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終着駅

Terminal Station
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , ラブロマンス , アクション
製作国: アメリカ
配給: 松竹

    終着駅 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ローマにやって来たアメリカ女性とイタリア青年の恋、そして別れ------。

      男と女の悲恋物語を語る一方で、駅に集う様々な人間たちの人生の営みや哀歓を点描していくという、いかにもネオ・レアリスモ派の監督ヴィットリオ・デ・シーカらしい飾り気のない淡々とした映像が、観る者の情感深く胸を打つ作品だ。

      アメリカ人の人妻メアリー(ジェニファー・ジョーンズ)は、ローマ中央駅に来た。ローマ滞在中に知り合い、恋に落ちたイタリア人青年ドナーティ(モンゴメリー・クリフト)への想いを断ち切り、帰国しようとしていた。

      ドナーティが彼女の後を追って来る。彼の熱心な引き留めにあい、メアリーは、ひと列車出発を後らせたが、やがては帰らねばならない身。二人の心が、千々に乱れる中、時は無情にも過ぎていく------。

      約2時間の出来事を、その時間の中で描いて、全く観る者を飽きさせない。まずは、そのきっちりと計算されつくしたシナリオに感心させられる。そして、それを堂々と映画に仕立てあげてしまうヴィットリオ・デ・シーカ監督の確かな演出手腕とその自信には唸らされてしまう。

      アメリカ人の若い人妻と、イタリア人の青年教師の恋------、言ってみればただそれだけのものだが、デ・シーカ監督は、舞台をローマ中央駅に限定して、別れの切なさに焦点を絞り、その切々たる心情を浮き彫りにしていく。

      激しく人々が行き交う駅の構内で、断ち難い想いに揺れる男と女。時は刻一刻と過ぎ、次第に追いつめられていく二人。恋は時間のサスペンスの中で、展開されていきます。

      そして描き方は、ドキュメンタリー・タッチで淡々とした映像で語られます。無情な時の流れと醒めた描写によって、いっそう恋ごころの激しさが際立ってくるのです。
      >> 続きを読む

      2017/08/09 by dreamer

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