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花様年華

花様年華: In the Mood for Love
ジャンル: ドラマ , ラブロマンス
公開: 2001/03/31
製作国: 香港
配給: 松竹

    花様年華 の映画レビュー (最新順)

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    全10件
    • 5.0 切ない

      この映画のタイトルは「かようねんか」と読む。
      花のような時期ということから、女性が美しく咲き誇る年代を意味するらしい。

      ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」は、1960年代の香港を舞台に、互いを求め合いながら、自制する男女の不倫の恋を、切なく美しく描いている。

      むせび泣くような映像と音楽。説明を省略し、観る者に「何が本当に起きているのか」と考えさせる、謎めいたつくり。

      この作品の前編とされる「欲望の翼」と同じように、甘い痛みに満ちたスタイリッシュな作品だ。

      1962年の香港。新聞記者のチャウ(トニー・レオン)と、チャン夫人(マギー・チャン)は、同じアパートの隣の部屋に、同じ日に引っ越してくる。

      二人とも既婚者だが、チャウの妻とチャン夫人の夫は、いずれも仕事で海外に行くことが多く、二人は日常的に顏を合わせるようになる。

      そして、彼らは相手の持っているバッグやネクタイから、お互いの配偶者同士が浮気していることを知る。
      同情から会うようになった二人に、恋が芽生えるが-------。

      香港の夜に降る雨がもの悲しい。二人が会う喫茶店のうらさびれた感じがいい。
      物思いに沈む男がふかす煙草の煙が寂しい。

      やがて、チャウはチャン夫人に思いを打ち明けるが、彼女は「一線は守りたい」と彼の求めを拒絶する。みじめになりたくないからだ。

      だが、ある日、二人で話している時、チャン夫人は感情を抑制することに耐え切れなくなる。
      「苦しいほど悲しい」。彼女の言葉が、二人の気持ちを言い表している。

      映画の中で流れるナット・キング・コールの「キサス・キサス・キサス」や鈴木清順監督の「夢二」のテーマ音楽が、ムードをかきたてる。

      英語のタイトル「イン・ザ・ムード・フォー・ラブ」そのまま、恋のムードが全編を貫いている。

      二人のためらいが美しく、深く結ばれた男女が、そこにいる。
      >> 続きを読む

      2019/09/02 by dreamer

      「花様年華」のレビュー

    • 懐かしい映画です。公開当時、劇場で3回くらい見てしまいました。でも、円盤はなかなか手に入らなくて、待ちに待った記憶があります。二人の関係について、当時諸説ありました。ネット上でも、いろいろ盛り上がったように覚えています。 >> 続きを読む

      2019/09/04 by ぴぐじい

    • ぴぐじいさん、コメントありがとうございます。

      二人の関係に関するキーワードは、"室内履き"だと思います。
      ある出来事があって、チャン夫人は、刺繍があるピンクの室内履きをチャウの部屋に残します。

      チャウはそれを、その後、旅立ったシンガポールまで大切に持っていきます。
      そして、この室内履きをめぐるエピソードには、更に続きがあって、それほど二人を繋ぐ大切な物だったんですね。

      映画の中では、欧米と同じように、室内でも靴のまま生活する香港の習慣が描かれています。
      だからこそ、靴を脱いで履き替える室内履きが、よりプライベートでセクシーな意味を持つのだろうと思いますね。
      >> 続きを読む

      2019/09/04 by dreamer

    • 4.0 切ない

      ワルツが奏でる禁断の関係。
      男と女の間に言葉は要らぬと教えられてるようで、実にウォン・カーウェイ監督らしい作品。

      主演のトニー・レオンとマギー・チャンの二人も世界観にピタリと嵌っている。
      素晴らしき雰囲気と"間"の絶妙さに感服する。
      不倫の関係だが愛情を感じられるのもまた味わい深い。

      酷評された「2046」を中断してまで撮った作品なのに、明らかにこちらの方がいいとは。
      カーウェイ監督の本心はどうなのか気になります(笑)
      >> 続きを読む

      2018/09/04 by オーウェン

      「花様年華」のレビュー

    • 5.0 切ない

      再視聴
       
      久々に観たけど、映像も音楽もトニーレオンもマギーチャンもチャイナドレスも
      なにもかもが素晴らしい
      刹那さを表現させたらウォンカーワイに勝てる人は未だいません
      もっと撮ってくれないかなぁ。。。。。

      2017/06/03 by YSL

      「花様年華」のレビュー

    • 5.0

      ひとこまひとこまが美しい。タバコの煙と雨の匂い。狭い空間の中の濃密な人との関係。次第に募る狂おしい感情。大人の恋。

      2017/02/27 by masa_26

      「花様年華」のレビュー

    • 5.0 切ない

       ”花様年華”とは劇中に流れる周璇の「花様的年華」から引用されています。「あれほど幸せだったのに 今やこの身は悲しき孤島にあり」。これは作詞の一部ですが、この詞が主人公二人の境遇を物語っています。中盤で流れますので、要チェックです。

       主演はトニー・レオンとマギー・チャン。マギー・チャンについてはジャッキー映画でお馴染みのコメディエンヌと認識している人が多いはずです。しかし、今作ではドジっ子ではなく夫の不倫を知り、不倫相手の夫であるトニー・レオンとの関係に苦しむ繊細なヒロインを演じています。シリアスな演技をしているのでご安心を・・・。

       その他にも、1960年代の香港を再現した美術、ドレスやネクタイといった衣装、被写体を後ろから移したカメラワークなどが優れています。

       この映画は三度目の鑑賞なのですが、ここに来ていくつか謎が浮かんできます。それぞれの夫と妻との関係はどうなったのか。マギー・チャンと手を繋いでいた男の子は誰なのか。最初は気にしていなかったのですが、指輪を外したディテール・カットを観たら、気になってしまいました。皆さんも一度鑑賞して頂き、気になるシーンをチェックしてみてはいかがでしょうか。
      >> 続きを読む

      2016/03/26 by w.s

      「花様年華」のレビュー

    • > 監督: ウォン・カーウァイ
      > キャスト: トニー・レオン

      「恋する惑星」が大好きなので、コチラも絶対好きなヤツだと思います。 >> 続きを読む

      2016/03/26 by ice

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