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ストレンジャー・ザン・パラダイス

Stranger than Paradise
ジャンル: ドラマ
公開: 1986/04/19
製作国: アメリカ , ドイツ
配給: フランス映画社

    ストレンジャー・ザン・パラダイス の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 2.0

      映画の背景を知らず映画を見ましたが、淡々とした映画。それが故に伝わってくるものはありますが、不朽の名作という感じはしませんでした。背景を知って見る方が感じるものが強いかもしれません。

      2017/06/04 by kubojun

      「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のレビュー

    • 4.0 クール

      山下敦弘監督が「日本のジムジャームッシュ」と言われる所以がよく分かります。「リアリズムの宿」とこの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、主題がよく似ています。

      アンチ・ドラマとも言うべき、ドラマ性の全くないストーリー。好意のすれ違いとか、気まずさとか、そんな、物語にしたってどうしようもないような部分だけを拾ったような作品です。人間が好意の上で引き起こすこういった「ダサさ」には、正直目を背けたくなるものですが、同時にとても愛おしく思える側面もあります。

      この映画は3人の人間の絶妙な距離感が生んだそういった「ダサさ」を愛おしむ作品です。

      そして映画としての質もかなり高いです。カッコよさに関しては、他の追随を許さない仕上がりだと個人的に思います。アクションがあるわけでもないのにSEやBGMのセンスの良さや、写真集のような構図の決まり方で、シーンの変わる度に感嘆しました。

      人を選ぶ映画ですが、好きな人にはかなり響く映画だと思います。
      >> 続きを読む

      2017/05/04 by 130

      「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のレビュー

    • 5.0 クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "ジム・ジャームッシュ監督が何もない青春のありようを随筆風に描く青春映画の佳作 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」"

      このジム・ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」は、あきれるほど何も起こらない、あきれるほど人けのない、あきれるほど盛り上がりのない映画です。

      にもかかわらず、1時間30分の間、少しも退屈する事なく映画で描かれるジム・ジャームッシュの世界に、魅了されてしまいます。そして、いつまでも眺めていたいと思い、観終った後、主役の三人のその後の運命について、あれこれ想像させてしまうような不思議な何かを持っている映画です。

      何度でも繰り返し観たいと思わせる----、これが本格的なデビュー第一作だなんて、ジム・ジャームッシュ監督のセンスの良さには舌を巻いてしまいます。

      この映画は、ストーリーだけ追っても、あまり意味がありません。ハンガリー移民の青年ウィリー(ジョン・ルーリー)と、そのいとこの美少女エヴァ(エスター・バリント)と、ウィリーの親友のエディ(リチャード・エドソン)との奇妙な関係は、生活の余白を切り取り、張り合わせていくようなシンプルな構成で、何も起こらないまま漂泊して行くだけです。

      彼らはニューヨークからクリーブランド、そしてフロリダへというぐあいに、たださすらって行くのですが、その旅は終始一貫してパッとしないのです。ニューヨークでは自由の女神もエンパイア・ステートビルも出て来ないし、クリーブランドでは吹雪でエリー湖も見えません。そして、フロリダでは観光客の人影もなく、荒涼とした海が広がっているだけです。

      そして、三人の気持ちも、いつもスレ違ってばかり。思いやりや好意が空回りしてばかりいます。最後にはその思いやりや好意ゆえに、皮肉にも三者三様にバラバラになってしまうほどです。

      三人は決してドラマティックな風景にも出会えないし、ドラマティックな葛藤も展開しません。青春映画に欠かせない"性のにおい"というのもありません。しかし、この映画の凄いところは、"何もない"というところに、"青春"を見つけてしまっている事だと思います。

      我々多くの人間にとって、残念ながら、"青春はドラマ"なんかじゃありません。少なくとも私にとっての青春は、たいした意味があるとも思えない断片的な記憶のひと繋がりであって、ドラマという形をなしていません。盛り上がりがなく、白けてもいたし、何もかもがチグハグだったような気がします。

      青春時代は、二日酔いの頭で思い出す記憶のように断片的で、しかも無意味なシーンばかりが、走馬燈のように鮮やかに甦って来るのです。この映画は、そのような劇的ならざる我々全ての青春映画であるような気がします。

      その筆致だけが残っていくような随筆風の趣を、この映画は感じさせてくれ、生活の場でも旅行に出ても、無彩色の空間はどこも同じで、目的を見失い、ギクシャクするばかりですが、そんな彼らに否応なしに共感の笑いで、思わずうなずいてしまう自分がいます。

      このような新人時代のジャームッシュの人物把握と、それに裏打ちされた映画手法、1シーン=1ショットとか、場面の区切りごとに黒いフィルムがはさまれる黒味つなぎとか、白くざらついた画面等々によって、映画全体が断片的な記憶のひと繋がりという感じになって、我々に迫ってくるのです。

      そして、主役の三人の俳優も素晴らしく、この人たちが最初にいて、自然とこの映画が出来上がってしまったのではないかと思えるくらいの存在感を示していたと思います。

      それにしても、ジム・ジャームッシュ監督の人間と時代を見る目の新鮮で、確かなセンスの良さには、いつもの事ながら驚嘆してしまいます。

      尚、この映画は1984年度のカンヌ国際映画祭で、カメラ・ドール(新人賞)を受賞し、全米批評家協会の最優秀作品賞を受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/06/07 by dreamer

      「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のレビュー

    • 3.0

      80年代だからこそもてはやされたのかなぁ。今観てどうとは・・

      2015/12/13 by kaiteru

      「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のレビュー

    • 4.0

      なんだこれ!なんか好きだ!雰囲気がたまらなく良い!ほとんど大したことは起きないで淡々と進むのに凄い引きこまれる。心地良かった!

      どこか旅行にいって見知らぬ土地に期待していたのに大していつもの風景と変わらないと思ってしまったあの虚しさというか残念感というのを恐ろしいほど忠実に再現してるなぁと思った。

      2015/07/04 by きりゅう

      「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のレビュー

    • これはモノクロですか?モノクロというだけで勝手に難解な映画のイメージがなぜかあり避けてしまうんですが、、でも昔の映画でも面白い映画たくさんあるはずですよね・・・ >> 続きを読む

      2015/07/04 by ただひこ

    • モノクロですね。時間も90分で、内容も若者がぷらぷら遊んでいるだけなので(面白いかどうかは別として)気軽に楽しめると思います。 >> 続きを読む

      2015/07/04 by きりゅう

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