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ガンヒルの決斗

Last Train from Gun Hill
ジャンル: ドラマ , アクション , 西部劇
公開: 1959/11/04
製作国: アメリカ
配給: パラマウント

    ガンヒルの決斗 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ガンヒルの決斗」は、「OK牧場の決斗」「ゴーストタウンの決斗」と共に、「荒野の七人」「大脱走」などのアクション映画の名匠ジョン・スタージェス監督の"決斗三部作"の一編だ。

      三作品とも題名通りの凄まじい決斗がクライマックス・シーンに設定されており、それぞれ趣向の異なったガン・プレイを見せてくれ、西部劇ファンの私を嬉しがらせてくれる。

      なかでも、特に印象的なのは、この「ガンヒルの決斗」で、カーク・ダグラスとアンソニー・クインという二大性格スターの激突が緊迫感を盛り上げていることだ。

      保安官と牧場主となって、数年ぶりに再会した親友同士----。だが、運命のいたずらは、この二人を敵味方に分けて戦わせるのだ。保安官は妻の復讐のため、牧場主は親友の妻を殺した我が子を守るため----。

      保安官は、妻を殺した犯人を逮捕するため、汽車に乗ってガンヒルの町へと向かう。運よく彼は町の酒場で犯人を捕らえたが、帰りの汽車が出るまで6時間待たねばならない。やむなく保安官は、ホテルの一室に閉じこもって、息子を奪回しようとする牧場主一味とにらみ合いを続ける。

      やがて、汽車の到着時間が近づいて来た。保安官は、ショット・ガンを犯人の喉に突き付け、引き金に指をかけたまま、ホテルから出て来る。拳銃などと違ってシヨット・ガンは一発で頭が木っ端みじんに吹き飛んでしまうほどの威力を持っているから、さすがの牧場主も手が出せない。

      この場面からラストにかけてが、この映画のクライマックスで、口を一文字に結んでほとんど無表情に近いカーク・ダグラスと、息子の身を案じながら追い迫るアンソニー・クインの悲痛な表情が、異様な迫力を漲らせる。

      そして、最大の見せ場は、保安官と牧場主がプラットホームで対決する、ラストシーンだ。じっと二人はにらみ合う。ほとんど同時に二人の銃口が火を吐いた。いったい、どっちが勝って、どっちが負けたんだろうと、固唾をのんで見守っていると、やがて牧場主がヨロヨロと崩れるように倒れていく----。

      このプラットホームで汽車の発射前の決斗というのは、ちょっと風変わりな趣向であり、善玉と悪玉の対決ではなくて、親友同士の撃ち合いなのだから、いっそう悲壮感が漂うのだ。

      硝煙が消えて、勝敗は決した。保安官は駆け寄ると、ホームに横たわる親友の体を抱きかかえた。微かに目を開けた牧場主が、苦しい息の下から保安官に向かって、「お前の息子は立派な人間に育ててくれよ」と言い残してガックリと息絶えるところは、アンソニー・クインの演技の見せどころだ。

      さしずめ、これが舞台なら"いよう!"と大向こうから声が掛かる場面だろう。
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      2016/12/25 by dreamer

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