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大いなる西部

ジャンル: 外国映画 , アクション , 西部劇
公開: 1958/12/25
製作国: アメリカ
配給: 松竹=ユナイテッド・アーチスツ

    大いなる西部 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「大いなる西部」は、巨匠ウィリアム・ワイラー監督が、西部の新しい夜明けを描いた格調高い大型西部劇だ。

      マッケイ(グケゴリー・ペック)は、西部の牧場主テリルの娘パット(キャロル・ベイカー)と結婚するため、東部からはるばるテキサスまでやって来る。

      このテリルは、女教師ジュリー(ジーン・シモンズ)が持つ水源地をめぐってヘネシーと対立する。一方、テリル家の牧童頭スティーブ(チャールトン・ヘストン)は、パットを秘かに愛していて、東部から来たヤサ男マッケイをうとましく思っていた------。

      アメリカ人にとって西部とは何なのか、それがこの映画を観ていると、よくわかる気がする。西部の新天地などとよく言われるが、大西洋を渡ってアメリカ大陸の東海岸に上陸したヨーロッパの移民たちにとって、西部とはまさしく、まだ道の通じていない未開の土地だったのだ。

      そこに彼らは無限の可能性を見ようとした。また事実そこは、あらゆる物資の宝庫でもあったのだ。こうして夢多きヤンキーたちは、幌馬車に群がり乗って、遠く道なき荒野を西へ西へと突き進む。西部劇は、生まれるべくして生まれた彼らの魂の詩なのだ。

      この映画では、すでに西部の新天地を開拓して、そこに住むアメリカ人と、新たに海を渡ってその地に移り住んで来る新興勢力との対立を描きながら、激しい抗争の後に、文字通り大いなる西部が開けるという壮大な未来への展望を示して終わっている。

      すでにその地に住む保守的な若者の代表がチャールトン・ヘストンであり、海から来た東部のリベラルな男がグレゴリー・ペック、その間に美しい娘のキャロル・ベイカー、ジーン・シモンズが絡んでくる。そして、旧世代の代表としてチャールズ・ピックフォードとパール・アイヴスが相対立する。

      そして、壮絶な全ての決闘が終わった後に、大いなる西部は若い世代の前に、限りなく広々と開けていて、まことに壮観だ。

      ジェローム・モリスの勇壮な心躍るテーマ曲に乗って、荒野を疾走する駅馬車の遠景ショットの幕開けから、最後の壮絶な決闘シーンまで、ウィリアム・ワイラー監督の演出は、西部への限りない賛歌にあふれていると思う。
      >> 続きを読む

      2017/11/03 by dreamer

      「大いなる西部」のレビュー

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