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このレビューはネタバレを含みます。 この映画「宇宙からの脱出」は、「荒野の七人」や「大脱走」などの骨太な痛快娯楽アクション映画を撮った職人監督・ジョン・スタージェスが、大胆にもSFに挑戦というか、宇宙空間を舞台に描いたサバイバル・サスペンスだ。リチャード・クレンナ、ジーン・ハックマン、ジェームズ・フランシスカスの三人の宇宙飛行士が、長期滞在する宇宙船が突然、噴射装置の故障で地球に帰還出来なくなり、地上管制センターのグレゴリー・ペックが救出の責任者として任務を急ぐことになる。だが、残り少なくなっていく酸素に飛行士たちの不安と恐怖が高まり、巨大ハリケーンによる暴風雨の中、救出者デヴィッド・ジャンセンが乗ったロケットが打ち上げられ、ソ連の宇宙船も救助に向かうことになる。この映画は場面が官制センターと宇宙船の室内場面が大半なので、正直、退屈してくるし、ジョン・スタージェス監督としては、せいぜい事大主義的にハッタリをかけて立派に見せようとしているが、テレビの打ち上げ実況を拡大して、もう一度見せられている感じで、少々辛いものがありますね。この映画は、製作中にアポロ11号が史上初の人類の月面着陸をしてしまったために、だいぶ困り、部分的に模様変えしたらしいが、さぞ作り難かったことだろう。しかし、当時オスカーを受賞した特撮は、さすがに古臭いものの、まるで、この映画の1年後のアポロ13号の事故を予言したかのような緊迫感あふれる救出劇が展開され、一見の価値ありですね。 >> 続きを読む
2019/01/02 by dreamer
「宇宙からの脱出」のレビュー
時代的にもアポロの月計画が実行されており、映画もそれに準えて宇宙ステーションの作業後にミスが起き、いかにして地球へと帰還させるのかが見もの。流石に宇宙空間の特殊効果はバレバレだが、基本は船内とNASAとのやり取りなので問題はない。それよりは救出の方法が科学的に可能なのかという点の方が気になる。「アポロ13」の方は実話だから分かるが、この作品の場合は偶然が重なっているのが映画的。船長を演じるリチャード・クレンナが一番印象に残る役柄であり、船内での決断は感動的ですらある。 >> 続きを読む
2016/09/20 by オーウェン
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宇宙からの脱出 映画 「宇宙からの脱出」 | 映画ログ
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