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捜索者

The Searchers
ジャンル: ドラマ , アクション , 西部劇
公開: 1956/08/23
製作国: アメリカ

    捜索者 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 0.0

      子どもの頃、西部劇を何本も観て、というか、観ている父親の側にいて、子どもにはよくわからぬことを片っ端から質問して煙たがれたものだ。ジョン・ウェイン主演のものも多く、監督などまるで気にしないで観ていた。

      この大スターの魅力というものが、ちっとも子どもにはわからない。ハンサムでも精悍でもなく、鈍重で、腹の出たおっさんではないか、と。

      今回、見直してみると、哀愁を秘めた、月並みな言い方だけれど、燻し銀のような演技ではないですか。寡黙というわけでは全然ないのに、ふと言葉に詰まり、あるいは言葉を断念するようなとき、珍しくアップでこの役者の表情が捉えられると、何とも言えないような味わい深い表情を浮かべる。たまらんなあ、と。

      主題歌はダサいし、キャラは紋切り型で古臭く、コミカルなドタバタ部分など、必要ないかと思われる。せっかくロケをしているのに、なぜかところどころセット撮影(室内シーンでもないのに)が挟まり、その継ぎ目がわざとらしいのも残念だ。

      しかし、である。オープニングの、ドアに切り取られたモニュメントバレーの雄大な風景中を遠くから近づく馬上の人影と、室内でそれを見つめるシルエットの構図。この構図が何度か反復する時、映画の醍醐味は構図の反復にありと妙に納得してしまうのである。

      だからダサい主題歌が反復するとき、やはり涙を流すことになる。

      もちろん、この映画の影響を受けた作品をすぐに何本か思いつくが、敢えて指摘するのはやめておこう。発見の楽しみを奪うことになるから。
      >> 続きを読む

      2021/08/24 by かんやん

      「捜索者」のレビュー

    • 蓮實重彦先生がジョン・フォード論を執筆なさっているそうです。

      2021/08/26 by かんやん

    • フローベールのお仕事はあれで一段落されたのですね。上梓される前に一通り観ておかねば…。 >> 続きを読む

      2021/08/26 by Foufou

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      このジョン・フォード監督の「捜索者」は、かつてハリウッド映画100年を記念して選ばれた、アメリカ映画ベスト作品の中で、西部劇部門のベスト1に選ばれたことのある作品だ。

      南北戦争の3年後、ジョン・ウェイン扮するイーサン・エドワーズは、放浪の末に兄の家に帰って来た。

      久し振りの再会を喜ぶのも束の間、彼の留守中に兄一家がコマンチ族に襲われ、虐殺されてしまい、ナタリー・ウッド扮する末娘のデビーだけが、殺されずに連れ去られていた。

      イーサンは、インディアンの混血青年マーチンと共に、コマンチ追跡の果てしない捜索行に出発する。
      こうして何年もの間、二人はインディアンの居留地を捜し続け、遂にデビーを発見するが-------。

      ここには、「荒野の決闘」や「黄色いリボン」に描かれたジョン・フォード監督本来の持ち味のヒューマニズムはない。

      全編を通して浮き彫りにされるのは、主人公イーサンのインディアンに対する凄まじい憎悪と、飽くなき執念だ。

      それにしても、デビーを荒々しく抱き上げたイーサンが、「家に帰ろう」と優しくささやく、あの崇高なまでに美しく感動的なシーン。

      冒頭のタイトルとラストに流れる、さすらいの人生を歌った主題歌と共に、哀愁を帯びたジョン・ウェインの孤影が、切なく胸を打つ。

      インディアンにさらわれた少女(それは彼の初恋の女性の娘なのだ)を奪い返すために、果てしない追跡を続ける男の執念のドラマを描いたこの映画は、おそらく、ジョン・ウェイン主演の西部劇の中でも、最も悲痛で美しい作品だと思う。
      >> 続きを読む

      2020/09/12 by dreamer

      「捜索者」のレビュー

    • 4.0

       
       南北戦争が終わった1868年のテキサス。久しぶりに故郷の弟一家を訪れたジョン・ウェイン。弟の妻と二人の姉妹、長男が出迎える中、インディアンと白人のハーフである若者に対しては冷たい態度を見せている。ある日、牧師の応援の要請で他の牧場で盗まれた牛の奪還に向かうジョン・ウェインと混血児の若者。しかし、それは彼らを遠くにおびき出すコマンチ族の罠だった。それから程なくして、弟夫婦と長男が虐殺され、姉妹はコマンチ族に連れ去られてしまう。姉妹を救出するために動くジョン・ウェインだがそれは長きに渡る復讐の旅の始まりに過ぎなかった・・・。
       
       この作品が業界関係者に与えた影響は大きい。今作におけるジョン・ウェインのアンチヒーロー像は「タクシードライバー」のトラヴィス・ビックルなどに影響を与えた。あのスティーブン・スピルバーグは映画製作に行き詰った時にもの造りの原点に立ち戻るために必ず見る映画の一本として今作を挙げている。デヴィッド・リーン監督は「アラビアのロレンス」を制作する前に風景を撮影する技術を学んだとか・・・。

       西部劇映画ファンやジョン・フォード監督通なら説明は不要かもしれないが風景が何とも素晴らしい。荒野だけでなく、雪景色も美しく映す技術は乙なものである。また、冒頭弟一家の自宅のドアが開く場面から物語が始まり、ラストのジョン・ウェインがうしろを振り返り、ドアが閉まる場面で物語が終結するシーンは秀逸である。西部劇ファンであれば見逃せない傑作と言えるかもしれない・・・。
      >> 続きを読む

      2015/10/17 by w.s

      「捜索者」のレビュー

    捜索者
    ソウサクシャ

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