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ボディ・ダブル

Body Double
ジャンル: 外国映画 , ミステリー・サスペンス , ドラマ , アクション , エロス
公開: 1985/02/09
製作国: アメリカ
配給: コロムビア映画

    ボディ・ダブル の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」「裏窓」にオマージュを捧げた、ブライアン・デ・パルマ監督ワールド全開のサスペンス・スリラー 「ボディ・ダブル」"

      この映画の題名の「ボディ・ダブル」というのは、映画用語で演じる俳優の体(ボディ)の部分の代役の事で、スターは顔のアップで演技をし、ヌードのラブシーン等は肢体の見事なボディの代役で撮影をする事を指しています。

      この映画は、映画界を背景として謎と猟奇の殺人事件が展開していく物語です。売れない三流役者(クレイグ・ワッソン)が、閉所恐怖症のために失業してしまいます。

      そして、彼は友人の紹介で知り合った男に頼まれて、豪華な家の留守番役を引き受ける事になり、そこから望遠鏡で覗いて見ていると、向こうの家に半裸の美女がいます。いつの間にか彼女を恋してしまった、この三流役者が、ある夜、彼女がインディアンの大男に惨殺されるのを覗いてしまい、さて、その後、彼の運命やいかに----というサスペンス・スリラーです。

      当然の事ながら、この映画はサスペンス・スリラーの神様、アルフレッド・ヒッチコック監督の熱烈な信奉者で、その作品も一作毎にヒッチコック監督タッチの演出技法を駆使し、オマージュを捧げ続ける、「殺しのドレス」、「ミッドナイトクロス」のブライアン・デ・パルマ監督が、ヒッチコック監督の代表作の「めまい」と「裏窓」を題材に、ひとつの物語に状況設定をしてオマージュを捧げた映画なのです。

      このブライアン・デ・パルマ監督こそは、誰もが認めるヒッチコック監督の後を継ぐスリラー作家で、この映画でも、"映画の世界"に題材をとってみせたのも、「めまい」や「裏窓」といったスリラーのクラシックを堂々と再現するための、いわば額縁でもあるのです。

      恋してしまった女を三流役者が延々と追うところ----。色情狂ともいえるこの女性との太陽の下でのラブシーンを、360度回転させながら撮りあげる場面。元ネタがわかっていても、思わず膝をのり出さずにはいられない面白さ。本当に、デ・パルマ監督はヒッチコック監督が好きで好きでたまらないのが、よくわかります。

      師匠のヒッチコック監督も、ケレン味たっぷりの面白さがありましたが、デ・パルマ監督は、それをもっとどぎつく、血みどろの演出で我々観る者の心を氷つかせます。ドリルが美女を刺し通し、更に下の部屋の天井へ突き抜けて血をしたたらせる描写等、本筋には関係のないところで、デ・パルマタッチを炸裂させて、まさしく地獄絵の歓喜と恐怖を増幅させていくのです。

      とにかく、意外な真犯人の登場するラストまで、官能シーンを織り込んだ緻密な構成、凝った音楽の効果等、デ・パルマワールド全開で、刺激たっぷり、トリックいっぱい、映画の遊びを存分に楽しませてくれる作品です。
      >> 続きを読む

      2016/05/26 by dreamer

      「ボディ・ダブル」のレビュー

    • 2.0

      デ・パルマはそのテクニックに走らなければ面白い作品が作れることは証明済み。
      でもこの作品は思いっきり個人趣味に走り、俺様ムービーを作り上げた。

      ヒッチコックの後継者は俺しかいないといわんばかりに、「裏窓」や「めまい」などを主軸に、他の作品のいいとこを横取りして作り上げた。

      閉所恐怖症がほとんど意味がないところもすごいし、主演女優が途中から入れ替わるのは「サイコ」の模倣で間違いない。

      上記に加えて思いっきりエロチックに味付けをしているので、余計にこだわりが見えてしまう。
      デ・パルマ好きにはたまらないだろうが、やはりテクニックに溺れている感は否めない。
      >> 続きを読む

      2015/08/02 by オーウェン

      「ボディ・ダブル」のレビュー

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