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さらば冬のかもめ

The Last Detail
ジャンル: 青春 , ドラマ , アクション
公開: 1976/11/03
製作国: アメリカ
配給: コロムビア映画

    さらば冬のかもめ の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 4.0 笑える 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「さらば冬のかもめ」の主人公を演じるジャック・ニコルソンは、今やハリウッドに君臨するスター中のスターだ。

      そして、本人はそれを良しとしないだろうが、彼は作品の中ででも、ニコルソンのままで許される存在だ。大物でありながら、幾つになってもバッドボーイ的なイメージで愛され続けるニコルソン。現在もなお、しぶとくスターの座をキープしている。

      ニコルソンは、あるインタビューの中で、「演じる本人が何だかよくわかっていないというのが、演技においてベストの状態だ」と発言していて、私は非常に興味深く思ったことがある。"役作り"という俳優の伝統的なやり方に反し、彼はハプニングに身を任せるのだ。

      自分がある状況に置かれた時に、何をしでかすかわからないような本能的な行為を役柄の中でやってみる。自然発生の感情を重視する、というものだった。表現者の自信と、ニコルソンというひとりの人間の繊細さを物語っているような発言だと思ったものだ。

      この映画「さらば冬のかもめ」は、1970年代の"アメリカン・ニューシネマ"の後期の隠れた傑作で、監督は「帰郷」「チャンス」の才人・ハル・アシュビー。

      この作品は、ニコルソンの長いキャリアの中で、「カッコーの巣の上で」と並んで大好きな一本だ。彼はこの作品でオスカーの主演男優賞にもノミネートされている。

      反逆的な態度の海軍下士官という役どころと、ニコルソンが持つそういった要素が、すんなりと結びついて、人間として血のかよった主人公が出来上がったと思う。

      この海軍下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)と黒人兵マルホール(オーティス・ヤング)は、18歳で盗癖のある新兵のメドウス(ランディ・クエイド)をノーフォーク海軍基地からポーツマスの刑務所まで護送する任務を言い渡される。

      極端に性格の違う三人の珍道中の始まりだ。こういう"ロードムービー"型のお話は、キャスティングが成功するかどうかのポイントになると思う。若い小心者の水平役を、ランディ・クエイドに演らせたのは大正解だ。ドジでいかにも人が好さそうな顔をした大男のランディが、体は小さいが態度はデカいニコルソンと、一見まともな黒人兵の後をすまなそうについて行く絵が最高だ。

      この新兵は8年の刑を宣告されているが、軍のチャリティ献金箱からたった40ドルの窃盗、それも未遂に終わっただけだった。あまりに自己主張のない新兵にイラつくニコルソンの様子が、実におかしい。

      ニコルソンは、刑務所入りの前に道中、新兵を楽しませてやろうと、様々な体験をさせる。ハンバーガーの注文の仕方から始まって、酒、女。新兵は初めて解放感を味わうが、それを知るほどに待ち受ける刑務所入りの事実が重くのしかかってくる。

      結局、ニコルソンの親切は、"安全地帯にいる者の無責任で気まぐれ的な優しさ"にすぎないのだ。そのあたりのシビアな描写に、"アメリカン・ニューシネマ"時代の、嘘くさくない視線を感じた。

      尚、この映画の演技でジャック・ニコルソンは、1974年度の第27回カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/12/07 by dreamer

      「さらば冬のかもめ」のレビュー

    • ニコルソン若いっすね!!

      2016/12/07 by サッカー狂

    • 3.0

      軍人になるという心意気は管理下に置かれるという事。
      自由がない中で、はけ口が人間には必要。

      盗難の罪で8年間の服役が決まったラリー新兵。
      護送のため下士官のビルとマルホールがラリーを送るが、3人は休暇気分で旅を続けることに。

      鬱屈した感情を解放させるには遊びが無くてはだめだと言わんばかりに、食べて飲んで女を買っての日々。
      軍隊内の遊びという事で、「MASH マッシュ」を思い起こさせる。

      ジャック・ニコルソンが中心にいることで、より砕けた内容。
      新兵を演じるランディ・クエイドのいかにも気弱という感じもよく出ている。

      ただもう少し内面に迫ってもよかったのかという思いがする。
      >> 続きを読む

      2016/05/19 by オーウェン

      「さらば冬のかもめ」のレビュー

    • 4.0 切ない

      なんだかゲイ雑誌みたいなパッケージ

      男らしく自由に振る舞うこと、
      けれどもどうにもならないこともある

      なんとかそこに折り合いをつけてやっていくしかない

      そんなことを教えてくれる映画
      >> 続きを読む

      2014/07/23 by asap

      「さらば冬のかもめ」のレビュー

    • >なんだかゲイ雑誌みたいなパッケージ

      これだけでふきました笑
      男らしさは見習いたいです← >> 続きを読む

      2014/07/24 by Ject

    • 一見、邦画みたいだし。。。

      2014/07/24 by pikapika

    さらば冬のかもめ
    サラバフユノカモメ

    映画 「さらば冬のかもめ」 | 映画ログ

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