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原爆下のアメリカ

Invasion, U.S.A.
ジャンル: SF
公開: 1953/04/23
製作国: アメリカ
配給: コロムビア日本支社

    原爆下のアメリカ の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0

      1952年製作のこの映画、プロパガンダ映画とも揶揄されのだがこの映画の中で描かれる状況、実に今日の日本にも当てはまる感じがして怖くなるのである。

      冒頭のバーのカウンターでオーマンが語る国民像が現代も同じなのだ。此処で映画にグッと引き込まれた。確かにこの部分も解釈では国に都合の良い国民になれというセリフにもとれる、実際にもそういう意図なのかもしれない。だが素直にとれば人は利己的で、国の事など考えていないのだともとれるのだ。

      また原爆を軽く描いているのが日本人的に腹が立つという狭量な意見もあるがコレも実際に体験、資料等をみなければわかる訳がないのだ。

      原爆実験に立ち会った兵士にしてもビール片手に花火見物感覚で参加していたのだから。後で放射能の恐怖を理解する事になるのだ。

      1952年当時では凄い威力という理解はあっても地獄絵図が展開されるというのをわかれと言うのは無理では無いだろうか。日本人も色々な写真等でしっているだけで本当の地獄絵図を体験した者からみたらやはり軽い知識と思われるのではないだろうか?多分写真だけではわからない空気が出す重さがあるのだ。

      まぁ今のアメリカ人は更に原爆の恐怖なんてわかっていないけどね。映画では何かと世界の危機があると核で解決してしまうからね。

      しかしこの映画の状況を今の日本に当てはめると物凄く怖い考えになるのは間違いない。

      戦争なんてまっぴら御免だし、武器を持つと使いたくなるという人間の業もあるかるから武器は無くしていかないと駄目だという左翼的な考えが僕にはある。

      それを言う為には自ら率先しないと説得力が無いとも思うのだが、そんな行は世界は馬鹿だと考えるのもわかっている。世界は合理的というより好き、嫌いで動いているらしい。まぁ少ない理性もあるから嫌いと思ってもすぐに殴りつける事はないけどね。

      誰かが武器を持つとそれに対抗するには武器しかない、その連鎖しかないというというこの悲しいさこそが人類なのかもしれない。

      人類はキバを持っていない、その劣等感がDNAにあるのではないだろうか、格闘技、武器、兵器はそのキバを手に入れようとする人類の足掻きではないのか?

      今の平和と安定を手に入れる為に何をすべきかを考える切っ掛けになる映画だと僕は思う。

      嗚呼、映画でよかった、夢でよかったと思える間に考えなければ取り返しのつかない事になる。自分の事だけを考えていては自分の住む世界は守れないという事だ。

      常に不安定な世界にどう向かい合うか、備えは十分かを考えろ。

      映画との作りとしては荒いがコンパクトに纏まっている為に一気に観る事が出来ます。


      オススメです。
      >> 続きを読む

      2014/09/23 by 隼5郎

      「原爆下のアメリカ」のレビュー

    • >しかしこの映画の状況を今の日本に当てはめると物凄く怖い考えになるのは間違いない

      アメリカの人が見るよりも、日本人が見た方が痛烈なインパクトがありそうですね…
      >> 続きを読む

      2014/09/24 by RAY-ROCK

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