マシーンヘッド

ギューイーーンドッドッドッドッガクブルの爆音高らかな馬鹿映画。

もうクルクルパーな事間違いなし。

この映画の主人公、この監督の分身に違いないと思う事山の如し。という位の力強さ。

嗚呼、何でこんな事に？何が悪かったのだろうか？僕の青春を返せ。といった事が満載されています。そんな後悔が有ってもイマイチそれが改善される事無しの人生。

まぁ天才と思っているのだから仕方ないけどね。


もう本当に頭が良いのか悪いのか、オレハー　オレハー　バカナノカ？　アホナノカ？という位自問自答しても何も見つかる事は無いのです。そんな事がわかるのならば苦労は無いのです。

エンジンの天才が何故医学知識があるの？それをいとも簡単にできるのだけの頭が有るのに何故頭にエンジンをつけるとという発想をするのか？もう疑問だらけである。そもそもまず静かで震動の無いハイパワーの小型エンジンを作れよ。専門家でしょ？なんかポンコツ過ぎるよ。

また燃料入れる時の事も考えようよ。といった問題が山積みのまま映画は進み終わってしまう。

最後は意味不明にチョットいい話にしようとするしそれを更にオチでひっくり返すとはイイ度胸である。

世の中まだまだ捨てたもんじゃない。と生きる勇気が湧いてくる。トホホという気分では収りきれないスケールの多きな映画である。あえて言うならばグモモな気分だ。

ビバ！！世界は美しい！！ >> 続きを読む

2014/10/07 by 隼５郎

「マシーンヘッド」のレビュー