こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

わたしに会うまでの1600キロ

WILD
わたしに会うまでの1600キロ
© 2014 Twentieth Century Fox
2015年8月28日、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
1クリック登録
公開: 2015/08/28
製作国: アメリカ
配給: 20世紀フォックス映画
人生には、バカなことをしなきゃ、乗り越えられないときがあるーー

たった一人で3ヵ月間、1600キロの山道と砂漠を踏破するという無謀な旅で、どん底の日々からベストセラー作家へと人生をリセットした女性の感動の実話。

    【スタッフ】 監督:ジャン=マルク・ヴァレ、脚本:ニック・ホーンビィ、原作:シェリル・ストレイド、撮影:イヴ・ベランジェ、音楽:スーザン・ジェイコブス 【キャスト】 リース・ウィザースプーン、ローラ・ダーン、トーマス・サドスキー

    わたしに会うまでの1600キロ の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全8件
    • 4.0 切ない ハラハラ 元気が出る

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「わたしに会うまでの1600キロ」は、一人の人間が、一歩ずつ大地を踏みしめ、過去の自分を越えていく物語だ。

      シェリル・ストレイドの自叙伝を出版前に読んだリース・ヴィザースプーンが、作品に惚れ込み、製作、主演を務めている。
      シェリルの過酷な旅や、旅に至るまでの激しい人生を、今までのイメージを覆す、剥きだしの演技で表現したリースと、ジャン=マルク・ヴァレ監督の情熱が伝わってくる。

      カリフォルニアの1600キロに及ぶ自然道、パシフィック・クレスト・トレイルを歩こうと思い立ったシェリル(リース・ウィザースプーン)は、たった一人で旅の準備をするものの、荷物が重すぎて持てないあり様。

      1日目から辞めたくなったり、携帯コンロの燃料を間違えたり、失敗ばかりの旅路だが、一人きりの毎日は、今までの人生を振り返る時間となる。
      だが、危険な目に遭いながらも、なんとか旅を続けるシェリルに、壮大な自然が立ちはだかるのだった--------。

      ロサンゼルスの北、モハーベという町を起点に、セコイヤ国立公園、ヨセミテ国立公園を経て、オレゴン州からワシントン州へと流れるコロンビア川にかかる神の橋までの1600キロトレイルは、草原から氷河、砂漠、岩場とバリエーションが豊かで、本当に魅力的だ。

      そんな自然の中、荷物に振り回され、色眼鏡で見る男たちに細心の注意を払い、断崖絶壁からあろうことか靴まで落としてしまうシェリルは、傷だらけの身体で、まさに孤軍奮闘状態。

      女一人旅の醍醐味や危険を、大自然と共に包み隠さず映し出す。
      チェックポイントで、シェリルが書き込む有名な詩人の言葉に勇気づけられる旅人たちとの交流も、自分に自信をつける力となる。

      一歩ずつ、とにかく前に進むこと。シンプル過ぎることがいかに旅に、そして人生において大事かを、シェリル演じるリース・ヴィザースプーンが全身で伝えているのだ。

      旅と同時に映し出されるのは、シェリルがこれだけ過酷な旅をするに至る経緯で、誰もが知りたいと願う重要な場面だ。
      父の暴力に耐え、シングルマザーとなってからも、明るく笑顔を絶やさなかった母ボビー(ローラ・ダーン)とその喪失、夫がいながら喪失感に耐えられず堕ちていくのを止められない自分の弱さ。

      克服すべき過去の自分を、フラッシュバックのように挟み込み、説得力のある演技で見せるからこそ、シェリルにとっての一歩がどんな意味を持つのかが自分のことのように沁みてくる。

      大自然の中で自分のちっぽけさを嫌というほど思い知らされ、まる裸になった気持ちに達して、はじめて生まれ変われるのかもしれない。
      孤独な旅の友となった往年の名曲「コンドルは飛んでいく」が、優しく胸に響いた。
      >> 続きを読む

      2021/03/12 by dreamer

      「わたしに会うまでの1600キロ」のレビュー

    • 4.0 泣ける

      今日の作品はフレンチカナダ人監督ジャン=マルク・ヴァレ監督の作品をご紹介。



      リース・ウィザースプーンがアカデミー賞主演女優賞でローラ・ダーンが助演女優賞でノミネートされたことでも話題になりました。



      ジャン=マルク・ヴァレ監督はダラス・バイヤーズクラブ (Dallas Buyers Club)で一躍有名になった監督です。彼はマーティン・ペンサと共に自分の作品を編集まで行います。



