オカルト

Amazonビデオで鑑賞。

2019/06/22 by mtmt

「オカルト」のレビュー

白石晃士監督のフェイク・ドキュメンタリー・ホラー。ちょっと好きな感じだったりするけど、若干間延びしすぎ。黒沢清監督とか出演しちゃったりしている。

2018/11/21 by motti

「オカルト」のレビュー

とある観光地で起こった通り魔殺人事件に興味を持った白石監督が取材を開始するが・・・という監督お得意のモキュメントＰＯＶホラー。もうこのジャンルをやらせたら日本一でしょうな。ウソだとわかっていても、怖くて嫌な感じでハラハラして面白い。そして二度と見ない笑。リアルにいそうなイヤ～な人間を変な迫力で描いちゃうからね。また、アイツを見なくちゃいけないのか～ってなる。この辺はファニーゲームに通じるかな。展開はもちろん読めずグイグイ引き込まれる。特に後半のノリ最高。ブス邪魔すんな笑。この監督が予算無視で作品を撮れたら・・・ >> 続きを読む

2017/04/11 by 二階堂

「オカルト」のレビュー

3年前の観光地で起きた通り魔殺人事件。女性二人が死亡・男性一人が重傷。そして犯人はその直後に海へと投身自殺してしまう。白石晃士監督は、その事件の真相を記録するため取材を始める。事件の唯一の生存者である江野を取材するのだが…。

ホラーの奇才、白石晃士監督のPOV型フェイクドキュメンタリー。やっとのことで探して探して鑑賞しました。白石晃士監督らしさあるストーリー。予算が限りなくあるならいくらでも作り込める。予算が限られている（低予算）中で創意工夫と脚本でいかに作り込めるかを実践されているモキュメントホラーでした(^ ^)

通り魔事件、謎の象形文字、UFO…そして通り魔事件の生き残り江野（宇野祥平）の言う奇跡と神の計画とは？と、なかなか素材は盛り沢山で◯◯ガイなテイストを織り交ぜられたストーリー展開。そして終盤の衝撃的な結末。白石監督作品好きな自分には見応えありました(^ ^)

ただ、幽霊とかA級なホラーを求める人にはオススメできない作品です。そして白石監督作品って人間の不愉快になる描写とかあったりするので、相変わらず万人ウケはしないと思います……。

個人的には登場人物の「江野」が他の白石監督作品とリンクしていることが直に確認できて満足した作品でした。 >> 続きを読む

2015/08/01 by fate

「オカルト」のレビュー

観光客のビデオカメラに事件映像が記録された妙ヶ崎通り魔事件。犯人は釣り橋上で二人の女性を刺殺、一人の男の背中にざくざくと謎の図形を刻み、自らは断崖絶壁から身を躍らせて行方不明になった。

白石晃士監督は事件の記録を残したいと被害者遺族や加害者の父などのもとをまわりだすが、そこで次々聞かされる奇妙な出来事。死んだ娘が夢のなかで語る言葉。犯人の身体にあった奇妙な痣。痣の写真を見せた犯人の同級生は急に鼻血を流し出す。

犠牲者唯一の生き残り江野は事件以来、自分の身の回りには奇跡が起きていると語る。実際に紙屑が飛ぶポルターガイスト現象が目の前で発生。白石監督はビデオカメラを貸与し、現象の撮影を依頼する。江野はネットカフェ難民の派遣労働者。食物を買う時はグラム表示を確認し、さらに手で重さを確かめるなどそのやるせない生活も映し出される。そして確かに彼が撮影した映像には監督、プロデューサーも言葉を失う怪奇なものが…。さらに彼は何かを隠していると白石らは推測する。

過去に「ノロイ」でも行ったフェイクドキュメンタリーの手法で通り魔、日雇いの派遣労働、UFO、古代文字、お告げ、街頭で出くわす電波な人などオカルト的事象と現代社会の底辺で現実に起きていることまで幅広くすくいとる。低予算ながら、確信犯的な空に蠢くもののチープな画像や映画監督かつ古代文字研究家としてぬけぬけと登場する黒沢清監督を笑うことなどでは突き放せない、いやな感じが観る者にまとわりつく。アイデア勝負で久々、Jホラーの刺激的な秀作。 >> 続きを読む

2015/02/14 by ジェイ

「オカルト」のレビュー