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ナザレのイエス

Jesus of Nazareth
ジャンル: 外国映画 , ドラマ
公開: 1980/08/02
製作国: イギリス , イタリア
配給: 東宝東和

    ナザレのイエス の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0

      欧米の映画、文学、絵画を観賞するにあたって「聖書」は欠かせない「常識」です。
      キリスト教の暗喩、モチーフ、精神、哲学、言葉 etc.
      知っているといないとでは作品理解や面白さが半減します。
      洋画ファンならある程度キリスト教を知っておく必要があるでしょう。

      でも「聖書」を全部読めといわれても困りますよね。
      そんな時、この映画が全て解決してくれます。(^^)

      タイトルは福音書においてイエスが「ナザレのイエス」と呼ばれていることによります。
      キリスト教の原点であり到達点でもあるイエス・キリストに焦点を当て、
      キリストの波乱に富んだ生涯を丁寧に描きます。

      『バチカンご推奨』!カトリック教徒絶賛の映画です。
      なんてったって、ミッションスクールの女子高に通っていたちょうどその時に
      この映画が日本で上映されたため、全校で観に行きましたからね。

      3時間以上の上映時間でしたが、飽きずに鑑賞しました。
      *DVD完全版は371分2枚組のTV放映版だそうです。私はそちらでは観ていません。

      今でも記憶の片隅にあるのは少年時代のイエスの美しかったこと。
      (名前はわかりません。誰だったのでしょう?!)

      http://blogs.yahoo.co.jp/rasukaruc/35291070.html
      興味のあるかた、こちらにサントラの写真がアップされています。
      ブルー・アイの美形です。
      …私ってば結局そんなことばっか(^^;)

      この映画では、イエスの幼少時代、青年時代が他の映画に比べて多く描かれています。
      イエスの奇跡の数々も目で見ることができます。
      観念的なキリスト像ではなく人間イエスが実在したという感覚を味わえるのです。

      聖書には喩え話が多数出てきますがその解釈の助けになるシーンも多く
      聖書を知っている人ならより印象深く、より感動できるかと思います。

      映像で観るということは聖書の言葉を読むのと比べより直感的に疑似体験的に感じられるでしょう。
      つまり感化力も強いに違いありません。

      といって、説教くさいわけではなく、哲学的な解釈も押しつけがましくない。
      役者が前面にでて過剰演技もしませんし、効果過剰な演出もなかったと思います。
      あくまでも聖書の世界が現実のものと想定し「新約聖書の世界」を丁寧に可視化させる
      そういう意図で作られていた気がします。
      裏切り者のユダの扱いも彼の悩みが伝わってくるよう共感できるものになっていました。

      「剣を持つ者は剣によって滅びる」等、イエスの言葉は宗教を超えた真理を語るものでもあります。
      私自身はクリスチャンではなく、むしろ当時は「キリスト教反抗期」でしたが、
      それでもいい映画だと感じました。
      「宗教映画」と構えずに観るに価値のある美しい映画ではないかと思いました。

      単純に2000年前の世界にタイムワープするっていう観かただっていいんじゃないでしょうか?

      役者の名演技による嘆き苦しみ激情を味わいたいとか、
      自らの罪を悔い改めて泣きたくなるようなドラマを求めるなら
      この作品ではなくもっと派手な別の映画を観る方がいいと思います。

      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      製作はサー・リュー・グレード、監督はフランコ・ゼフィレッリ
      代表作「チャンプ」「ロミオとジュリエット」「ブラザー・サン シスター・ムーン」
      脚本はアンソニー・バージェス、スーゾ・チェッキ・ダミーコとフランコ・ゼフィレッリ
      音楽はモーリス・ジャール

      イエス役ロバート・パウエル、マリア役にオリヴィア・ハッセー

      今からおよそ2千年前。ガラリヤ地方の村、ナザレに住む女マリアの元に神の使いが現れ
      彼女はやがて身ごもるが、それは神の御心によるものであると告げた。
      ダビデ王の血を引く大工のヨセフはマリアと婚約していたのだが、
      天使のお告げにより懐妊したマリアを妻に迎え、生まれた男の子をイエスと名づける。
      >> 続きを読む

      2014/01/11 by 月うさぎ

      「ナザレのイエス」のレビュー

    • makotoさんは黒い瞳でも美しいです~♡

      2014/01/14 by 月うさぎ

    • Shimadaさん
      キリスト教映画って大げさなのが多い気がしていたのですが
      これは変な演出もなく、あまり抵抗なく観ていただけると思います。
      キリストさんはマイナーですが、マリアはオリビア・ハッセー、
      ローレンス・オリビエなどベテラン俳優陣も揃っていてお勧めです。
      >> 続きを読む

      2014/01/14 by 月うさぎ

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