      そこで今日は、映画編集の基礎となっているモンタージュについてご紹介しましょう。



      モンタージュ (Montage) はもともとフランス語で、映画編集におけるモンタージュとは、実際にみなさんが映画館で見ている映画そのもののことを言います。



      具体的にいうと、別のカメラアングルや別の時間軸の2つのショットをつなぎ合わせることをモンタージュと言います。つまりは、現代の映画そのものがモンタージュで出来上がっています。



      実際に我々が現実世界で見るときには、視点を切り替えたり、別の場所にジャンプすることはないですよね?映画の世界ではそれが当たり前ですが、それが映画たる最初の所以でもあります。



      この映画では、そのモンタージュで遊びまくっていました。



      この映画の構成自体がそうなのですが、パシフィック・クレスト・トレイルを歩きながら、それまでに彼女が経験した出来事を回想するというような形式で映画は進んでいきます。



      あえて時間軸を一方向に進ませず、PCTを歩いていく中で、実際に主人公が見たもの、感じたことをモンタージュでつなげていくことで、彼女のそれまでの人生を視聴者が主観的に見ることができるようになっています。



      このモンタージュを使うことによって、映画は現実よりも一つ次元の高い超現実的なものになっているのです。

      たとえば、写真を見たときに、その思い出に浸る瞬間は誰にでもあると思います。しかし、それは実際にその時の映像が見えるのではなく、頭の中で回想し想像しているだけです。

      映画ではそれを実際にスクリーンに映します。つまりは、視聴者はキャラクターの頭の中を疑似体験できるということです。それによって、自分の体験と重ね合わせて、ときにはそのキャラクター自身に自分を照らし合わせたり、ときには映画の世界からそのキャラクターを見つめることもあります。



      毎回言っていますが、映画はキャラクター。

      モンタージュはキャラクターアーク以外の役割もありますが、映画のキャラクターに命を宿す一番大事な手段だと思います。



      だから編集はすごい。編集があってこその映画です。
      >> 続きを読む

      2018/11/15 by EditTellUs

      「わたしに会うまでの1600キロ」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      今の私が、この「映画」自体に行き着いた、それだけで、この作品との、ご縁を感じる。更に、★「心身が落ち着いている」時分に鑑賞したからこそ、冷静に、私自身の哀しい出来事も振り返るコトが出来た。★観るご縁があり良かった映画!/山や砂漠、森、危険な怪しい男たちが居る場所を通り、長い道をひたすら、独り歩く女性。彼女が背負うは、大きなザックだけではなく、★「自分を見失った」痛い過去の日々。歩きながら、★「哀しい自分」と向き合い、心が癒され、暗い闇が晴れ、「生きたい」希望の陽が差し込む。/「生きたい」と思える瞬間を、私も味わってみたい。 >> 続きを読む

      2017/02/04 by ふみえ

      「わたしに会うまでの1600キロ」のレビュー

    • 3.0

      アメリカ人は自然の中で自分を探すのが好き。

      2016/06/25 by kiiton31

      「わたしに会うまでの1600キロ」のレビュー

    • 4.0 元気が出る

      感想川柳「1000マイル 人生の谷を 登るよう」

      町山さんがオススメしてたので観てみました。φ(..)

      最愛の母親が45歳の若さで亡くなり、それから生活をドラッグや浮気でボロボロにし、結婚生活も破綻。それで今の自分を母親が見たらどう思うかと考え、母親の言葉を思い出してPCTを南から北まで縦断し、自分を見つめ直すことを決意する…というお話。本人の自伝本の映画化になります。

      リース・ウィザースプーンがフルヌードになったの初めて見たのでビックリしましたが、それだけ気合いの入った作品なんだと思いました。(;・∀・)

      この前ミア・ワシコウスカのオーストラリア横断のやつ見ましたけど、距離は半分でも山道ですからね〜(^^;理由も理由だしこっちの方が感情移入しやすいかも。

      母親の「迷ったら美しさの中に身を置け」(だったかな?)というのは凄く心に引っかかりました。(゜Д゜)自然とはかけ離れた生活してるからな〜この際高尾山でも登って美しさに身を置いて見つめ直してみようかな…(。´Д⊂)シェリル程じゃないにしろ誉められた生き方をしてきたわけじゃないもんで。PCTも行けるもんなら行ってみたいですね。(*´ω`*)あんなパノラマビュー実際に見たら圧倒されるんだろうな。

      原題はwildですけどこの邦題は良いと思う( ̄ー ̄)
      >> 続きを読む

      2016/02/25 by Jinyuuto

      「わたしに会うまでの1600キロ」のレビュー

    もっとみる

    わたしに会うまでの1600キロ
    ワタシニアウマデノセンロッピャクキロ

    映画 「わたしに会うまでの1600キロ」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画