こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

北北西に進路を取れ

North by Northwest
ジャンル: 外国映画 , ミステリー・サスペンス , ドラマ , アクション
公開: 1959/09/26
製作国: アメリカ
配給: MGM

    北北西に進路を取れ の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全8件
    • 5.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この作品にヒントをもらった映画は、いったいどれくらいあるのだろうか。

      アルフレッド・ヒッチコック監督の「北北西に進路を取れ」を見直すたびに、私はそんなことを思う。

      アクション場面やトリックの手口だけに限らない。
      背景の映像が、以後の娯楽映画に多大な影響を与えているのだ。

      「007/ロシアより愛をこめて」から「ロード・トゥ・パーディション」まで、その範囲は相当に広い。

      この映画の題名は「ハムレット」のセリフから引用されたようだが、移動手段にノースウエスト航空が使われることも見逃せない。

      主人公のロジャー・ソーンヒル(ケイリー・グラント)は、ニューヨークからシカゴへ、さらにはサウスダコタ州ラピッドシティへと、ひたすら逃げる。

      当初は実在しないスパイと勘違いされて。さらには、殺人事件の容疑者と誤認されて。
      つまり彼は、東側の諜報機関に追われつつ、全米で指名手配を受けているのだ。

      そんな逃亡劇を、ヒッチコック監督は、満点のサービス精神で描き出す。
      スリルあり、サスペンスあり、アクションあり、謎解きあり、恋模様あり、余裕綽綽の笑いあり。

      何よりもこの作品が素晴らしいのは、「記憶に残る名場面」が惜しげもなく散りばめられていることだろう。

      シカゴの駅でロジャーが、赤帽の群れに紛れて逃げる場面。
      中西部の大平原でロジャーが、農薬散布の小型機に襲われる場面。
      そして、クライマックスに用意された、ラシュモア山での断崖絶壁ぶら下がりのシーン。

      公開後かなりたった今も、この作品は娯楽映画のお手本として、揺るぎない地歩を占めていると思う。
      >> 続きを読む

      2019/07/22 by dreamer

      「北北西に進路を取れ」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ

      The Master of Suspenseと称される、世界で最も有名な映画監督の一人、アルフレッド・ヒッチコック (Alfred Hitchcock)が今日の先生です!



      彼の映画制作における技術は、無数のフィルメーカーたちに影響を与えてきました。



      その中でも今日は、サスペンス映画になくてはならない、ストーリーテリングの部分について取り上げて見ましょう。



      サスペンス映画の監督といえば誰を思い浮かべますか?

      今あなたが思い浮かべたほぼ全ての映画監督、また映画はヒッチコックが証明して見せたテクニックを使いまくっています。

      あげだしたらきりがないのですが、カメラワークからブロッキング、そして編集に至るまで映画の水をなす部分でサスペンス界の常識を作り上げたことは間違いないです。





      「ミステリー小説が好きな人!」「はぁーーーい!」



      ミステリー小説が好きな人は、何が好きかって、とても複雑に入り組んだミステリーが一つ一つ紐解かれていくところ。人が一人ずつ死んでいくのが好きっていう人は、それはもうホラー好きかサイコパスですわ。

      1ページめくるたびに、少しずつ謎が解けていく感覚がワクワクするんですよね!!



      そう。小説ではページの中で、言葉を使って謎解きをしていくのです。言葉を使って読者に情報を与えていく。一つでも情報がかけたら、こんがらがっちゃうから、かなり直接的に言葉に表すのが特徴です。言葉だからできることですよね。

      「赤いリンゴが一口かじられて、床に転がっている」

      と言われたら、みんなきにするのは赤いリンゴだけで、

      「床はフローリングかな?タイルかな?」

      なんてことは気にしない。それが大事なんです。



      これを映画で成し遂げたのが、ヒッチコック。

      例えば、監視カメラの映像で赤いリンゴが一口かじられて転がっていたとしても、それが一口かじられているのかどうか、それがリンゴであるのかどうかさえも、気づくまでの時間はかなり個人差があります。気づかない人もいます。

      巨大スクリーンの中で、全員の視線をその赤いリンゴ、しかも一口かじられているところに集める必要があるのです。



      一見、簡単そうですよね?

      クロースアップで、赤いリンゴのかじられてる部分をよりで取ればいいじゃないと。



      それが、意外と難しい。しかも自分が撮影している側になると、それに注目しなくちゃいけないのはわかってるから、目線は自然とそこにいくのですが、視聴者はそんなこと知りません。初めて見る映像でどこを見るかなんて、ひとそれぞれ。



      ヒッチコックがやってのけたことは、一言では語れません。

      ・照明;人は明るいところに目線が行く。

      ・カメラ;カメラが動くと人の目はその動きに吸い寄せられる。

      ・ブロッキング;下からのアングルは、存在の大きさを感じさせる。

      ・編集;人が次のフレームで起きることを把握するには3フレーム準備がいる。

      まるで、科学者のように映画を一から見つめ直しています。これが正解かどうかは、その映画自体にしかわかりませんが、確実に傾向として、またメソッドとしてこの技術は適応されるべきものではあります。



      この映画を見たらわかると思いますが、

      主人公ロジャー・ソーンヒルがとる行動の前には必ず、なぜその行動をとるのかという、話ののり付けのような部分があります。しかもそれは、台詞で語られるのではなく、視覚的にスクリーンに映されるのです。



      有名なシーンで、荒野でキャプランを待つシーンがありますが、あそこはまさにビジュアルストーリーテリングです。全く台詞を言わずとも、物語が進んで行くのは本当にすごいことです。

      とくに前半から中盤にかけてサスペンスを盛り上げていく部分で、絶対にかけてはいけない部分をまったく欠かさない。しかも100人いたら100人が理解できるほど明確に。



      まさにMASTER。



      ISHIBASHI秋のヒッチコック祭りが始まりましたー。
      >> 続きを読む

      2018/10/19 by EditTellUs

      「北北西に進路を取れ」のレビュー

    • 4.0

      どーーんとかばーんとかいらんから、この映画のようにしっかりとした脚本と編集でもっと多くの映画を見たい。

      2018/09/16 by taku

      「北北西に進路を取れ」のレビュー

    • 3.0

      ただの広告会社の重役がここまでやれるのか(笑)?
      的なツッコミはさておき、
      構成、展開、カメラワーク、どれも秀逸でした。

      さすがヒッチコックって感じで。

      呆気なかったですけど、洒脱なラストも良かったです。

      なにか往年の名作が観たいな~、という方にはオススメできる一本。
      >> 続きを読む

      2016/09/13 by 備忘録

      「北北西に進路を取れ」のレビュー

    • 評価なし

      購入した物を鑑賞。さすがに50年以上前のサスペンス映画なので、今の技術と比較すると迫力に欠ける部分はある。ただ、終盤の歴代大統領の顔の壁画で繰り広げられる逃走劇の部分は見ていてハラハラした。

      2016/03/25 by おにけん

      「北北西に進路を取れ」のレビュー

    もっとみる

    北北西に進路を取れ
    ホクホクセイニシンロヲトレ

    映画 「北北西に進路を取れ」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画