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縞模様のパジャマの少年

THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS
ジャンル: ドラマ
公開: 2009/08/08
製作国: アメリカ , イギリス
配給: ディズニー

    縞模様のパジャマの少年 の映画レビュー (最新順)

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    全9件
    • 5.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      このマーク・ハーマン監督の「縞模様のパジャマの少年」は、胸つぶれる思いで観る映画だ。

      アウシュビッツ収容所の所長を命じられたお父さんが、妻と子供二人とともに任地に発つ。
      着いたお屋敷は立派だけど、敷地の外に出ることは許されない。

      ベルリンの友達から引き離された8歳の男の子は、退屈そのもの。
      親の目を盗んで屋敷を忍び出て、鉄条網の向こう側に収容された同い年の少年と出会う。

      収容所の内側と外側の幼い友情が、こうして始まるのだった-------。

      ホロコーストの映画だからといって、悲惨な場面を想像すると拍子抜けするだろう。
      というのも、凄惨な結末を取り除いてしまえば、収容所所長の一家の暮らしが、平穏だからだ。

      窓の向こうには「パジャマ服」を着た人たちで一杯の「農場」があって、時折、その「農場」から黒煙が立ち上る。
      煙ばかりか凄まじい悪臭さえ漂ってくるのに、そのことは誰も話題にしない。

      犠牲者の側からホロコーストを描いてきた作品と違い、この映画は加害者側、いや、加害行為から目を背ける側に焦点を置いている。

      所長の家族は、見て見ぬふりをすることで、陰謀に手を貸しているわけで、思い出すのはコンスピラシー・オブ・サイレンス、直訳すれば「暗黙の陰謀」という英語の言い回しだ。
      表裏の使い分けができない8歳の子供は、陰謀の犠牲になるわけだ。

      戦争では、家では良い子供、夫、お父さんだったであろう人々が、外では考えられないような残虐行為に関わってしまう。

      その善悪のコントラストが大きいために、この二面性を無視して、いい人か悪い人のどちらかにイメージを固定し、「普通の人」の抱える"心の闇"から目を背ける物語が、紡ぎ出されてきたと思う。

      ハリウッド映画では、ナチスドイツの一党は、誰が見ても邪悪な存在。
      家庭人のナチなんてあり得ないような描写ばかりだった。

      それは、客観的に考えれば、おかしなことだと気づきます。
      善人が暴力で手を汚し、人々は暴力から目を背けて、日常を信じ込む。

      その"沈黙と欺瞞"を捉えた作品として、これは観る価値のある映画だと思う。
      >> 続きを読む

      2018/04/22 by dreamer

      「縞模様のパジャマの少年」のレビュー

    • 4.0

      途中から嫌な予感はしていた。でもこんな…こんな終わり方って…。母親と一緒に泣きました。父親は果たしてこの後何を思っただろうか。

      2017/07/04 by 笹木あき

      「縞模様のパジャマの少年」のレビュー

    • 4.0 泣ける 切ない ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      予告を観て興味があった映画。

      小学生の頃だったろうか。
      初めてアンネ・フランクを知り、第二次世界大戦時のユダヤ人の扱いと、強制収容所の状況に衝撃を受けた。
      この映画を観て、その時と同じくらいの衝撃を受けた……

      グレーテルの変わりようが、すごく怖かった。
      本来なら正しいことを教えるはずの教育なのに…。
      でも当時は、あのような偏った思想を教える教育が、普通だったのかもしれない。
      何も知らない、正しいことを知らない、ということは怖い。

      ラストに関して…間が悪かったのか?
      いや、誰もがいつ殺されるかわからない環境だったということだろう。

      この原作、絶対読もう。
      >> 続きを読む

      2016/11/24 by pink-tink

      「縞模様のパジャマの少年」のレビュー

    • 4.0

      子どもの目線で描く、戦争
      ナチスとユダヤ人
      純粋な子どもの目からはあんな風に映ってるのか
      8歳、微妙な年頃やね
      もう少し理解しててもいいのかな⁈とも思ったけれど
      今まで、いろいろなナチスとユダヤの映画を観てきたけれど
      この終わり方は衝撃
      痛々しい生々しいシーンはあまり無く
      予想しながら観ていくのですが
      まさかの終わり方だったので衝撃過ぎました
      あの気持ちを味わった父は、その後どう動くのだろうか
      >> 続きを読む

      2016/08/27 by tomi

      「縞模様のパジャマの少年」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      英語音声字幕ありで観賞。もちろん聞き取れない、理解できない部分は多数あったものの全体的なストーリーは十分に理解できて楽しめた。
      こういう作品に対して楽しめたとか面白かったというのは不適切かもしれないけど。。
      シリアスな題材を無邪気な子どもを使って子ども目線で描いているからこそ観易く展開されていくが、その分後味の悪さは響くかもしれない。

      2016/02/08 by Koby

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