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サイレント・ランニング

Silent Running
ジャンル: ドラマ , SF , アクション
公開: 1986/09/16
製作国: アメリカ
配給: ケイブルホーグ

    サイレント・ランニング の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 評価なし

      『サンシャイン2057』を観た時に宇宙船の中では、機械だけでなくミシェル・ヨーが生物学者で、酸素を作りだすための植物を育てている・・・というシーンがありました。

       このシーンを観て思いだしたのが、中学生の時、テレビで観たダグラス・トランブル監督の『サイレント・ランニング』
      この主題歌をジョーン・バエズが歌っていた、というのと、『2001年宇宙の旅』や『未知との遭遇』などの特撮監督だったダグラス・トランブルが監督した、ということで観た覚えがあります。
      映画は冒頭、色々な植物を映します。

       そして、地球で滅亡してしまった植物を宇宙船の中で、植物園のようにして育てているのですが、ブルース・ダーンがロボットと2人で世話をしている。
      闘いも、人間関係も、派手なシーンもなんにもないSF映画。

       しかし、当時、くせのある悪役が多かったブルース・ダーンはひたすら穏やかで、テレビに足が2本、のような水やりロボットがまた可愛らしくて、哀愁ただよう隠れたSFの秀作だと思っています。
      そんな宇宙船も廃棄が決まる。
      しかし、植物を育て続ける・・・そして、最後はロボットだけが、ひとり、ちょこちょこと植物の世話をするのです。

       『天空の城ラピュタ』みたいな感じもしますが、この映画は、中学生で、『スター・ウォーズ』などスペース・オペラのような活劇映画しかまだ知らなかった私が強烈に覚えている映画です。
      1972年の映画ということもあって、反ベトナム感情、エコロジー感情というのがあったのかもしれませんが、こんな宇宙船があったらいいな・・と思ったのです。

       『サンシャイン2057』で、その再現のようなシーンが観られて、ひとり、じょうろで植物に水をやっていたロボットの哀しい姿を思い出しました。
      >> 続きを読む

      2018/06/02 by 夕暮れ

      「サイレント・ランニング」のレビュー

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      地球上から病気も失業も無くなった未来。全ての植物も絶滅しようとしていた。そこで、地球緑化計画を発足、宇宙船に、植物や動物たちを乗せ宇宙へ打ち上げる。

      ブルース・ダーン演じる主人公のローウェルは、その船のクルー。ある日、計画を中止し、宇宙船の森を分離させ核爆破させよとの命令が届く。

      ローウェルは、命令を遂行する仲間のクルー3人を、愛する森を守るために殺していく------。

      この映画は、別にタイ・ファイターが飛ぶ訳でもないし、姿かたちは残忍で性格はさらに残忍というような異星人が出てくる訳でもない。舞台は宇宙空間であるにもかかわらず、地球の匂いが強い。

      ストーリー自体は、意外とシンプルで観たものをそのまま受け止めれば良いのだろうが、なんとなくスムーズさに欠けるような気がするのは、森の動物や植物を守るために、仲間を殺してしまうといった、主人公の自然に対する不気味とも言える偏執狂的な態度から来るのかも知れない。

      また、宇宙空間に植物という一種異様な対比は、観ている側に顕在意識レベルに留まらず、潜在意識のレベルにまで達するかのような不安定感を与えます。

      そして、印象深いのは、この映画の監督ダグラス・トランブルの実父のドン・トランブルが手掛けたという3体のロボットたちで、デザインなどは、今観ても斬新で、彼らの行動は、機械は無駄な動きをしないといった固定観念が自分の中にあるということを認識させてくれるほど、ユニークかつ人間味にあふれている。

      このロボットたちは、それぞれ意識を持っており、人間の言語を解し、自分たちで会話のようなことも出来る。ちょうど「スター・ウォーズ」のR2D2のようなのだが、R2D2の完成に対して、こちらのロボットは未完成の感があり、それが親しみやすくしていると思う。

      つまり、完成されたデザインは、見ていて安心出来るが、それ以上を想像するのを妨げるのだ。特に、この映画の中に出てくるロボットを含めての機械類は、完成されて、外部が全てカバーされていたりすると、偽物のような気がして、ストーリーがどんなに良く出来ていたとしても、ふと現実の世界に引き戻されてしまったりするものだ。

      その点、この映画のロボットは、ストーリーを加味し、うまくデザインされていると思うし、今まで観たどの映画のロボットたちよりもリアルだと思う。

      "現在の地球上のあらゆる自然破壊行動を否定している"ということは、オープニングの20分もしないうちに分かってしまう。しかし、自然を破壊していく強大な力や、その歯止めの効かなさ、地球の絶望感というものが、直接的表現が無いにもかかわらず、自分の中に植え付けられているのに気付いた時には、すでにこの映画の素晴らしさを認めている自分にも同時に気付いているのだ。
      >> 続きを読む

      2017/08/24 by dreamer

      「サイレント・ランニング」のレビュー

    サイレント・ランニング
    サイレントランニング

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