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ラースと、その彼女

Lars and the Real Girl
ジャンル: ドラマ , ラブロマンス , コメディ
公開: 2008/12/20
製作国: アメリカ
配給: ショウゲート

    ラースと、その彼女 の映画レビュー (最新順)

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    全11件
    • 5.0

       今月は「ユリア100式」に始まって、性的な人形のテーマ多めに鑑賞。
       
       以前雑誌で紹介されていたこの映画を見そびれ、DVDを購入して割とすぐ鑑賞。
       いい映画だった・・・ので、このサイトに登録するためにもと再鑑賞。
       記憶していたものと詳細が違っていて驚いた。
       いい話だったので、反芻するうちに補完していたようだ。
       まぁ、それぐらい印象に残ったいい話。

       主人公ラースは、ひといちばい優しく親切で、ひといちばい敬虔で、だれよりも孤独な男。
       そんな彼が壊れてしまったお話。
       あるきっかけで、メンタルが壊れてしまったラースは、ラブドール(高級ダッチワイフ)を自分の恋人と思い込んでしまう。
       ラースの精神が彼女を必要としなくなるまで、みんなでラースの妄想に付き合ってあげるべきという医者の言葉もあり、町中が彼女を認めラースを応援する物語。
       誰よりも優しく敬虔なラースを今度はみんなが助ける番・・・そんなテーマを感じた。
       日本ではありえない・・・いや、アメリカでもリアルにはあり得ない展開なのかもしれないけれど、町中でメンタルを病んでしまった若者を応援する姿がいいなと思ってしまった。
       本来、こういう人情ドラマの類は大っ嫌いなんだけど、この映画はすっと入ってきた。
       日頃の善い行いが、病んだ自分に返ってくるという、あまり表現されないベクトルの「因果応報」が分かり易かったからかもしれない。

       あ。ラースは敬虔なので婚前交渉はしないので、大人のおもちゃを題材としているけれど性描写はないよ。
      >> 続きを読む

      2020/10/21 by 猿山リム

      「ラースと、その彼女」のレビュー

    • 3.0 切ない

      この作品のいい所は、人形を恋人にしても変だと全否定しない、町の人々の温かさだ。彼が人生の岐路で悩んでいても、静かに見守ってくれてる。ラースや他の人々はビアンカを介して自分を見つめ直し変わっていく。母が産後亡くなったラースからすればビアンカは母でもあったのだろう。最近のハリウッドというよりは、フランスやドイツ等の欧州、一昔前のハリウッドもののような物静かな時間が流れていく映画だ。ラストの一徹に見つめるラースの眼差しを見れば、もう大丈夫だろう。正直ゲテモノ感覚で見始めたので、いい意味で裏切られた。

      2018/09/14 by kinako

      「ラースと、その彼女」のレビュー

    • 5.0 笑える 切ない 元気が出る

      コレ気に入った!
      可笑しなやつ、ヘンテコなやつ、ちょっとコレ狂ってるぞ..ってなやつが大好きなんです。

      対比としてた職場の同僚のテディベアやフィギュアならまだしも、ああいう人形はね。もはやネタとか思ってしまうでしょ?
      そのおかしさが精神異常のかわいそうな男だったりしたら、かわいそうでもう、もうストライクな映画です。

      "いじめ"みたいなものの格好のネタになるであろうに町の人がみんなやさしくて、良い。
      例えばこのストーリーに敵を出してしまったら(ボーリング場でそうなっちゃうかと心配してみてた)ありがちなアメリカ映画に陥ってしまうところを"コレでもか"と温かい、やさしさだけを描くところ。生温かろうが、それがいい。
      荒療治ならぬ、その正反対の治療?
      >> 続きを読む

      2018/06/30 by motti

      「ラースと、その彼女」のレビュー

    • 5.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      心の冬に春が来るという趣の、あたたかい映画「ラースと、その彼女」。

      主人公は、一応、仕事はしているけれど、家族と離れてガレージに暮らす、引きこもり気味の青年ラース。

      その兄の妻カリンが、このラースを心配して、一緒に食事をしようとか何とか誘っていたある日、ラースがガールフレンドを紹介したいと言ってやって来た。

      ところが、そのガールフレンドは、プラスチックで作られた等身大の人形。そしてラースは、この人、ビアンカ。体が悪いから動けないんだと紹介する。

      兄夫婦は、呆然。引きこもっているのはわかってたけど、こんなことになってるとは知らなかった。

      病院に入れるしかないなんて言ってた矢先、病院の先生はラースも人形のビアンカも、そのまま受け入れてあげなさいと、勧告する。町の人たちも、ラースはいい子だからビアンカも受け入れようということになる。

      というわけで、人形をお風呂に入れて、着せ替えて、教会に通わせる。町のみんなも、ラースこんにちは、ビアンカお元気? なんて声をかける。

      滑稽といえば滑稽、車椅子に乗った人形に挨拶して、どうするという気もするけど、うん確かに、これもアメリカなんですね。

      合理主義のイメージが強いアメリカですが、案外、人情が細やかなところもある。次の人のためにドアを開けて待つとか、車椅子の人が地下鉄に乗る時は必ず手伝うなんてところから始まって、友人の子供が病気したら手伝いに行くとか、夫や子供を失った人に寄り添うとか、そんなに時間を費やして大丈夫かと心配になるくらい思いやり、助け合うんですね。

      合理主義と自己責任のアメリカの反面には、みんな"お互いさま"という相互扶助のアメリカがあるのです。

      それが表裏の関係にある。ラースの心の空白を埋めることが出来るのはラースしかいない。それはみんなわかっていて、わかっているけど可哀想で、だから支えるわけですね。

      優しさの背後に潜む"ひとりひとりの孤独"を漂わせて、この映画、ちょっとお薦めです。
      >> 続きを読む

      2017/11/08 by dreamer

      「ラースと、その彼女」のレビュー

    • 5.0 笑える 切ない

      これはコメディなのか、それとも精神の病に真っ正面からぶつかった意欲作なのか。判断に迷うが、個人的には、後者のような気がする。
      ラースが何故リアルドールのビアンカを彼女として認識するようになったのか。何故彼女が亡くなってしまったのか。明確な答えは示されないが、途中途中に、ぼんやりとだがヒントが隠されている。それらをどう受け止めるのか、それは我々観客に委ねられたというところか。
      ラースの兄夫婦、地元の人達に一人も悪い人がおらず、より優しい雰囲気の作品に仕上がっている。普通の作品だったら、友人のパーティーで一悶着あるのが相場であるが。
      何か心に響くものがある作品だ。そして、最初にビアンカを紹介するシーンはシュールで笑える。
      >> 続きを読む

      2016/06/15 by 123

      「ラースと、その彼女」のレビュー

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