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あかね空

ジャンル: ドラマ , 時代劇
公開: 2007/03/31
監督:
製作国: 日本
配給: 角川ヘラルド

    あかね空 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「あかね空」は、当時、映画監督業からの引退を表明した篠田正浩が、企画し脚本にも参加したことでも話題となった作品だ。

      江戸の深川といえば、数多くの時代小説の舞台ともなっている庶民の町。山本一力の直木賞受賞作を浜本正機監督が映画化した「あかね空」は、そんな深川の町並みを最新のCG技術で再現しながら描いた、家族の人情劇の佳作だ。

      京の豆腐屋で修業を積んだ永吉(内野聖陽)が、深川の長屋で「京や」という店を構えた。近所の桶屋の娘おふみ(中谷美紀)は、そんな永吉にひかれ、何かと世話を焼いたりしている。

      しかし、丹精込めて作った京風の軟らかい豆腐は、硬めの豆腐になじんだ深川の人々の口に合わない----。

      商売敵の相州屋(石橋蓮司)が密かに、京やの豆腐を買ってやるよう地元の寺に頼み込んだ。妻(岩下志麻)が、幼い頃に行方知れずになった息子に永吉の姿を重ね、京やを気にかけていたからだ。

      その後、永吉は、亡くなった相州屋の店を引き継ぎ、商いを軌道に乗せるのだ。そして、おふみとの間にもうけた三人の子も、店を手伝うまでに。

      そんな折、外回りを任せていた長男(武田航平)が、ばくちに手を出し借金を重ねていたことが発覚する。店の金に手を付けた長男を、永吉は勘当するのだった----。

      力を合わせて逆境に立ち向かう夫婦愛、葛藤を乗り越え、気持ちを一つにする親子、きょうだいの姿がとてもうるわしい。恩を売るでもなく、人知れず主人公夫婦を助けてやろうとする周囲の心持も温かく、心が洗われるようだ。

      最新のCGで描いた江戸の町並みは小ぎれいすぎるかも知れないが、当時の空間を再現していて、大いに興味をそそるものがある。

      現代の中堅の俳優の中で、抜群の演技力を誇る内野聖陽は、主人公と賭場を仕切る異形の親分という二役を披露していて、いつ観ても本当にうまい役者だなと感心してしまう。

      妻を演じた中谷美紀も、情の深い江戸の女になりきった演技を披露していて、なかなか味わい深かったと思う。
      >> 続きを読む

      2017/01/21 by dreamer

      「あかね空」のレビュー

    • 2.0

      原作は読んでいないが、時代劇人情ものといったところか。

      前後半に大きく分けられており、その振り幅がかなり違う。
      前半は豆腐職人として開業する永吉と、それを支えるおふみの二人が描かれる。

      昔懐かしいつくりの豆腐が旨そうに見える作りは見事なもので、豆腐にも形や微妙な味の違いが、好き嫌いを分けている。

      ところが後半二人が結婚して、子供も3人いる。
      豆腐屋も拡大して、充分に店としてやっている。
      長男の栄太郎が賭場に頻繁に出入るようになる。つまりは堕落したバカ息子だ。
      この駆け引きがまったく下手で、栄太郎の役者もパッとしない。

      内野聖陽もなぜ2役やる必要があったのか?
      首を傾げたくなる演出だが、それでも中谷美紀の好演で最後まで見ることが出来た。
      奥ゆかしさと可憐さを併せ持つ女性。この時代でも一際映える。
      >> 続きを読む

      2015/07/02 by オーウェン

      「あかね空」のレビュー

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