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ジャスティス

...And Justice for all
ジャンル: ドラマ
公開: 1980/03/15
製作国: アメリカ
配給: コロムビア映画

    ジャスティス の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 4.0 切ない 元気が出る クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ジャスティス」は、「夜の大捜査線」の名匠ノーマン・ジュイソン監督が、裁判の世界に材をとった熱血あふれる作品だ。

      主演は、アル・パチーノ。「セルピコ」でも一途に正義の道を通し続ける警察官の姿を、実に鮮やかに演じていたが、この映画では正義の弁護士を演じています。

      それも、その正義感を体で表現してしまう青年なのです。そして、硬骨ゆえに判事ともぶつかり、時に留置所へまで入れられることもあるのです。

      実は、この映画がすこぶる面白いのは、このアル・パチーノの弁護士の姿を通して、平素、我々の見ることの出来ない"司法の世界の裏側"を見せてくれることです。

      自分の弁護技術で釈放してやった男が、すぐまた二人の子供を殺したと聞き、やりきれない絶望感におそわれる弁護士もいる。

      常に自殺を考えている判事もいる。情けを一切拒否し、厳しい態度で臨む判事もいる。その実、この判事は裏でサド・マゾにこり、判事という職を一つの権力だと考えている。

      この判事が、強姦罪で起訴されて、いつも厳しく突き放している主人公の弁護士に、臆面もなく弁護を頼んでくる。しかも、他の事件での扱いを有利にするというエサと脅しを付けて強制的に----。

      この司法の世界には、"絶対の正義"があるはずなのに、どろどろの"権力闘争"と、"狂気の人間集団"があるのです。

      これで本当に人を裁けるのか? しょせんは、司法の世界の者だって人間じゃないか。人間が人間を裁くということは、どういうことなのか、一歩間違ったら大変なことになる----。

      うっかりすると、悲壮感あふれて、じめじめしてしまう題材だが、ノーマン・ジュイソン監督は、さすが思い入れの情感が入り込まないダイナミックな演出で押し切ってしまうのだ。

      狂気が支配している司法の世界を、冷徹な眼で見つめるノーマン・ジュイソン監督は、観る者に驚きを与えても不安を与えない。こんな狂気の世界でも、正義への希望があることを、ラストの主人公の若い弁護士の表情で、見事に語るのだ。

      「夜の大捜査線」で黒人問題に取り組み、「屋根の上のバイオリン弾き」ではユダヤ人問題を、「フィスト」では組合問題を、そしてこの「ジャスティス」で司法の世界を描いたノーマン・ジュイソン監督は、その後「アグネス」では、遂に神の問題にまで取り組んでいるのです。

      「夜の大捜査線」以来、ノーマン・ジュイソン監督の正義論は、常に暖かい人間肯定で裏打ちされていて、だからこそ私の心を打つのです。

      それだけに、この「ジャスティス」でのノーマン・ジュイソン監督の心の叫びは本物だと思う。
      >> 続きを読む

      2017/04/04 by dreamer

      「ジャスティス」のレビュー

    • 4.0

      軽いようで
      重いテーマがいっぱいありつつ
      70年代の小粋な感じ?も混ざっているのかな。

      でも、その陰に隠れた闇の部分
      軽さに混ぜて、かなり深く傷痕を残すようにもなっている。

      たぶん私が若い頃観てもそれは感じなかっただろうけど。

      ラスト近くのアルパチーノの涙は
      その前に何回か同じ種類?の涙が
      (たぶんこれ泣く映画ではないんだけど)
      出ていた私としては

      嬉しかった。

      そして最後にいやなものは残らないけど

      この映画の隠れた色んな腐敗は
      生きてる限り、終わらないよね。

      40年近く前の映画で、おそらく見たことある人と感想をわかちあうことすら出来ないけど

      みてよかった。
      またみよう。
      >> 続きを読む

      2017/03/31 by 自由じゃん

      「ジャスティス」のレビュー

    • 3.0

      血気盛んな若手弁護士だが、その実裁判で裁く場所は薄ら汚れていた現実。
      弁護士は法律の是非を通じて倫理を問う。

      アル・パチーノが若手というには無理があるようだが重要なのはそこではなく、悪を裁き弱者を救う仕事が、より罪を助長させるという現実。
      同じパチーノが出演した「セルピコ」のように、情熱を持っていたのにすっかりと打ちのめされてしまうという役柄。

      もちろん弁護士なので、いかにして正義との折り合いをつけるのかが見所になる。
      最後の主張をする熱弁シーンはパチーノの本気度が伺える。

      相棒がひょっこり顔を出すラストなんかも皮肉が効いていて楽しめた。
      >> 続きを読む

      2016/03/14 by オーウェン

      「ジャスティス」のレビュー

    • アルパチーノ、若っ!!!

      2016/03/14 by メッシイ

    ジャスティス
    ジャスティス

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