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風花

ジャンル: ドラマ , ラブロマンス
公開: 2001/01/27
監督:
製作国: 日本
配給: シネカノン

    風花 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 4.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ロードムービーは、なぜいつも私の心を揺さぶるのだろうか?

      日常からの解放、疾走する車の躍動、刻一刻と変化していく風景、行く先々での人々との交流----。そのどれもが正しい。しかし、それらが真の理由ではないように思う。

      "旅には必ず終わりがある"、これが実は真の理由だ----。

      楽しい時も、いや、楽しい時ほど、ゴールが容赦なく近づいていることを意識させられる。もちろん、それは人生の暗喩だ。

      相米慎二監督も、正しくこの原理にのっとって、"奇妙で切ないロードムービー"の素敵な作品を撮った。

      夫に死なれ娘と離れて暮らす風俗嬢(小泉今日子)。酒絡みの不祥事で脱線したエリート官僚(浅野忠信)。どん底の女と男が出会い、北海道をレンタカーで旅をする。

      まず、画面の四隅までを支配する濃密な色調に圧倒されてしまう。夜の青、桜の白、車のピンク、コートの赤、草の緑、月の黄色。この濃密さが腐敗を予感させ、腐敗は死を予感させる、むせかえるほどに----。

      相米監督らしい、いつもの長回しも健在だ。初対面の二人が朝を迎える場面。男が暴行される場面。診療所で女が娘について語る場面。温泉宿で男が女を押し倒す場面。これらの場面で緩やかに移動するカメラは、終わりに向けて時間が流れているという事実を、厳粛に突きつける。

      この映画の題名ともなっている"風花"とは、ちらちら舞って一瞬で消える雪のこと。それに桜吹雪と線香花火。終わりを実感させる小道具も揃っている。何もかもが、"終わり=死"を暗示しているのだ。

      ところが、相米監督は最後にどんでん返しを仕掛けている。このロードムービーは、目的地にたどり着かないのだ。つまり、彼らの人生には結末が付かないのだ。

      ラストで、男は車を前進させたり、バックさせたりを繰り返す。中ぶらりんな状態のまま、人を食ったようなエンドタイトルを迎える。

      どんなに幸せな結末でも、結末である限り、それは"アンハッピーエンド"だ。しかし、この二人はゴールを拒否した。だから、この二人は私の心の中で、永遠に旅を続けているのかも知れない。
      >> 続きを読む

      2016/11/15 by dreamer

      「風花」のレビュー

    • 3.0 泣ける 切ない

      大好きな相米監督の遺作。今までのイメージをガラリと変えたキョンキョンの演技に心打たれました。

      2015/11/23 by yumen2015

      「風花」のレビュー

    • 4.0

      ★★★★4.5


      鑑賞日:2002/11/25
      鑑賞回数:1回目
      鑑賞種類:VHS
      評価:不明

      鑑賞日:2011/05/02
      鑑賞回数:2回目
      鑑賞種類:DVD
      評価:★★★★4.5
      >> 続きを読む

      2015/02/17 by ASANO

      「風花」のレビュー

    風花
    カザハナ

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