかし、人生を「選択」することこそが、若者たちの特権だということも、大人たちは知っている。
      だからこそ、限られた華やかさと美しさに彩られたこの映画を、人々は心の中で愛し続けるのだろうと思う。

      結果的に、若者たちは不幸になったわけではない。むしろ逆だろう。
      恋の未成就をさめざめとしたハッピーエンドとして描き出したこの恋愛映画の在り方は、公開当時、歌唱や色彩の演出以上に、センセーショナルだっただろうな、と思う。
      >> 続きを読む

      2017/05/12 by tkl

      「シェルブールの雨傘」のレビュー

    • 評価なし

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      物悲しいテーマ曲しか知らなかったが
      がっつりミュージカルやんか!

      ヒロインのオカンの言う通り
      16歳で一生の愛を語るなんて
      早すぎたんやな、
      このヒロインの場合は

      彼の電車が行ってしまったら
      背を向けてしまってたが
      幼いな、
      ああいう所

      求婚してきた金持ち男性が
      誠実というだけで
      気持ちが動いてしまったし

      主人公からすれば
      傷を負って帰国して
      やっと彼女と結婚できると思っていたのに
      お腹の子ごと彼女が消えてたなんて
      悲惨極まりない

      ヒロインの結婚式の場面では
      あ~あ
      と言い続けてしまった

      2人が再会して
      何となく近況の分かる会話をして
      別れるラスト、
      切ないというより
      どうか
      彼女より彼の方が
      幸せな今であってほしいと
      切望してしまった

      それにしても
      美しい色合いやったな、
      人物の衣装や傘だけでなく、
      壁紙とかまで
      テクニカラーなんかな?

      わらけたのは
      ヒロインが徴兵される主人公を見送る場面で
      電車にひっつきすぎやった事

      それと序盤
      ヒロインが16歳、
      主人公20歳、
      どこがやねんっ!

      色々ツッコミどころはあるが
      音楽と色の美しさに免じて
      スルーしよう

      それにしても
      しらなかったが、
      徴兵制度がフランスにもあってんな

      徴兵されてなくても
      あのヒロインなら
      いずれ彼を捨てたかもしれへんけど
      病気の家族をおいて
      仕事をおいて
      2年間の徴兵て…

      不便と呼ぶには
      理不尽すぎる制度やな、
      改めて
      戦争はアカンと思う
      >> 続きを読む

      2017/01/15 by 紫指導官

      「シェルブールの雨傘」のレビュー

    • 4.0 切ない

      デジタルリマスター版のリバイバル上映、しかも入場料1000円!ということで、朝10時から、見に行って参りました。
      あらすじについてはについては橋本治氏の著書『貞女への道』(登場人物男女四人の分析が披露されています)を随分前に読んでおりましたので、だいたいわかっておりましたが、大いに気づいたのは

      純愛モノではない

      ということ。見事に都合よく人間関係が収まっていきます。
      まあそれでも、見る価値は大いにあったかと。涙活にはちょっと向きませんでしたが。

      個人的にはぐっときたのは、ジュヌビエーブの彼氏ギィが、兵役に赴くために列車に乗り込むところ。やはり、別れは鉄道だよね……と思うのですが、ジュヌビエーブはいつまでも手を振って見送るのではなく、実はあっさりと背中を向けます。
      その後、ギィが住んでいた伯母さん宅に下宿していたマドレーヌ(地味子なのですが相当キレイな方です)がどう変わっていくかも見どころです。


      他人の吹き替えによる口パクとはいえセリフが全部歌で、フランス語の勉強になりますし、何より1960年前後という世相を反映しています。兵役、アルジェリア紛争、 今風に言うなら帰還兵のPTSD、教育観(ジュヌビエーブは当初17歳という設定。どうも、家事手伝いみたいで、リセで勉強しなくて良いのか?)、結婚観、家族観、貧困と階級(結婚の重要な要素になってました、まだ!)等々。
      ジュヌビエーブ役のカトリーヌ・ドヌーブが、本当にどアップに映ると吸い込まれそうなくらいキレイです。どうも、近年の彼女しか知らないので。
      ギィ役のニーノ・カステルヌオーボは「イングリッシュ・ペイシェント」にもご出演とか。
      >> 続きを読む

      2015/06/06 by はっちゃん

      「シェルブールの雨傘」のレビュー

    • 3.0 切ない

      ジャケットがとても素敵で映像を見るまで約50年前の作品だとわかりませんでした。美しい人は時を超えても美しい。

      王道ロマンスストーリー。セリフは全て歌なので少し飽きてしまうかも。けれどストーリーをしっかり見ると面白い。

      ヒロインが本当にかわいい。でも少しひどい女に見えてしまうかもしれないが、彼女の状況や心情を思えば仕方ないと思う。

      ラストシーンは本当に素晴らしい。

      服や建物の内装の色使いがとても素敵なのでそこも見どころ。
      >> 続きを読む

      2015/06/01 by 知世子

      「シェルブールの雨傘」のレビュー

    • カトリーヌ・ドヌーヴの美しさが際立つ傑作ミュージカルですね!!ラストのガソリンスタンドのシーンが目に焼き付いています!! >> 続きを読む

      2015/06/01 by チャミー

    • 魅力がありそうな感じですね。。
      面白そう♪

      2017/10/25 by Liys☆

    • 4.0 切ない 元気が出る

      傘屋の娘ジュヌヴィエーブと工員の青年ギイ。
      この二人の恋愛模様を軸に3部構成で綴る物語。

      ミュージカル形式とはいえ、セリフを歌にしているだけで踊りなどは一切なし。
      この部分に最初は違和感を感じだが、すぐに馴れて物語に集中できる。

      この作品は映像や音楽などが非常に洗練されていて、オシャレな印象を与える。
      そして1部は明るい装飾も多いが、二人の心情を表しているかのように3部は暗めの映像が多用されている。

      結末にはこの作品らしくないが、余計にテーマがくっきり見えてくるので正解かと。
      >> 続きを読む

      2015/03/19 by オーウェン

      「シェルブールの雨傘」のレビュー

    • 音楽がいい映画、惹かれます~!映像とマッチしていると印象に残りますよね♪

      2015/03/19 by coji

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