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アンドロメダ…

The Andromeda Strain
ジャンル: ミステリー・サスペンス , SF
公開: 1971/08/28
製作国: アメリカ
配給: CIC

    アンドロメダ… の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 5.0 ハラハラ

      不思議な傑作、という印象。

      延々とラボでリサーチを繰り返しているシーンが多いのに、なぜか目が離せなくてハラハラドキドキ。

      この話のストーリーを誰かに話しても、おもしろく語れる自信がないわ・・・。
      とにかく登場人物たちがやっていることはすべてが地味。でも最後まで全然飽きなかった。

      最後、なぜ危機が去ったのか私には理解できなかったけど(急に勝手に解決したようにしか見えなかった)、それでもおもしろかった!と大満足でした。

      正反対にしか見えない赤ちゃんと飲んだくれのじいさんとの共通点を探りながら結末を導き出していくところ(結局二人は両極端に違っていたから助かったんだ、というところ)は、な、なるほど! そうきたか、と思った。

      以前、東海村の事故を検証したドキュメンタリーで、通常、ああした施設は万全の体制がとられているものだが、簡単にリカバーされるはずの「ちょっとしたミスや故障」などの「異常」が偶然7つ重なった時に大事故になる、と言っていて(すみません、記憶で書いているので正確ではないです)、なるほどなぁ、と思ったことを思い出した。
      6つくらいまでなら安全システムなどの予防策で正常に戻るけど、7つ重なってしまうともうそれ以上は想定範囲を超えて被害が幾何級数的に増えていく、ということ。

      この映画でも、たとえば通信機器のベルに紙がつまってた、とか、ある博士がてんかんを隠していた、とか、そうしたことがどんどん重なって、事態がどんどん最悪の状況に転がっていく様子が描かれていて興味深かった。(この映画の場合は、結局のところ後から見れば良い方向に転んだことが多かったけれど、少なくともパニックは招いていた)

      つまり、危険物を扱う場所についての「100%安全」は神話でしかない、ということで、いろいろ考えさせられます。

      あの施設の隠れた目的、というか、真の目的、が暴かれるシーンは、見ていて、私まで本気で「ガーン!!!!」ってショックを受けた。(人間が単純なもので・・・しかし古臭いリアクションですいません)
      でも、それも「ま、考えてみればそうよね、普通に考えて」と思った。そして、そう思ってしまうことも悲しいです。
      世界平和ってまだまだ遠いよなぁ、と日々の事件に対する国どうしのちょっとしたリアクションを見ていても思います。
      >> 続きを読む

      2020/04/11 by みけ猫

      「アンドロメダ…」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ クール

      この映画「アンドロメダ---」は、ベストセラー作家マイケル・クライトンの原作を名匠ロバート・ワイズ監督が映画化した、SF映画のカルト的作品だ。

      アンドロメダ病原体と名付けられた宇宙細菌の正体と防疫を、五日間に渡って研究する五人の科学者の姿を、ドキュメント・タッチで描いた傑作だ。

      アメリカ的なマッチョ・スターを排し、科学報告書を映像で見るような感じで、リアルにストーリーは語られていく。

      ある日、人工衛星が一つの村に墜落し、アル中の老人と赤ん坊の二人だけが生き残った。
      死体を調べてみると、いずれも血液が粉末状と化しており、人工衛星に付着していた未知の細菌が原因と思われた。

      早速、砂漠の地下にある秘密研究所に五人の科学者たちが召集され、研究が行なわれるのだが------。

      事件が明らかになり、政府が極秘裏に科学者や外科医を、手際よく召集していくあたりに、アメリカの危機管理対策マニュアルの徹底ぶりの凄さがうかがえる。

      実際こんな事件が起きたら、この映画のようなシミュレーションによって、事態に対処していくだろうなという真実味が感じられる。

      また科学者による、リアリズムに則った実験を繰り返して、データを蓄積していく事で、病原体の正体を少しずつ明確にし、恐ろしい生命力を持つ細菌である事に真実味を持たせていく。

      一見、退屈そうに見えそうな実験シーンだが、病原体の恐怖を徐々に知らしめる事で、リアルで緊迫感溢れる静的なサスペンスを醸成する。
      ほんの小さな細菌であるが、ロバート・ワイズ監督の緻密な演出によって、とてつもなく大きな力を持った怪物として描かれている。

      そして、この映画の一番の見どころは、施設内に病原体が漏れたために、核の自爆装置が作動し、それを解除するために、ホール博士が必死に研究所内を駆け巡る、迫力のシーンだ。

      彼は自分が持つ核の自爆解除キーを、コンピュータの副ステーションに差し込むために、セントラル・コアを通らなくてはならない。
      だがそこには、研究小動物の脱走防止用のレーザー銃が完備してあった。

      レーザー銃を必死に避けるホール博士だが、彼の頬を一瞬かすめてしまい、朦朧としながらもキーを差し込もうとする------。

      だが、もう数秒しか残されていない。
      結果はこうなるだろうなと判っているが、この息詰まるサスペンスがたまらないのだ。

      それまでの静的なサスペンスにかわって、ここで一挙に動的なアクション・サスペンスに転換して、テンションを高めていく。

      また病原体の恐怖を、さらに強調するために、ギル・ルメの音楽ともノイズともつかないような、機械的な不協和音が効果的に使用されているのも、実に効果的だ。

      アンドロメダ病原体は、最終的に無害になってしまうが、その進化の過程は、地球の概念を遥かに上回り、未知なる生命の脅威を突きつけていると思う。

      宇宙空間で生存可能な完全体であり、何でも取り入れるが、何も排出せず、そしてエネルギーに触れると増長する性質を持つ。
      もし細菌を撲滅させるために原爆を投下していたら、より恐ろしき生物に変質し、増殖していたかもしれないのだ。

      映画は、宇宙から未知の細菌がやって来る可能性のある事を報告して終わる。
      隕石もあるだろうし、なんといっても地球の周囲には、無数の人工衛星が飛び続けているのだから、こんなリアルな恐怖はないと思う。
      >> 続きを読む

      2019/11/09 by dreamer

      「アンドロメダ…」のレビュー

    • 3.0

      原作を読んだけど、映像で見てみたいと思ったので、借りて観た!未知の細菌により、全滅した村に生き残った老人と赤ちゃん、秘密施設にて、研究を進めるが…設定は面白そうだけど、エンタメ感はあまり無く、あえて記録映画風にしている辺りがミソ?(笑)

      2018/03/17 by あっちゃん

      「アンドロメダ…」のレビュー

    • 3.0

      細菌で全滅した村を調査に来た科学者たち。
      だがそこでは赤ん坊と老人の二人の生き残りがいた。
      二人を研究所で調査するが、そこで未知の細菌が発見される。

      「ジュラシック・パーク」でもお馴染みのマイケル・クライトン原作ということで、未来を見据えたSFへの警鐘が描かれている。
      またこれが現実起こり得る可能性があるからリアリティが生まれる。

      ただ映画的には中盤研究室辺りから、ひたすら細菌の解読という地味な描写が目立つ。
      終盤サスペンスにはなるが、冒頭の何か起こると思わせる不穏な空気は活かされず仕舞いなのが勿体ない。
      >> 続きを読む

      2015/09/04 by オーウェン

      「アンドロメダ…」のレビュー

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    アンドロメダ

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