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センチメンタル・アドベンチャー

Honkytonk Man
ジャンル: 西部劇 , ドラマ , アドベンチャー , アクション
公開: 1983/04/26
製作国: アメリカ
配給: ワーナー映画

    センチメンタル・アドベンチャー の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 2.0 切ない

      プ・・・なんじゃい、このタイトルは・・・ と映画を見る前は思ったけど、見終わった今、内容にピッタリだと思う。原題より合ってるよ。(笑)

      この映画って、イーストウッド本人の超個人的センチメンタル・ジャーニーなんじゃないかしら。
      彼自身、若いころ、酒場でピアノを弾いてお金を稼いでいたらしいですね。

      まだ声変わりもしていない、でも相棒としては最高の資質を備えた少年との旅。酒場で歌を聞かせて旅費を稼ぎ、過去に泣かせた女のことを思い出す・・・。
      これはまさに、中年の危機まっさかりな男たちが見る夢の中の夢、キング・オブ・ドリームなんじゃないですかねえ。

      イーストウッドの映画の中では確実にBクラス作品かなとは思うけど、でも、この甘くて定石すぎる展開が心地いいのは確かです。

      先日、「星条旗」と「硫黄島」の頃に(たぶんプロモーションの一環として)制作されたイーストウッド本人についてのドキュメンタリーをNHKBSのアーカイブ放送で見ました。とてもおもしろかった。
      その中のインタビューで、彼が撮る映画はその時々の彼の興味関心から決まるというようなことを言っていたと思うけど(記憶なので正確ではないかも)、彼の作品のタイトルを年代順に見ていると、なんだかぐっとくるものがあります。
      この作品も、B級だけど、全体の流れの一つとして見ると、決して嫌いにはなれないなぁと思う。それって正しい映画の見方ではないかもしれないけれど。

      そして、彼の思いのようなものの変遷をたどり、実にいい男だなと思ったりします。
      >> 続きを読む

      2017/10/31 by みけ猫

      「センチメンタル・アドベンチャー」のレビュー

    • 5.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "クリント・イーストウッドが描く、時代を超え、過去から未来へと継承される夢を描いた 「センチメンタル・アドベンチャー」"

      この映画「センチメンタル・アドベンチャー」で、主演のクリント・イーストウッドが演じるのは、彼が一貫してこだわり続けるアメリカの原点"西部"の心を歌う流しのカントリー・ミュージシャン。

      大恐慌時代のアメリカを背景に、彼を通して描かれるのは、人間が生きていくという自然な営みの中にいつも存在する"普遍的な夢"。

      それを言葉で語るのではなく、歌うことでのみ体現し、歌うことが現在形の夢として刻み込まれるあたり、イーストウッド映画ならではの魅力に満ちている。

      しかも、その現在形の夢をドッシリと中心に据え、彼の老父と甥の少年を加えた三世代の旅によって、夢がいかに時代を超えて、過去から未来へと継承されていくのかということを、静かに描き出していると思う。

      今は荒れ果てた思い出の土地に立った老父に「土地を荒れさせたのはワシらの責任だ」と語らせることで、夢を過去のものにするのは時の流れではなく、あくまでも自分の責任だと明示しているのも素晴らしいが、やはり一番の魅力は、歌い続ける叔父の姿を素朴な目で見つめることによって、未だ自分の夢さえ知り得ていない少年が、自然体のままに夢を受け継いでいく姿だろう。

      肺病に苦しみながら歌い続ける叔父の姿は、夢を追うのは決して楽なことではないという現実認識を少年に促し、夢の継承を揺るぎないものにしているのだと思う。

      だからこそ、レコーディングの途中で血を吐き、歌い続けられなくなったイーストウッドが、自らの夢の終わりを知る場面の彼の表情の素晴らしさや、かつて愛した女性の名を呼びながら、息をひきとる切ない場面が、絶望的な哀しみだけで彩られるのではなく、夢を次の世代に伝えた男の人生と、彼が生きたひとつの時代の終焉を、静かに見守るような厳かな雰囲気に包まれていくのだと思う。

      墓地の片隅に停まった車のラジオからイーストウッドの歌が流れ、少年はそれに耳を傾けることなく一本の道を歩いて行く-------。

      このノスタルジーと未来へ向かう現在形の夢が、ひとつになった素晴らしいラストシーンは、我々観る者の夢が現在形であるか否かを映し出す鏡のような輝きに満ちた、この名作を見事に締めくくっていると思う。

      イーストウッド映画は、素晴らしいということを満天下に知らしめる入魂の一作だと思う。
      >> 続きを読む

      2017/10/02 by dreamer

      「センチメンタル・アドベンチャー」のレビュー

    • 3.0

      クリント・イーストウッドがカントリーシンガーになるという意外さ。
      これこそこの映画のウリだが、歌声が必ずしも響くとは思わない。

      元々ジャズには精通しており、自身の映画作品に度々使用している。
      ただしそれはあくまでも演奏であり、歌声という部分ではほとんど聴いたことがない。

      そのイーストウッドは甥と共にオーディションのためナッシュビルに向かう。
      しかしクリントは肺を患っており、旅の過程で体は蝕まれていく。

      カントリーシンガーという意味で言えば、「クレイジーハート」の方が上質な感じはする。
      それはやはり主演の歌に対する感性を刺激するかだ。

      イーストウッドとジェフ・ブリッジスで言えば、ブリッジスの方に素直に感動できた。
      >> 続きを読む

      2016/06/03 by オーウェン

      「センチメンタル・アドベンチャー」のレビュー

    センチメンタル・アドベンチャー
    センチメンタルアドベンチャー

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