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悼む人

悼む人
(C)2015「悼む人」製作委員会/天童荒太
2015年2月14日より全国ロードショー
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公開: 2015/02/14
監督:
製作国: 日本
配給: 東映
生きたくて、愛したくて、旅を続ける。
70万部突破の直木賞受賞作、完全映画化

【イントロダクション】

天童荒太が7年の歳月を費やし、魂を振り絞るように書き上げ、2008年第140回直木賞を受賞し、70万部を超えるベストセラーとなった「悼む人」(文藝春秋刊)が堤幸彦の手により映画化。いよいよ2015年2月14日に公開となる。11都市5万人の魂を震わせた2012年の舞台に続き、脚本・大森寿美男との最強タッグでスクリーンに至高の愛を届ける。

堤幸彦が新たに「悼む人」の映像世界を作り上げるためには主人公・坂築静人(さかつきしずと)が持つ独特の存在感と、孤独な瞳を体現出来る男が必要だった。堤が白羽の矢を立てたのは、高良健吾。来年の大河ドラマ「花燃ゆ」への出演も決まり、若手実力派俳優の中でも図抜けた表現力と存在感を放つ高良に、撮影時期の約1年前からラブコールを送り、快諾。入念な準備を経て、縁もゆかりもない死者を悼む旅を続ける<悼む人>を演じる。

夫を殺した罪を背負いながら主人公に出会い共に行動するヒロイン奈義倖世(なぎゆきよ)を演じるのは、3年ぶりの映画出演となる石田ゆり子。石田が原作に心酔しているという話を耳にした堤は直々に会い、その真剣なまなざしと、儚げな容貌に倖世を見出した。今までの柔らかくたおやかなイメージを覆し、不幸のどん底に叩き込まれる倖世役で石田は限界へと挑む衝撃的な撮影に臨むこととなった。

静人の帰りを待つ末期がんの母親役に大竹しのぶ。いつの間にか登場人物全員をその母性で包み込んでしまうような、時に激しく時に静かなその演技が有無を言わさず観客を一気に物語に引き込む。倖世に執拗に付き纏う夫役、浮世離れした風貌が冷たい感触を滲ませる井浦新が作品の鋭さをより強固なものにし、別れた恋人の子供を身籠もる静人の妹役には若手実力派女優としての地位を確立しつつある貫地谷しほり。そして静人を追う人間不信の雑誌記者に扮した椎名桔平は、人間の卑しい部分を存分に見せつけ、観る者全てに強烈な印象を残す。

実力演技派の豪華俳優陣による火を噴くような極限の演技と、堤幸彦が生み出した圧倒的な映像世界により、静人=「悼む人」と、彼を巡る人々が織りなす生と死、愛と憎しみ、罪と許しのドラマの果てに予想もつかない感動が待ち受ける。

日本映画の歴史に刻まれる瞬間を決して見逃してはいけない。


【あらすじ】
地に躓き、右手を頭上に挙げて空中に漂う何かを捕らえるように自分の胸へ運ぶ。左手を地面すれすれに下ろして大地の息吹をすくうかのように胸へ運び、右手の上に重ねる。目を閉じて、何かを唱えるように唇を動かす青年……。

週刊誌記者・蒔野抗太郎(椎名桔平)が出逢った坂築静人(高良健吾)は、死者を「悼む」ために全国を放浪している男だった。蒔野は残忍な殺人や男女の愛憎がらみの事件の記事を得意としていることから、エログロの蒔野、「エグノ」と陰で呼ばれていた。蒔野が個人的に開設したサイトには、醜悪で、卑猥で、人はかくも非道になれるのかという加害・被害の実体験の書き込みが全国から寄せられていた。人の善意を信じられぬ、猜疑心の塊のような蒔野は、静人の不可解な行動=「悼み」に疑念を持つ。「そんなことをして一体何になるというのか?」蒔野は静人の化けの皮を剥ぐべく、彼の身辺を調べはじめる……。

