こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

ジャンル: ドラマ
公開: 2008/03/15
監督:
製作国: 日本
配給: 若松プロダクション=スコーレ

    実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全4件
    • 5.0

      実は私、30代の頃になぜか連合赤軍にハマって、永田洋子「十六の墓標」やら植垣康博「兵士たちの連合赤軍」やら色々読みまくってた時がある。もちろん彼らに賛同するわけじゃなくて、でもなんかすごい心に引っかかった。無視できないみたいな感じ。
      幼稚園児時代に安田講堂事件があって、家の前の道路に何日も機動隊の装甲車が止まっていて、時々機動隊員が家にトイレを借りに来たりしていて、じっと見てたら装甲車に乗せてもらえたという幼児体験が深層心理にあるのかもしれない。いや、それはないか。
      でも長じて「学生運動」のことを知るにしたがい、「ああ、私がその頃大学生だったら絶対ヘルメット被ってデモに参加してただろうなあ」と薄ぼんやりとは思ってた。その「知りたい気持ち」が30代の頃に噴き出して来たんだろうとは思う。

      なので、「あさま山荘事件」に到るまでの学生運動のおおよそのあらましや、連合赤軍が次第に追い詰められていく過程や、山岳ベース事件の悲惨さなんかもわかっていたので、映画を観てショックを受けるということはなかった。ただ、映画の持つ力はやっぱりあって、人物造形や台詞回しなんかで、むしろノンフィクションの書物を読むよりリアリティを感じる。

      そして、おそらくこれこそ「フィクション」なんだろうけどいちばん突き刺さるのは、最後に高校生の加藤弟が叫ぶ「俺たちみんな勇気がなかったんだよ!」というセリフ。山岳ベース事件の最中にもさりげなく加藤弟をカメラが追いかけていたりして、監督はここに山場を持ってこようと決めてたんだなあ、とはわかりつつも、やっぱりすごいシーンだった。だって、このセリフって、この事件を観ている最中ずーっと心の中で感じてたことなんだもの。

      オウム真理教事件が明るみに出た時、連合赤軍と比較して語られたりしたけど、個人的には「似て非なるもの」ではないかと思う。理由はうまく言えないけど。「宗教」には近づき難いけど「思想」にはシンパシーを感じてしまうのは私の性格だが、「自分は連合赤軍のことは1ミリも理解できない」っていう人ってそう多くないんじゃないだろうか、とも思う。

      あ、あと、前半で学生たちを中心にしたデモがいっぱい出て来ますが、あれ見てると、今の国会前のデモと規模が違いすぎて驚く。党派性がないデモだから仕方ないにしても桁が違う(過激さも違うが)。あの頃のデモみたいになればいいとは全然思わないが、それにしても、若者があれほど熱く政治にコミットしていた時代が日本にもあったということ自体は、シンプルに羨ましい。その意味では、あさま山荘事件によって体制側は「思想を持つのはヤバいやつ」というプロパガンダを見事に成功させたんだね。
      >> 続きを読む

      2018/04/11 by 室田尚子

      「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」のレビュー

    • 5.0 切ない

      この映画は、「こいつらなんなんだよ」っていう見方もあるけど、会社とか組織にいるとこいつらみたいになってる瞬間の自分が見えてきて気まずい思いも浮かぶ。
      そういう意味でも、普遍的なテーマだなあと個人的に感慨深い。

      2017/09/26 by unkuroda

      「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      連合赤軍の成り立ちから破滅に向かう若者達のあさま山までの姿を若松孝二監督が描いた作品です。
      自己批判と粛清の繰り返しに規律を正すと言う名目の凄惨なリンチ・・・
      むごすぎます!!結果何が残され何を得たのか?
      評価は星四つです。

      2014/10/27 by チャミー

      「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」のレビュー

    • 恥ずかしいことだと思いますが、あさま山荘の事件のことはほとんど知りません。。
      むごすぎるとのこと、観るのは少し怖いです… >> 続きを読む

      2014/10/27 by coji

    • 集団心理の怖さと何時自分に矛先が向くのかと思う恐怖心が生んだ悲劇!!

      2014/10/27 by チャミー

    • 4.0

      3時間という長尺のせいだけでは無く、とにかく見応えのある作品だった。
      テレビで時々一瞬プレイバックされる「あさま山荘事件」にこんな背景があったとは。丁度、自分が生まれた年代なので一層興味深かった。
      狂った思想に突き動かされる集団の心理が良く描かれていたと思う。結局は最後に少年が叫ぶように、皆勇気がなかったのであるが、通常の人間であれば至極当然の行動なのかもしれない。

      2014/08/21 by takenuma

      「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」のレビュー

    実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
    ジツロクレンゴウセキグンアサマサンソウヘノミチ

    映画 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック