ザ・ワイルド

遭難した初老の大富豪が、人食い熊のいるアラスカ原生林でサバイバルするサスペンス映画。
アニマルパニック物のＢ級映画だと思って観始めたら、主演のアンソニー・ホプキンスとアレック・ボールドウィンの熱演や、迫力ある人食い熊とのバトルなど、サバイバル映画として普通に楽しめました。

2020/11/11 by ででん

「ザ・ワイルド」のレビュー

大富豪チャールズ（ホプキンス）は、妻がカメラマンのロバート（ボールドウィン）と不倫しているのではという疑いを持っていた。ある日、二人が乗った飛行機が事故で湖に墜落してしまう。

2020/05/17 by Silencer

「ザ・ワイルド」のレビュー

  このレビューはネタバレを含みます。
飛行機が墜落し、大富豪のチャールズ(アンソニー・ホプキンス)と写真家のロバート(アレック・ボールドウィン)が、凍てつくアラスカの荒野に放り出される。

食べ物も防寒具もコンパスもない所から文明社会へ戻ろうとする二人を、人食いグマが付け狙う。

アウトドア派のイメージとは程遠い劇作家のデービッド・マメットが、こんな脚本を書くとは予想外だったが、しかし、彼は典型的な冒険物語を並外れた知性で料理し、男のライバル意識をシャープに抉り出していると思う。

"文明の利器"が一切登場しない事が、危機感を更に高める。棍棒と石の迫力は、マシンガンの比ではない。リー・タマホリ監督の演出が冴えわたる、人間とクマの死闘は最高だ。

アンソニー・ホプキンスも素晴らしい。抑えた演技をすればする程、強烈な存在感を放つ役者だ。最初は控え目だが、クマとの死闘の場面から一気に全開。チャールズが自分の隠れた力に気付き、変化する様子を実に生き生きと演じている。

主人公が人生を一変させるような出来事に遭遇する、という筋立ては多い。だが、この映画には、それを現実として納得させる力があると思う。 >> 続きを読む

2016/12/18 by dreamer

「ザ・ワイルド」のレビュー

感想川柳「クマ見たら 逃げるなと言っても そりゃ無理か」

TVでやってたので観てみました。φ(．．)

富豪の男とその取り巻きで飛行機に乗っていたら鳥の群れと激突してアラスカの山中に墜落。人の味を覚えたクマに狙われながら下山することはできるのか？というお話。

役に立つかもしれないサバイバル術を披露しながら展開していきますが、あれだけクマに背を向けるなって言ってるのに誰も守らないっていうね(>_<)無理もないけど。

クマとの戦いは割と良かったんですけど、時間が余ってるなと思ったら…まぁそうなりますよね( ´△｀)間に挟むならいいけどラスト近くでこうなるのはあんま好かない。(；・∀・)でも付箋のように分かりやすく出てた伏線はちゃんと回収されてるからいいかな。

アンソニー・ホプキンスのこういう作品は珍しいですよね。(￣ー￣) >> 続きを読む

2016/03/27 by Jinyuuto

「ザ・ワイルド」のレビュー

  このレビューはネタバレを含みます。
サスペンスかと思いきや…　サバイバル映画でした
いろいろな困難と闘いつつ、知恵を活かしてサバイバルするのかと思いきや
熊との格闘シーンがそんなに素晴らしい訳でもないのに長すぎて飽きた
結局、妻は不倫しておりそれを徐々にあばいていくのだが、そのことがこの作品で意味しているものが分かりにくかった
不倫相手のセリフのしつこいまでの金持ちに対する偏見もうんざりだった
監督はよほど金持ちに対して嫌悪感を持っているのだろう…
主人公は殺されそうになりながらも、最後まで妻の不倫相手を助けたのにも関わらずあのエンディング…　何を伝えたいのか謎すぎました
途中までは寛大で賢人のような主人公が最後のシーンでとても冷酷で小さい人間に見えてしまいした
中途半端なサスペンス感は必要だったのか疑問です >> 続きを読む

2016/03/26 by YSL

「ザ・ワイルド」のレビュー