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シーウルフ

ジャンル: アクション , 戦争
公開: 1981/04/29
製作国: アメリカ , イギリス
配給: コロムビア映画

    シーウルフ の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「シーウルフ」の中で、一番若いのがロジャー・ムーアで、当時53歳。
      ロジャー・ムーアは、初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーより3歳年上だなんて信じられないくらい、いつも若々しく見えたものだが、それにしてもこの映画ではいっそう若く感じられる。

      なぜかと言えば、まわりが全てお年寄りばかりだからだ。
      主演の我が愛するグレゴリー・ペックがまた元気そのものだから、嬉しくなってしまいます。

      暗殺者二人に襲われる場面など、実にあっさり身をかわして、相手をのしてしまう。
      エーレンフェルス号に乗り込んでからも、マシンガンを手にしての陣頭指揮。
      グレゴリー・ペックが、これだけのアクションをやってのけるのは久し振りだったと思う。
      痛快冒険戦争映画の傑作「ナバロンの要塞」との20年の歳月が嘘みたいだ。

      最年長者のデイヴィッド・ニーヴンの使い方は、まあこんなものだろうと思うが、トレヴァー・ハワードはちょっと気の毒な使われ方でしたね。
      息子の復讐のために志願して、ようやく破壊工作部隊に参加出来たと思ったら、まだ肝心の爆発作戦が始まる前に、あっけなく殺されてしまう。

      ロジャー・ムーアのやっている役が、かなり愚鈍なので、そんなことになってしまったのだ。
      ナチ側のスパイとは知らずに女を深追いしすぎるからだ。

      ジェームズ・ボンドならベッド・インする前に、相手が敵側だとわかっていたりするわけだが、この映画のロジャー・ムーアは、まるで頭が良くない。
      ロジャー・ムーアは、この当時、スーパー情報部員ばっかりやっていて、その反動としてこんな役もやってみたかったのかもしれません。

      それにしても、この映画はなんとも古風だ。
      それというのも、インドやアフリカを舞台にしたイギリス軍人ものの味を踏襲しているからだろう。

      実際、ボーア戦争以来、戦ったことのないという退役軍人なんか出て来て、それが第二次世界大戦でUボート撃退作戦をやるのだから、そして、もっぱら老人ばかり18名の舞台なのだから、敢えて、のんびり調を狙っているのであろう。

      前半のスパイごっこも、後半の酔っ払ったふりをしての敵船潜入も、サスペンスといった激しさはなく、悠長な展開だ。

      作戦決行が決まって志願者を募ると、ボランティア兵の全員が志願するあたり、そして老体に鞭打って肉体を鍛えるあたり、アンドリュー・V・マクラグレン監督は、師匠のジョン・フォード監督の精神をユーモア混じりに甦らせていると思いますね。

      アンドリュー・V・マクラグレン監督の「ワイルド・ギース」同様に脚本は、レジナルド・ローズ。
      ただし、この前作のように緊迫させた構成の妙味は、あまりない。
      そのせいか、「ワイルド・ギース」では、フォード離れしたマクラグレンが、またその辺に戻ってきている感じなんですね。

      あまり期待しないで観たので、それなりに、のんびりと楽しめた作品でしたね。
      >> 続きを読む

      2019/01/31 by dreamer

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