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転校生

Sayonara, Me
ジャンル: 青春 , ドラマ
公開: 1982/04/17
監督:
製作国: 日本
配給: 松竹

    転校生 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 笑える 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「転校生」は、映像の魔術師と言われる、大林宣彦監督の「時をかける少女」「さびしんぼう」とともに、彼の故郷を舞台にした"尾道三部作"の1作目で、山中恒の原作「おれがあいつであいつがおれで」を映画化した作品だ。

      大林宣彦監督は、自主製作映画からコマーシャル映画の世界を経て、長編劇映画を手掛けるに至るというコースを歩んできた、後の自主映画出身の若手監督たちの先駆けとなった映画監督だ。

      誰かと誰かが入れ替わり、ドラマが始まるというアイディアは、マーク・トウェインの小説「王子と乞食」を初めとして、数多くの作品がありますが、この作品の独創性は、この入れ替わりが「中学生の男の子と女の子」の間で起きるところにあると思う。互いの体はそのままで、中身自体が入れ替わってしまうのだ。

      尾道の中学校に通う一夫(尾美としのり)がいるクラスに、幼馴染の一美(小林聡美)が転向してくるところから、この奇妙な物語は始まります。

      ある日の帰宅途中、神社の石段を転げ落ちた一夫と一美は、目が覚めた時、とんでもないことが起きているのに気付くのです-----。

      これがもとで二人の体の中身が入れ替わり、ガキ大将の一夫は女っぽくなるし、逆に一美はガキ大将みたいに荒々しくなるのだ。

      この現実には絶対にあり得ないSF的な設定は、一歩間違えばドタバタ喜劇のように、嘘っぽくて、白けるお話になる危険性をはらんでいたと思う。

      だが、そうはならずに、この作品が映画ファンの間で、長い間、時代を超えて普遍性を持った"愛される映画"になったのは、大林宣彦監督の優れた感性と主役二人の功績が大きいと思う。

      この二人の主役の俳優が、美男美女ではなく、どこにでもいそうな普通の中学生の男の子と女の子に見えたのが、この作品の成功の最大の要因なのかも知れない。

      1960年代に自主製作の実験映画でスタートした大林宣彦監督は、この作品で自身の故郷・尾道の町を舞台に、自由奔放なカメラワークや、まるで自主製作の映画のようなテイストを、存分に発揮していて、実に見事だ。

      そして、そのことが最も顕著に表現されているのが、最初とラストの8ミリの映像だと思う。ラストで懸命に走って来た少女が、くるりと後ろを向き、とぼとぼと歩み始める。

      しかし、それは一瞬の出来事で、次の瞬間、少女は軽やかにスキップを踏んで遠ざかっていく-----。

      思春期の感情が、甘酸っぱくよみがえって来ます。この少女のスキップの先には、無限の未来が開けていることだろう。それが、もはや大人になってしまった私には、どんなに貴重なことなのか、よくわかるのです。
      >> 続きを読む

      2017/04/20 by dreamer

      「転校生」のレビュー

    • 4.0

      久しぶりに観た。小林聡美の快演が光る。彼女以外が佐藤一美を演じていたとしたらこの映画の完成度無かっただろう。今リメイクするとだと誰が演じるのだろう。思い当たらない。

      2014/06/24 by seablue

      「転校生」のレビュー

    • 尾道三部作として多くの支持を集め、ロケ地巡りがブームに・・・なるほど!ジャケットのしょんぼり感、キャスト、気になるポイントが満載ですね・・・^^; >> 続きを読む

      2014/06/24 by メッシイ

    • 自分はまだ産まれてないですね...!
      尾美さんも若々しいですね!

      2014/06/25 by ACID

    転校生
    テンコウセイ

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