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黄金の七人

7 Uomini D'Oro
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ドラマ , アクション , コメディ
公開: 1966/03/19
製作国: イタリア
配給: 東和

    黄金の七人 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 笑える ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ジャン・ポール・ベルモントの「リオの男」と共に、モンキー・パンチの「ルパン三世」の元ネタとして有名なのが、このイタリアのマルコ・ヴィカリオ監督の「黄金の七人」だ。そして、この映画はイタリア映画独特の軽いユーモアとサスペンスを組み合わせた傑作だ。

      "教授"(フィリップ・ルロワ)の指揮の下、六人の男たちがスイス銀行の地下金庫から金の延べ棒をごっそりいただくというお話だが、地下工事を装ってトンネルを大金庫の下まで堀り、そこから床に穴を開けてベルトコンベアーで運び出すという、大がかりな作戦の描写が面白おかしくてワクワクさせられる。

      何しろ、金庫には厳重な防御装置が施されていて、扉は電子操作でしか開かないし、人が触るとすぐに反応する電子装置を持っているのだ。

      しかし、教授は"悪の天才"と言われている男、他の六人もドイツ人のアドルフ、イタリア人のアルド、フランス人のアルフレッド、スペイン人のアルフォンゾ、ポルトガル人のアウグスト、アイルランド人のアンソニーと、いずれも頭文字が"A"のヨーロッパ各国から選び抜かれたこの道のプロたちなのだ。そして、この七人に教授の愛人のセクシーなロッサナ・ポデスタが絡んでくる。

      適度にユーモアとスリルを織り交ぜながら、六人は排水管を泳いで渡り、遂に金庫の下に到達する。それからドリルでコンクリートの底に穴を開け、続いて金庫の底もぶち破る。ガラガラと崩れ落ちて来る獲物は、ガス管の勾配を利用して、つまりベルトコンベアーにして、工事現場の下まで運び、そこから地上の車へ運ぶという寸法なのだ。

      奇想天外というか、実に鮮やかな手口なのだが、そこから仲間割れが起こるのは、"泥棒犯罪映画"のパターンで、まずロッサナ・ポデスタが銀行の支配人と組んで金塊を独り占めしようとするが、役者は教授の方が一枚上手で失敗。

      仲直りして、トラックで逃げる二人を追うのが六人の男たちだ。教授は丘の上でトラックを降り、分け前を与えようとするが、トラックが勝手に坂道を下り始め、物売りの屋台にドカン、金塊が辺り一面に散乱してしまう。

      人々がワッとばかりに群がり、警官も駆けつけ、全く手の施しようがなくなった彼らは茫然と立ちすくむばかり----。

      そして、ラストシーン----。今度はローマ銀行の前に彼らの姿が現われる。この地下にトンネルを掘るというのは、名探偵シャーロック・ホームズものの「赤髪連盟」で描かれた手口を、より近代的、大がかりにしたものだが、そんな大胆なことが、そのようにうまくいくのかなと思わせないスピーディな展開と、美女、男七人のチームワーク、組み合わせが抜群に面白く、最後の最後まで飽きさせない作品になっていたと思う。
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      2017/01/22 by dreamer

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