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ブラジルから来た少年

ジャンル: 外国映画 , ミステリー・サスペンス , ドラマ , SF , アクション
製作国: イギリス
配給: 東北新社

    ブラジルから来た少年 の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 4.0 ハラハラ クール

      最初から最後までハラハラさせてくれる物語で、アメリカ人がナチの会合を盗聴する序盤から既に面白いです。

      なんといってもグレゴリー・ペックの熱演が話を引き立たせています。
      メンゲレ博士の凛とした悪役ぶりは存在感抜群。

      そしてあの終わり方はもはやホラーですね。怖すぎる。

      2018/10/15 by JSP

      「ブラジルから来た少年」のレビュー

    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ヒットラーのクローンを作ってナチを再興しようとする話。映画の中でウサギの実験成功を紹介し、決して実現不可能でないことを裏付けるが、昨今のiPS細胞の技術進歩をみるとますます現実味を帯びてくる。しかし遺伝子は同じでも全く同じ人間の複製は不可能だろう、やはり成長する環境の影響が大きいと思う。しかし恐ろしい映画だ。 >> 続きを読む

      2018/08/22 by seablue

      「ブラジルから来た少年」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ブラジルから来た少年」は、「ローズマリーの赤ちゃん」のアイラ・レヴィンの原作に基づく同名小説の映画化作品だが、日本では劇場公開されなかった"ナチス残党陰謀サスペンス"の傑作だ。

      この作品の監督フランクリン・J・シャフナーは、「猿の惑星」「パットン大戦車軍団」「パピヨン」といった堂々たる傑作を世に送り出した監督で、元々はニューヨーク派の一人としてデビューしたのだが、これらの作品を監督した事で、大作を無難にまとめ上げる偉大な職人監督になった人だと思う。

      そして、このフランクリン・J・シャフナー監督のフィルモグラフィーの中で、ひと際、異彩を放っている怪作がこの「ブラジルから来た少年」だと思う。

      舞台は現代のパラグアイ。アウシュヴィッツのユダヤ人収容所で残忍な人体実験を行っていたヨゼフ・メンゲレ博士(グレゴリー・ペック)がナチスの残党を集めてある陰謀を進めている。

      フリーライターのユダヤ系青年バリー・コーラー(スティーヴ・グッテンバーグ)が、この"ネオ・ナチ"の密会を盗聴することに成功し、元ナチの医師だったメンゲレ博士の不可解な計画を知ることになる。

      その計画とは、今後2年半の間にヨーロッパとアメリカにいる65歳の公務員94人を自殺や事故に見せかけて殺していくというものだった。バリーはナチの残党を追い、告発を続けるリーバーマン(ローレンス・オリヴィエ)に連絡するが、メンゲレらに殺されてしまう。

      イギリスや西ドイツやアメリカで、次々に該当者が殺され始める。奥さんのリリー・パルマーと隠居暮らしのオリヴィエが、当局が相手にしてくれないので、単独で調査を開始することに----。

      そして、その調査の過程で、最近死亡した65歳の公務員の何人かに共通項があることを突き止める。それは、年齢が20歳も離れた年下の妻がいること、その妻が溺愛する養子がいること、そして驚くべきことに家系的には全く違う家族であるにも関わらず、養子たちは瓜二つであること----。

      実はその養子たちは、メンゲレ博士がヒトラーの血液から作り出したクローン人間であったのだ。将来、世界を支配する独裁者に育て上げるために、ヒトラーと同じ家庭環境で育てようと、根暗な小役人と年の離れた妻という家庭へ授けたのだ。

      つまり、ヒトラーは14歳の頃、両親の離婚を経験している。そのために里親を強引に離婚させようと、父親を殺害していたのだ。

      考えてみれば、実にとんでもない話で、結局、ネオ・ナチはメンゲレの試みに興味を失い、計画を中止することになる。しかし、メンゲレはナチ再興を狂信的に固く信じ、独力で最後までやり遂げようと、自らの手で次のターゲットを殺す。

      その時、自分が生み出した少年と対面することになるのだ。「君は世界で最も偉大な人物、アドルフ・ヒトラーの生まれ変わりだ! 目覚めよ!」と力説するメンゲレを少年は、「イカレてる」と冷笑し、親の仇!と、ドーベルマンに噛み殺させるのだ----。

      この皮肉な結末も凄いが、ハリウッドを代表する往年の大スターで誠実さの象徴だった名優のグレゴリー・ペックを血まみれにした、シャフナー監督の冷徹で寒々しい演出もかなり怖いものがある。
      >> 続きを読む

      2017/02/03 by dreamer

      「ブラジルから来た少年」のレビュー

    • 3.0

      作品内に漂う緊張感や、役者の見せ場。
      それなりのものを見られるのは間違いないが、この作品が日本では未公開だったというのは驚いた。

      時代はナチの支配下。先取りしたクローン技術の培養は時代に早過ぎたのか。
      暗躍したスパイたちの盗聴によって暴かれた概要。
      果たして計画の全容は。そして真の狙いは。

      敵味方がはっきりとしない中での探りあい。
      ただ人物自体が分かりにくいので、何をやっているのか理解できないシーンがある。

      ペックの悪役や、オリヴィエの苦悶な博士など役柄は面白い。
      タイトルの少年が最初と最後しか関わってこないのは勿体無い。
      >> 続きを読む

      2015/07/04 by オーウェン

      「ブラジルから来た少年」のレビュー

    • 4.0

      「2年半以内に、94人の65歳の男性を期日通りに殺害せよ」
      と、ナチスの残党のマッドサイエンティストが命令する。
      そこには壮大で恐るべき計画が秘密裏に進行しており、その陰謀を年老いたナチスハンターが追う。

      非常に濃密な面白味を孕んだSF映画であり、サスペンス映画だったと思う。
      余分に派手な演出を控えて、鈍く抑えた演出が殊更に見え隠れする恐怖とおぞましさを煽っている。

      今でこそ“クローン”なんて題材は様々な作品で使い古されているけれど、1978年当時としてはとても前衛的で、ショッキングだったろうと思う。
      今観ても、描かれる陰謀の真相が明らかになるシーンでは、身震いを覚える程の衝撃を感じたのだから、当時の観客にとっては尚更だったろう。
      故に賛否両論も激しく、そのことが日本未公開の所以だったのかもしれない。

      キャストにおいては、やはりグレゴリー・ペックの演技が圧倒的だった。
      あらゆる名作で好漢を演じ続けてきた大スターが、よくもまあこれ程まで狂気的な科学者の役を引き受けたものだ、とまず思った。
      そしてそのパフォーマンスは凄まじく、この俳優が本当にグレゴリー・ペックなのかと一瞬疑ってしまったほどだった。

      原作の面白さに卓越した映画術が合致した完成度の高い「問題作」だと思う。

      ラストシーン、残った“少年”の言葉と眼差しが、追い討ちをかけるようにおぞましい余韻を残す。
      そう、94人分の可能性を携えて……。
      >> 続きを読む

      2014/08/20 by tkl

      「ブラジルから来た少年」のレビュー

    ブラジルから来た少年


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