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祝福をうけて生まれたはずなのに...。この暗さはなんだ。やけにシリアスで物悲しいお話しをしんみりと鑑賞。社会の底辺でもがくということ。日本人も今後は人ごとじゃない気がしますね。子供って「希望」ですね。(allcinema解説)「セレブレーション」「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」のトマス・ヴィンターベア監督が、デンマークが抱える様々な社会問題を背景に、一組の兄弟の過酷な人生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。アル中の母親の下で育ち、子ども時代に経験した幼い末弟の死が強いトラウマとして残る兄弟が、どん底の中からかすかな希望の光を見いだすまでの日々を力強くも静謐な筆致で描き出していく。主演はヤコブ・セーダーグレンとペーター・プラウボー。デンマーク・コペンハーゲン。アルコール依存症で育児放棄の母親に代わり、懸命に赤ん坊の面倒を見る幼い2人の兄弟。しかし不幸にも赤ん坊は突然の死を迎えてしまう。兄弟は乳飲み子の弟の死に責任を感じ、心に深い傷を抱えたまま成長していくことに。大人になった兄ニックは、臨時宿泊施設で暮らしていた。最近まで刑務所にいた彼は、別れてしまった恋人アナのことを想いながらも、何もできずにただ体を鍛えるだけの日々。一方、疎遠となっていた弟は幼い息子と2人暮らし。妻を交通事故で亡くし、息子だけが心の支えだった。しかし麻薬と縁が切れず、そのせいで最愛の息子との生活を危険にさらしてしまう。そんな中、母親の死をきっかけに再会する兄弟だったが…。 >> 続きを読む
2019/05/11 by motti
「光のほうへ」のレビュー
なんとも痛々しい映画だった。欧州の格差社会問題、低所得者や失業者のアル中問題やドラッグ問題はとても大きい。社会階級の格差もあれば、雇用格差の問題によって若年層や移住者が職に就けないなどなどいろいろあります。本作品の主人公兄弟はアルコール中毒のシングルマザーでネグレクトでした。生まれてまもない弟を二人で面倒をみるんだけれど、原因不明の突然死してしまいます。映画の最初からこのシーンです。とてもかわいがっていた二人なのに。兄の虚無な目が忘れられません。それから兄弟はどう育ったのかはわかりませんが、トラウマを残したのは至極当然。兄は頭に血がのぼると凶暴になり、失恋したのを切っ掛けに関係ない人を殴り服役します。弟は家庭を持ったけれど、妻を交通事故で亡くし、息子を大事にしているもののドラッグ中毒。母親が死亡し再会する二人。母親が共同住宅を購入していたので大金が入ります。兄は遺産を放棄し、弟に譲ります。弟は息子のために一儲けしようと企むのですが、その方法が・・・。どうしてそこで子供のために真っ当になろうとしなかったんだろう。確かにドラッグやアルコールに逃げるということは心が弱いからだとは思います。でも、彼には大事にしている子供がいるのに><兄もいろいろあり、弟も警察に捕まり、刑務所で再びの再会。そのときに、弟は兄に言います。もっと早く会っていればよかった。もっといろいろ話したかったって。そうしていれば、違った道を二人は歩んでいたかもしれません。そして弟は最悪の道をすすみます。人生は変えられるとか本人次第とよくいいます。確かにそれも一理あるとは思いますが、道を変えることはそう容易にできることではないし、自分はそうしたくても、物理的な問題とか環境の問題とか本人にはどうしようもない問題もあるわけです。北欧ドラマや映画って、どうして画面が青いんだろう。その青さが悲しみを助長しています。ラストには胸を打たれジーーンときました。映画では描かれていませんでしたが、私はなんかこれからに希望を感じました。だって弟の子供の名前が・・・(T_T)タイトルどおり、二人で光のほうへ行くだろう、行ってほしいと思いました。 >> 続きを読む
2014/09/01 by mana
いろいろ辛くて悲しい状況みたいですけど、心から光に向かって欲しいなぁと思いました! >> 続きを読む
2014/09/01 by makoto
>人生は変えられるとか本人次第とよくいいます。確かにそれも一理あるとは思いますが、基本的には私も人生は変えられると思ってはいますが、こう思えている時は精神的にも健康でいれている時なんですよね。本人にはどうしようもないことってあると思います。 >> 続きを読む
2014/09/01 by chao
>makotoさん♪うんうん、本当にそう思いました;;一筋の小さな光でもいいから、幸せになってほしいです。>chaoさん♪そうですね。変化させるってことにはエネルギーが必要だし、進む方向さえわかればいいんですけどねぇ。あとは周りの人の助けとかいろいろ方法はあるけど、一番は本人ですよね。 >> 続きを読む
2014/09/04 by mana
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