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日本の悲劇

Tragedy of Japan
ジャンル: 日本映画 , ドラマ
公開: 1953/06/17
監督:
製作国: 日本
配給: 松竹

    日本の悲劇 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 切ない

      むちゃくちゃ悲劇です。バッドエンド。救いがない。・・・重い。
      ああ、救ってあげたかった。大人になれない子供たち。気の毒なお母さん。

      「子供のために、どんなことでもするんだ」と必死で生きてきた母親の苦労を、冷たく軽蔑のまなざしを送り、離れていく子供たち。”子供のため”という思いで頑張ってきたけど、それがいつの間にか子供への執着、押しつけになっていることに気がつかない母親。結局、お互いに自己中心的になってしまっている。そうなったのは、戦争で父親が死に、食べ物もろくになくなり、社会がめちゃくちゃになってしまったからかもしれない。どん底の生活から抜け出すため、自分の生活のため。でも、でもなあ、根本の原因はやっぱり、ものの見方、考え方かなあ。

      ものの分かった人が一人でもいて、優しく教えてあげられてたら・・・。どちらかが、もう少し賢ければ。

      どんな親でも、自分を産んでくれた恩、育ててくれた恩があります。この恩は絶対で、とても大きい、なくなりません。だから、大人になったら恩は返さなければいけません。恩を返さない人は大人とは言えない。ものが分からない親なら、やさしく教えてあげるのが恩返しです。教えてあげるのが無理なら、ただ穏やかに暮らしてもらうだけでいい。困っている親を見捨てるなんて、とんでもない悪業です。

      子供は親の所有物ではない。大人になれば自立しなければいけません。子供は自分の人生を自分で生きていく。子供の自立を邪魔してはいけない。子供が大人になったら、親も自立しなければいけないのです。自分の人生を自分で生きなければいけないのです。見返りを要求したり、自分の思い通りにさせようなんて、してはいけない。

      親も子も、どちらも自立した大人になること。自立した大人は人にやさしいのです。

      とはいえ、人間は弱い。あまりに無知。育った環境、経験からの影響もある。この親子は学ぶ余裕もなかったのでしょう。仕方がないよね。

      親子でうまくいかなければ、社会(周りの人)が助けてあげればいい。でも、その社会は戦争でメチャクチャになる。だから、

      社会、普通の生活をメチャクチャにする戦争なんて、絶対しちゃいけないんです。
      >> 続きを読む

      2015/12/05 by バカボン

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