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トールマン

The Tall Man
ジャンル: ホラー
公開: 2012/11/03
製作国: アメリカ , カナダ , フランス
配給: キングレコード(協力 TRASH-UP!!)

    トールマン の映画レビュー (最新順)

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    全12件
    • 2.0

      パスカル・ロジェ『マーターズ』の次作。痛いシーン満載のホラーを覚悟したが、見事に肩透かし。アメリカの児童失踪数の多さは周知だが、こうした社会問題をホラーとサスペンスの文法で撮って、はい、真相はこうなんです、という見せ方には賛否あろう。

      観賞後の小生の感想は、やっぱロジェ、引き出し少ないかも…という軽い失望。真面目な監督なんでしょうね。その理屈っぽさが前面に出て、銀幕に身を委ね、たゆたう…という、ジャンルを問わない映画ならではの快楽は奪われた。残念です。

      子どもの不幸の根源は家庭にあり、という前提で作話されている。ある程度賛同できる話ではある。そもそも子どもとは、どこに帰属するのか。これはじつは大問題で、ふつうに考えて家庭でしょ、とはならない。子どもは社会に帰属するという前提がなければ、義務教育などという制度はあり得ない。子どもの意志を尊重すべきだ、といっても始まらない。それは大抵の場合、周囲の大人の誰かの意思の反映なのだから。虐待されているかどうかの判定も、だから「社会」が制度として行うのである。

      オーストラリアには白化政策という黒歴史がある。アボリジニの子どもたちを親=家庭から隔離して、「文明人」として教化する施設に強制的に収容した。ゾッとする話だが、白人の側も、土を掘って甲虫の幼虫を貴重なタンパク源として食らう生活と、三食美しく盛られた食事をする生活と、どちらが「国民」の一部であるアボリジニにとって幸せか、よくよく議論したはずである。アボリジニを持ち出すまでもなく、貧困家庭が子どもをダメにする、などという論調はイヤでも耳に入ってくる。

      以上は『トールマン』というホラーの意匠を借りてする議論なのか。本作について書いているさるブロガーさんが、合わせて『隣る人』という、虐待にあった子どもたちを収容した施設を追った本邦のドキュメンタリーを紹介していたが、予告編で、立ち去ろうとする親に泣きじゃくり縋り付く子どものシーンを見て胸は張り裂けんばかりだった。

      「なんで、いっしょに、住めへんの!」

      家庭にも色々ある。子どもだって色々。子どもは無垢である、というのもある意味幻想だろう。環境要因以上に遺伝的要因の根深さだって看過できない。

      なんか、考えさせられた、みたいなレビューになってしまいましたが、そんなことないです。書いてたら自ずとそうなっただけで、観賞後の感想は軽い失望、これです。
      >> 続きを読む

      2021/08/19 by Foufou

      「トールマン」のレビュー

    •  こういうレヴュー、単純に言って、スキです。

      2021/08/20 by Kientopp55

    • ありがとうございます。恐れ入ります。

      2021/08/20 by Foufou

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      5年か6年ぶり2回めの視聴でございます.ロジェ監督最新作(それでも1年半前)ゴーストランドの惨劇で私は本作も愛の物語と評しましたが,あらためて視聴してその認識は間違えていなかったと確認できました.
      ロジェ監督作は,いびつな二部構成で形作られているといえましょう.マーターズではリュシーの復讐劇と,その後のアナとマドモアゼルの物語,ゴーストランドは現実世界と空想世界,そして本作は都市伝説のトールマンが支配的な前半と,現実世界のトールマンが支配的な後半で物語は劇的に変化します.なので,惹句を見かけるとニヤニヤします.「ウヒヒ騙されろ!」と.
      そして今回の視聴で気づいたのはジュリアの怒りでした.ホワイトトラッシュに育てられた子供,コールドロックのように捨てられた街に育つ子供は暴力と貧困の循環から逃れられない.その事を数多目にしてきたジュリアは,どうすることもできない自身,そして無策あるいは放置している社会に対し激しい怒りを表します.終盤,その怒りが顕著になった,ジョンソン婦人との面会シーンが醸し出す緊張感に,軽くおしっこちびっちゃった事はかれんさんに内緒にして下さい,お願いします.そしてジェニーが発語障害なのは犠牲の象徴,ロジェ監督作では珍しいくらいにわかりやすい例でした.ですが,怒りは動機になっても,それ自体長く継続しません.だからこそ怒りの先にあるのは愛,慈愛,救済,博愛,この際なんと呼ぼうと結構でありますが,おのが人生,おのが命を賭してまで行った行為は愛以外の何者でもないでしょう.さらにはトールマンの組織は,個人的な金銭報酬を拒否するような博愛主義の集団.循環から「解放」された子供達の笑顔すら観ることがない.根性ひん曲がった落語家おぢさんの私としましては,それほどまでの愛を得るために支払った代償のネガティブ側面を知りたいですね,是非とも.
      >> 続きを読む

      2021/05/14 by 叡福寺清子

      「トールマン」のレビュー

    • 3.0

      謎の人間に次々子供がさらわれる事件が発生する町。
      そんな中町に住むジュリアの子供もさらわれる事態に。
      必死に追いかけるが、寸前のところで逃げられてしまう。

      誘拐ものとしてはオーソドックスな始まりであり、トールマンと呼ばれる人物がだれなのかを探るサスペンス。
      中盤のダイナーに入る辺りからヤバ目の雰囲気が漂い始め、そして明かされる犯人の姿。

      そういう類いなのかと予測もしなかった犯人像だが、その後も映画は続きトールマンの真相が分かる。
      もちろん倫理的に許されないことだが、それも有りなのかと思わせる辺りがまた恐ろしい。

      余韻を含めてよく出来ている中身。
      >> 続きを読む

      2021/01/14 by オーウェン

      「トールマン」のレビュー

    • 3.0

      ボーっとみてたら、何が何だか分からなくなる映画wwww整理しないとカオスで不安になってくる映画だった。ホラーではないよな、これwスレンダーマン系のホラーなんかと思ったら全然ちゃうかった。。

      2020/05/30 by THE沙鳩

      「トールマン」のレビュー

    • 2.0

      ちょっと面白かったのでメモ
      -数字のトリック-
      数字を選ぶ
      2倍する
      6を足す
      それを2で割って
      最初に選んだ数字を引くと、
      「3」になる
      ※すごいなぁ何桁でもそうなる
      >> 続きを読む

      2019/09/23 by HAGANELLIC

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