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ゴシック

Gothic
ジャンル: ホラー
公開: 1988/04/01
製作国: イギリス
配給: 大映

    ゴシック の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ゴシック」は、怪奇小説の古典と言われる「フランケンシュタイン」の誕生秘話を、鬼才ケン・ラッセル監督が幻想的な映像で綴った作品だ。

      英国製ホラー映画というのは、コメディでもそうですが、アメリカ製とはほんとにひと味違っていて、実に興味深いんですね。
      どこかしら捻ってあって、一筋縄ではいかないような、そんなイメージがあるんですね。

      1816年のある日、スイスのレマン湖の畔にある「ディオダディの別荘」に詩人のバイロンを訪ねたロマン派詩人のシェリー、その愛人のメアリーと彼女の義理の妹のクレア、屋敷の侍医のドクター・ボリドリ。
      全員が実在の人物だというところが凄い。

      その夜、怪奇趣味の強いバイロンの提案で、本物の怖い物語を作ろうと、彼らは創作し始めるのですが、妄想と現実とがごっちゃになり、悪夢のような出来事に遭遇していくのだが-------。

      悪夢を見ているような、眩惑的でグロテスクな映像がとても印象的です。
      こういうのは、結構好きですねえ。
      子供もよくこういう遊びをしますよね。

      真夏の深夜にロウソク1本で、順番に怖い話をして、みんなを怖がらせ、聞いている方も怖い、怖いと震えあがるという、あのお馴染みの遊び。

      昔の貴族や作家達もこういう遊びをしていたんだろうなと簡単に想像できます。
      時代背景が、そのままゴシックホラーという感じなので、すんなりとストーリーの中に入っていけるんですね。

      そして、この夜、バイロンは「シヨンの囚人」を、後にシェリーの妻となったメアリー・シェリーは「フランケンシュタイン」を、ドクター・ボリドリは「吸血鬼」を作ったそうです。

      ホラー映画の双璧と言うべき「フランケンシュタイン」と「吸血鬼」が、同じ日に誕生していたとは驚いてしまいます。
      ドクター・ボリドリの「吸血鬼」は知りませんでしたが、後にブラム・ストーカーが、この話をベースに、いろいろな吸血鬼伝説を融合させて、かの「ドラキュラ」を作ったんですね。

      ホラーの原点とも言うべき二つの物語が生まれた日を描いているこの映画、ホラー映画ファンならチェックしておいても、絶対に損はしないと思いますね。
      >> 続きを読む

      2018/05/04 by dreamer

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