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ブルージャスミン

BLUE JASMINE
公開: 2014/05/10
製作国: アメリカ
配給: ロングライド(提供 KADOKAWA=ロングライド)

    ブルージャスミン の映画レビュー (最新順)

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    全23件
    • 2.0 切ない

      10代、20代の頃にこの映画を見ていたら、「ハハハ、ケイト・ブランシェットはやっぱり天才~!」と爆笑したかと思いますが、もはやいいトシの今の私には、必死で栄光を取り戻そうと無駄なあがきを続けるするジャスミンの姿が身につまされて、しょんぼりしてしまった。

      ウッディ・アレンって、ほんっと、性格悪いよね~!(笑)

      この人の世界観って、2ちゃんねる(あ、今は5ちゃんねる? よく分からないが)に張り付いて全力で女叩きしているワンパターンの男どもと全く同じだと私は思う。

      もちろんジャスミンの没落は全部自己責任だし、自分の浅はかさが全て自分に返ってきている結果なんだけれど。

      でも、やっぱり女の人生というのは多かれ少なかれ他人に左右されてしまい、自分ではコントロールしがたいところが男よりも多いものだと私は思う。
      私は全然フェミニストではないし、「女性に権利を」と声高に叫ぶ人たちの論理にはむしろ疑問を感じることも多いけど、この映画を見ていると、栄光も、破滅も、再起も、すべて男次第にしか見えなくて、悲しくなってしまった。

      ジャスミンと対照的に描かれている妹の雑草のようなしぶとさが、少し救われる部分ではあるかな。
      歯医者も、妹の恋人とその友達も、全員意外に悪くないと私は思った。なんかみんなかわいいよね!
      ウッディ・アレン、男には優しいんだよなぁ。
      >> 続きを読む

      2019/09/09 by みけ猫

      「ブルージャスミン」のレビュー

    • 5.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      悲劇は容易に喜劇になり得る。

      「ブルージャスミン」は、シニカルな作風で秀作を生み出すウディ・アレン監督の真骨頂が発揮された人間ドラマだ。

      「欲望という名の電車」のブランチよろしく、過去に生きるどん底のヒロインの内面を鋭く、深く掘り下げている。

      大学を中退して実業家と結婚し、ニューヨークで優雅な生活を謳歌していたジャスミン(元の名はジャネット)は、結婚生活の破綻で全てを失い、サンフランシスコで質素に暮らす妹ジンジャーの元へ。

      かつての生活が忘れられないジャスミンは、上流階級への返り咲きを目論む。
      精神安定剤と酒が手放せないブルーな彼女の行く末は-------。

      落ちぶれてもなお、エルメスのバッグを片手に、シャネルのジャケットを羽織る女、ジャスミン。
      それが彼女の虚栄心を満たすアイテムであり、自己防衛のための鎧なのかも知れない。

      平凡だからと、名前を変えるジャスミンは、現実を都合良く"盛り"、事実をすり替える虚言癖の持ち主だ。
      自信のなさを取り繕う嘘は、やがて肥大化し、破滅へと続く道なのに。

      現実から目を背ける元セレブを演じるのは、現在のハリウッド映画界でメリル・ストリープと並んで演技派女優の最高峰とも言えるケイト・ブランシェット。

      エレガントなオーラを振りまく一方で、没落した彼女の尋常ではない目つき、過去に執着する姿は、まさに鬼気迫るものがあり、おかしみすら漂わせている。
      この圧倒的な演技で、ケイト・ブランシェットはアカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いている。

      対する庶民的な妹役のジンジャーを演じるサリー・ホーキンスも、リアルな存在感があって実にいい。
      武骨な男に惚れる、どこか隙がありそうなジンジャーは、姉とは正反対の道を歩む。

      何が幸せなのか。他人からどう見えるかではない。感じるのは自分自身だ。
      >> 続きを読む

      2018/11/14 by dreamer

      「ブルージャスミン」のレビュー

    • 2.0 切ない

      ウディ・アレンなので、もう少しひねりがあるのかと思っていたら、
      スタイリッシュな「焼けたトタン屋根~」みたいなお話。
      予想通りの展開。
      でも、きっと、人間ってこうなんだろうな。
      自分の世界を壊したくなくて、頑なに現在のライフスタイルにしがみつく。
      やるせない感じ。

      2018/03/14 by pililani

      「ブルージャスミン」のレビュー

    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ケイトブランシェッドが没落したセレブを演じてた。上手いなぁ〜ほんとヤバイ人に見えた。
      傲慢でプライドが高く、どーしよーもないくらいダメなんだけど…どこか可愛らしくて憎めない。
      いや、出てくる人皆んな絶妙にダメな奴で人間くさくて、ほんと人間なんてこんなもんよねって。

      ジャスミンは自ら招いた結末とはいえ切なく彼女の幸せを願わずにはいれない。初のウッディアレン。こんな苦い映画だとは知らなかったけど嫌いじゃない。
      >> 続きを読む

      2018/03/07 by sayonara-3

      「ブルージャスミン」のレビュー

    • 5.0 笑える

      ジャスミンは富豪である夫のハルの元で何不自由ない暮らしをしていたが、ハルの浮気によって別れることに。
      仕方なく妹ジンジャーの住むサンフランシスコに転がり込む。
      しかしセレブ生活に慣れ切っていたジャスミンは、庶民の生活に全く馴染むことが出来ない。

      近年のウディ・アレン作品とは一線を画すドラマ。
      とはいえ前半部分はセレブが庶民に慣れようと必死な姿が描かれ笑いを誘う。
      しかし物語が進むにつれ、笑うこともできないほど悲惨な女の姿が暴かれる。

      庶民である妹と対峙してセレブの惨めな適応ぶりを見せるのだが、そういう枠には収まらないケイト・ブランシェットの凄まじいパフォーマンスが拝める。
      出だしからして自分のことしか話さず他人は興味なし。
      そのくせ自分が気に入らないことがあると、抗鬱状態の薬を飲まなければいけないほど。

      彼女は美人であるから許されるという立場が分かっているという、まあ傲慢で自我の塊。
      誰も一緒に付き合いたくないという女性を、ここまで的確に演じられるブランシェットはオスカーを獲って当然。

      ラスト辺りに明かされる真相と、迫真の形相。
      アレンはどこまででもシニカルにジャスミンを見続けるのである。
      >> 続きを読む

      2017/11/23 by オーウェン

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