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マンハッタン無宿

Coogan's Bluff
ジャンル: ドラマ , アクション
公開: 1969/02/15
製作国: アメリカ
配給: ユニヴァーサル

    マンハッタン無宿 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "クリント・イーストウッドとドン・シーゲル監督が初めてコンビを組み、後のダーティハリー・シリーズのきっかけとなった作品 「マンハッタン無宿」"

      この映画「マンハッタン無宿」は、アリゾナで人を殺しニューヨークで逮捕された男を引き取るため、生まれて初めて大都会ニューヨークを訪れたアリゾナの田舎の保安官補クーガン(クリント・イーストウッド)は、複雑な警察機構に業を煮やし、独断で病院へ乗り込み、LSD中毒で入院中の犯人を強引に連行してしまいます。

      しかし、空港で犯人の仲間に襲われ彼を奪取されて、クーガンの怒りが爆発。アリゾナの荒野を駆ける勢いそのままに足で、オートバイで、摩天楼の街を駆け巡り、遂に犯人を逮捕するのです----。

      このアリゾナの田舎の保安官補クーガンは、アリゾナでは腕利きだが、ニューヨークでは単なるおのぼりさんにすぎず、茶色のスーツを着て、テンガロン・ハットをかぶり、ブーツを履いた野暮なウエスタン・スタイルは、市民たちから好奇の目で見られます。

      中には、露骨にからかう者もいて、彼らは口を揃えて「テキサスか?」と尋ねます。すると、そのたびにクーガンはうんざりしたような顔で「アリゾナだ」と応えるという、このシーンには思わずニヤリとしてしまいます。

      とにかく、このクーガン、からかわれても、馬鹿にされても、眉ひとつ動かさず、平然とアリゾナの荒野で犯人を追い詰めた時と同じやり方で、黙々と自分流の捜査を推し進めて行くのです。

      そして、犯人を護送の途中、不覚にも逃げられたという屈辱に耐える事は、西部男の誇りが許さないのか、ニューヨーク市警の警部(リー・J・コッブ)に、「ここでは君はひとりの市民にすぎないのだ。さっさと、OK牧場へ帰れ」と、冷やかし半分の言葉を投げられても、彼は頑として受付けず、あくまでも、たったひとりで勝手知らないニューヨークの街を歩き回って、犯人の行方を追いかけるのです----。

      それは、警官としての職業意識とも言えるし、犯罪者への怒りとも言えるかも知れません。しかし、ドン・シーゲル監督がこの映画で一貫して描くのは、"これこそ西部男の誇りであり、血と汗を流して未開の大地を開拓した人々の血を受け継いだ男の生き方なのだ"という事なのです。

      そこが、この作品の醍醐味でもあり、いかにもドン・シーゲル監督らしい、ひねりの効いた演出だなと強く感じました。

      一連のマカロニ・ウエスタンで国際的スターになったクリント・イーストウッドの個性を、大都会の追跡劇に生かそうとした試みは大成功を収め、この映画をきっかけに、あの映画史に残る"刑事もの"の傑作「ダーティハリー」シリーズは誕生したとも言えるのです。
      >> 続きを読む

      2016/07/28 by dreamer

      「マンハッタン無宿」のレビュー

    • 3.0

      クリント・イーストウッドとドン・シーゲルの「ダーティハリー」コンビの初作品。

      田舎の保安官クーガンが凶悪犯の身柄引き渡しのためニューヨークへ。
      しかし不意をつき犯人は逃走。
      仕方なくクーガンは捕まえにいくが、地元NY警察の協力は得られない。

      よそもんに誰が手を貸すかというスタンスで来る都会に、田舎が反発する構図。
      そして意外とハードボイルドしているクリント。

      敵も味方も関係なしに女性と寝まくるジゴロぶり。
      盛り上げどころがおとなしい意味では、後の「ダーティハリー」にしっかり生かされる。
      >> 続きを読む

      2016/05/26 by オーウェン

      「マンハッタン無宿」のレビュー

    マンハッタン無宿
    マンハッタンムシュク

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