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クジョー

Cujo
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ホラー , SF , アクション
公開: 1984/04/07
製作国: アメリカ
配給: 松竹富士

    クジョー の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 3.0 切ない ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
       
       




      『原作の上澄みのみを掠め取った出来』

      自宅にて何度目かの鑑賞。細部等失念しており、新鮮に観れた。どこかにレビューを残した気もするが、何を書いたか殆ど憶えておらず、新たに書き直してみる。問題を抱える二組の家族を狂犬病に羅漢したセント・バーナードが襲い掛かるホラー。詰め込み感はあるものの、S.キング原作の雰囲気はよく汲み取られている。低予算に加え、35年以上前の製作故、CGIを駆使したシーン等は無く、アナログに頼った工夫を凝らした撮影法が見られ、何かと味わい深い。ただ従順だった大型犬が徐々に狂いつつ醜悪となり、モンスター化する様は恐怖より憐憫が先立ってしまった。60/100点。

      ・シーンによって荒さはあれど、現場泣かせの動物と子供を巧く使ったと思う。特に撮影時六歳だった為、満足に文字が読めず、現場に附き添った母親の口移しで科白を入れ撮影に臨んだと云う“タッド・トレントン”役のD.ピンタウロ、脱水症(熱中症)の発作や泣き喚くシーン等、デビュー作とは思えないベテラン勢顔負けの迫真の演技であった。観辛さこそあれ、よくあるPOV等での手振れは平気な方だが、本作内の車内を360°グルグル回転するシーンでは不覚にも酔いそうになった。

      ・撮影時、“スティーヴ・ケンプ”のC.ストーンと“ドナ・トレントン”のD.ウォーレスは実際に婚姻関係にあった。撮影後、D.ウォーレスが二度と乗りたくないと云ったという劇中の車は、フォードの'78年型Pinto Runaboutである。車内で余儀無く籠城させられるシーンでは真夏の設定にも関わらず、実際の撮影時は寒く、車内はヒーターで温められていたらしいが、一旦カメラが回ると、音が入らないようにヒーターは切らざるをえなかったと云う。

      ・撮影には五頭のセント・バーナードに人が入る着ぐるみ、アップ用のメカニカルヘッドも用いられた。シーンによっては、メイクを施されたロットワイラーも使われたらしい。

      ・原作者のS.キング自身がシナリオの第一稿を書き上げ、『アリゲーター('80)』を観て気に入ったL.ティーグを監督に推したが、スケジュールが合わず、P.メッダクが監督となった。P.メッダクは“ローレンス・キュリア”のペンネームでクレジットされたB.ターナーに脚本をリライトさせ、撮影に臨むも僅か一日で監督を降りてしまう。急遽、当初のL.ティーグに白羽の矢が当たり、監督に復帰した。L.ティーグは、新たにD.C.ダナウェイを雇い、更なるリライトを脚本に施し、ラストもこの段階で原作から変更された。映像化に際し、原作の変更を何かと嫌うS.キングは意外にもこれを快諾したと伝えられる。製作側は脚本にS.キングをクレジットしたがったが、新作『クリスティーン』上梓のプロモーションで多忙を理由にこれを断ったとされる。

      ・同じS.キング原作の『デッドゾーン('83)』は、謂わば本作の前日譚に当たる。S.キングではお馴染みである架空の田舎町“キャッスル・ロック”がこの二作の舞台であり、髪型に違和感を憶えたS.ワード(『デッドゾーン』ではT.スケリット)が演じた“ウォルト・バナーマン”保安官も両作に登場する。ネタバレとなるが、『デッドゾーン』で追い詰められ自殺する連続殺人犯、N.キャンベル演じる“フランク・ドッド”は“ブギーマン”となり、本作の序盤でD.ピンタウロの“タッド・トレントン”が怯えるクローゼットのシーケンスへと繋がる。原作では、そもそも“クジョー”は“フランク・ドッド”が飼っていたと仄めかされており、更には邪悪な“ブギーマン”となった後、狂犬病に発症した大型犬に取り憑いたとの暗喩もある。

      ・噂では“cujo”とは、「止められない力」を意味するインディアンの原語からの引用だとされている。劇中内では邦題の“クショー”より、永井淳訳した原作の訳書名“クージョ”の方に近い発音がされているように聴き取れる。

      ・L.エリオット監督の手によってリブートが進められていると伝えられている。タイトルは"Canine Unit Joint Operation"の頭文字を摂って"C.U.J.O."と改められ、DJペリーを主演に迎え、鋭意製作中との事だが、どうやら本国アメリカでもDVDスルーの扱いとなりそうであり、'19年5月現在、我国ではリリースがどの様な形になるか未定である。



       
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      2019/05/21 by 三多羅 格

      「クジョー」のレビュー

    • 3.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      奥さんと息子が孤立する状況の作り方は上手いと思います。クジョーも力と頭脳を併せ持って恐ろしいです。

      ただクジョーを殺すのはパパの方が良かったんじゃないかと思います。あれだけ怪物がいないってなだめてたしおまじないもパパが作ったのに。

      しかし随分唐突に終わりますね・・・怪物の暴走を通じて家族の絆を描くってのはオーソドックスでいいと思いますが、どうせなら後日談が欲しかった。家族が絆を取り戻したという。
      前半がちょっと長くて退屈だったのでそこを削って入れてほしかったです。
      >> 続きを読む

      2017/04/24 by JSP

      「クジョー」のレビュー

    • 3.0 ハラハラ

      キング原作にしては随分と単純なプロットだが、こういうシンプルな方が案外ホラーには適しているのかもしれない。

      自動車の修理に立ち寄ったがために、狂犬病にかかった犬のクジョーが襲い掛かってくる。
      車の中で動くことも出来ない母子が完全に閉じ込められる。

      そりゃ狂犬病の犬に噛まれたら恐ろしいので、パニック描写はしっかり作られているのだが、そこから広がりを一向に見せないのはどうしたものか。
      結構な時間にらみ合いという形でのみにしか成立しない。

      エンディングは原作と違うらしいが、実写化ということを考えると逆の方のエンディングを見たかった。
      >> 続きを読む

      2016/08/05 by オーウェン

      「クジョー」のレビュー

    • 3.0

      「どうしたものかー、息子が犬を飼いたいってきかないんだよ」
      そんなときにオススメしたいのがこの映画!たちまち犬を飼いたいという欲求を無くします☆

      原作未読ですがスティーブン・キング原作のホラーです。
      どうも残念なことに誰一人感情移入することができなかった。

      まあでも最初温厚だった犬が狂犬病であそこまでモンスター化するとは◎犬の演技は抜群です!
      最後もうちょっと盛り上がりが欲しかったなぁ。あっさり終わってしまった。

      子どもの頃に観たらトラウマになりそうだな、こりゃ。
      (`●、ω^;)
      >> 続きを読む

      2015/05/05 by きりゅう

      「クジョー」のレビュー

    • 3.0

      狂犬病にかかった大型犬に襲われるというアニマルホラー。主人公が出てくるのを辛抱強く待つあの姿。憎たらしさの極み。

      2015/02/04 by 二階堂

      「クジョー」のレビュー

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