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アデルの恋の物語

L' Histoire D' Adele H.
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , ラブロマンス , 史劇
公開: 1976/04/24
製作国: フランス
配給: ユナイト

    アデルの恋の物語 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      大好きなフランソワ・トリュフォー監督の「アデルの恋の物語」を繰り返しDVDで観ています。

      この映画の主人公であるイザベル・アジャーニ扮するアデルの恋には悲惨さがなく、ラストに至っては、敗北のつらさより、勝利の喜びに似たものさえ感じさせるのはどうしてだろう。

      自分を取り巻く現実の中に、アデルを投入してみると、トリュフォーの描きたかったものが、わかってくる。

      私たちの中のアデルも、最初ピンソンへの絶ち切れぬ思いに向かって、歩いて行くだろう。
      しかし、彼が決して、自分のもとへ戻って来ない事を知ると、トリュフォーのアデルと私たちの中のアデルは違ってくる。

      トリュフォーのアデルの様に、私たちは進めない。
      他を全く寄せつけず、ただひたすら世界の奥へ歩く彼女に、私たちはなれない。
      たとえ、ピンソンを思い続けながらも、苦しみや痛みによって、この世界を終わらせざるを得なくなる。

      この映画を観ていて、苦痛感にしばしば襲われるのは、トリュフォーのアデルを見ているからではなく、私たちの中のアデルを見てしまうからではないだろうか。

      トリュフォーのアデルは、そして、自らの現実という壁すらも破り、もうひとつの世界へ到達する。
      ピンソンの前を、何も気付かずに通り過ぎる彼女には、恋した愚かさよりも、不思議な満足感の方を見る事が出来る。

      この世界で、彼女を邪魔するものは、何もない。全てが彼女自身のもの。
      本物のピンソンなどは、たかが現実にすぎない。
      彼女には、彼女のピンソンがいるのだ。

      トリュフォーは、現実を寄せつけず、それを越えて到達するべき世界を描きたかったに違いない。
      彼は、ひとつの恋を、純粋に恋のままで完結させるという、あり得ぬ事を、見事に映像化していると思う。

      その結果、この映画が持ってしまった情熱-----単に、恋にかけられただけでなく、"現実と夢"を一直線にしたというところに、私は魅かれましたね。
      >> 続きを読む

      2019/02/27 by dreamer

      「アデルの恋の物語」のレビュー

    • 3.0 ハラハラ

      「ストーカー」という言葉の登場以前の狂った愛を描く。
      「恋愛」でなく「変愛」と誤字にしたほうが語呂があうかな?

      実在の本人アデルが書き残した日記や手紙などに宿る狂気をそのままにフランセス・V・ギルが校訂編集した『アデル・ユーゴーの日記』をトリュフォーが映画化。
      当時まだ若手だったイザベル・アジャーニの美しさと存在感を世に知らしめた作品。
      虚飾、愚行からスリラーにでもなり得るような(違)奇行に身を高じるにせよ、この愛のひたむきさに必要以上のメロドラマ的な演出は見られないし、I・アジャーニの魅力によるものだろう。

      出たがりなトリュフォーはアデルに人違いされる英国兵の役で出演もしている。


      (~allcinema)
      著名な作家ヴィクトル・ユーゴーの娘、アデル・ユーゴーは、イギリス軍中尉の青年に一目惚れした。
      以来、青年の任地が変わるたびに、アデルも彼について回る。
      そして彼女の愛は、次第に執念とさえ呼べる激しいものになっていく……。
      >> 続きを読む

      2018/08/18 by motti

      「アデルの恋の物語」のレビュー

    アデルの恋の物語
    アデルノコイノモノガタリ

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