映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)
このレビューはネタバレを含みます。 1971年の映画キリスト教徒迫害の歴史。こういう事が昔の日本であったのだと、教科書の隠れキリシタンの歴史で習うより映像だと、より考えさせられる。宣教師も、大変な思いで宗教を広めたんだな。信じるってすごいことだと、改めて思うし、当時はその信心が脅威でもあったのだろう。丹波哲郎、まさかの外人役!三田佳子、岩下志麻はキレイだった。 >> 続きを読む
2018/03/13 by ゆ♪うこ
「沈黙」のレビュー
面白かったというより疲れた。ぼくは原作未読なので作品内容を詳しく分析するのはできないけど、とても意図的に日本の自然環境を映していたと思う。鬱蒼とした林、ぐちゃぐちゃの泥道、荒れる日本海に降りしきる雨。そこは、キリストの国地中海とは根本から異なる別世界だ。あと、とても興味深かったのは窪塚洋介。日本では狂気を帯びたエキセントリックな俳優という評価が一般的だが、この「沈黙」ではとにかくダメなナヨナヨした男として描かれており、日本のイケメンは海外では通用しない、と妙に納得。ただ宗教とは何かをとても考えさせられた。自分は無宗教だなんて堂々と言っちゃう日本人には「沈黙」のキチジローの葛藤なんてわからんでしょう。ぼくも正直わからない。でも、わからないことが実はヤバいことなんだ、という認識は必要だと思う。信仰や神について、ぼくたちはもっともっと考えないといけない。最後にパンフレットに載っていた遠藤周作の文章(切支丹の里)を抜粋。素晴らしい。…弱者たち(棄教者)は政治家からも歴史家からも黙殺された。…私は彼等を沈黙の灰の底に、永久に消してしまいたくはなかった。彼等をふたたびその灰のなかから生きかえらせ、歩かせ、その声をきくことはーそれは文学者だけができることであり、文学とはまた、そういうものだと言う気がしたのである。 >> 続きを読む
2017/09/22 by みのくま
切支丹と神父への弾圧のお話。「赦し」をメインテーマにしたスコセッシ版と比較すると、映画の深みはちょっと届かへんかな。。。ただ、フェレイラはこっち(丹波哲郎)の方が良かった。背教者として生き長らえる苦難の人生が、幽鬼のような表情に表れとりました。リーアム・ニーソンも好きな役者さんやけど、和服着るとどうしてもクワイ・ガン・ジンに見えてまう。。。 >> 続きを読む
2017/03/10 by 50_Kenzo
amazonでレビューを見る
沈黙 チンモク 映画 「沈黙」 | 映画ログ
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
最近チェックした映画