その頃、静人の母・坂築巡子(大竹しのぶ)は末期の胃癌を患っていた。病院での治療も効果があがらず横浜の自宅でターミナルケアを受けながら死を迎える決意をする。幼い頃から対人恐怖の傾向があり、他人の顔を見て話すのが難しいというハンデを背負う巡子の夫・鷹彦は会社を辞めて巡子の介護に専念する。二人の娘で静人の妹・美汐(貫地谷しほり)も、母の病を知り実家に戻った。やがて恋人の子供を身籠もっていることが判明するが、その恋人とは別れたという。そこには、静人の存在が影を落としていた……。

家庭内暴力を受けた女性をかくまい「仏様の生まれ変わり」と言われた夫・甲水朔也(井浦新)を殺害し、4年の刑期を終えて出獄した奈義倖世(石田ゆり子)。身寄りはなく、行く宛もない。おまけに自らが手にかけた夫が亡霊のごとき存在と化し、肩口から語りかけてくるのだ。途方に暮れた倖世は二度と足を踏み入れぬつもりだった東北の町を訪ね、殺害現場で朔也を「悼む」静人と出会う。動揺する倖世に、静人は問いかける。「この方は生前、誰を愛し、誰に愛されたでしょうか?誰かに感謝されたことはあったでしょうか?」静人の真意をいぶかる倖世は、夫を殺した事実を告げぬまま、静人と行動を共にする……。
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    出演:高良健吾 石田ゆり子 井浦 新 貫地谷しほり 椎名桔平 / 大竹しのぶ 原作:天童荒太「悼む人」(文春文庫刊)   監督:堤 幸彦  脚本:大森寿美男  音楽:中島ノブユキ

    悼む人 の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全5件
    • 2.0

      死は死んだ人しかわからない世界で生きている人は知らない世界で、死んだ人が何を思っているのかもわからないでも、なんだか考えさせられる映画でした。
      忘れず心に刻む事は簡単ではなく難しい物だと思う。だからこそ、大切な思い出を大好きなことを刻んでいくんだなぁと思った。憎しみを一緒に刻むと憎しみがずっと刻まれるんだとも思った。

      2018/04/25 by bamako

      「悼む人」のレビュー

    • 1.0

      心に傷を負った人間ばかりが出てきます。
      特に前半は、あまりにも酷い状況の描写や攻撃的で露悪的なセリフの連続で、見続けるのが非常に辛かったです。
      原作が天童荒太ということで、最後には必ず救いがあるはず、とは思ったのですが、それでもはやり…。

      高良健吾演じる主人公がなぜ「悼む」旅を続ける必要があったのか、私には最後まで理解できませんでした。
      大竹しのぶの演技が素晴らしかったことだけが救いです。

      2016/11/24 by napo

      「悼む人」のレビュー

    • 2.0

      いろいろと、わからなかったので逆に原作を読みたくなりました。

      2015/12/22 by naoya

      「悼む人」のレビュー

    • 2.0

      うーん・・・なんだこれは・・・ 動機とか深みがない分雰囲気だけの描写

      2015/12/19 by kaiteru

      「悼む人」のレビュー

    • 2.0

      この映画は説明的な部分はほとんどない。
      むしろ原作を読んで補完してくれといわんばかりに、突き放した内容でどんどんと進んでいく。

      別に本と同じにする必要はないのだが、脚色が成功しているとは言い難い。
      なにより悼む人の目的や、家を飛び出した理由だったりなど、疑問が非常に多い。

      特に終盤静人と倖世がなぜ愛し合う必要性があるのか。
      物語の本筋が分からないため、俳優の演技を見つめることしかできないというのは不幸だ。

      まあ大竹しのぶ一人だけでも見る価値はあると思うが、おススメは出来ない。
      >> 続きを読む

      2015/10/04 by オーウェン

      「悼む人」のレビュー

    悼む人
    イタムヒト

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