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マタンゴ

Matango
ジャンル: SF , ホラー , 特撮
公開: 1963/08/11
製作国: 日本
配給: 東宝

    マタンゴ の映画レビュー (最新順)

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    全8件
    • 0.0

      1963年、昭和38年の『ゴジラ』シリーズで有名な本多猪四郎監督作品。特撮は円谷英二。同時上映は『ハワイの若大将』とのことです。

      都会のネオン(セット)を見下ろす一室、そこは格子のはまった精神病院だった。一人の男がここに収容された顛末を語り出す。

      ヨットで海に出た男5人と女2人のグループが遭難し、無人島に辿り着き、怪しげな難破船の中で生活するが、しだいに食料が尽きてきて、仲違いをしだす。

      船上のわざとらしい青春ドラマのような会話と、無人島での剥き出しになったエゴと狂気の対照が、とりあえず飽きさせない。

      降り続く鬱陶しい雨、カビのびっしり生えた船内、難破船のセットが実によく出来てる。

      遭難と飢え、仲違いということで、野上弥生子の『海神丸』を映画化した新藤兼人監督『人間』をちょっと思い出すが、調べてみるとあれは62年の作品。とても一年違いとは思えないほど古めかしいのは、あちらがモノクロだからというだけではない。

      本作も、文学作品の映画化とは違うのに、食欲や性欲やエゴに突き動かされる人間をわりと生真面目に描いている。マタンゴ、なかなか出てこないのである(出てきても、別に拍手で迎えるという程でもない)。そして極限状態の果てに、幻覚のように現れる。

      中途半端にリアルな人間描写とB級感漂うマタンゴのミスマッチさ加減が、妙味を醸し出していると言えるかもしれない。

      お肌ツヤツヤになって、「おいしいわぁ」とかいって、キノコ食べてる水野久美は、なんだか色っぽい。絶対食べてはならないはずのマタンゴを、誘惑に負けて口にしてしまうのは、必ずしも飢えのせいだけではないのだ。全ての苦しみ忘れて、笑って過ごしているうちに人間を止める、そこにこそ至上の幸福がありはしないか。

      人間であり続けることは、大変だなぁ。

      都会のネオンの中に、小さく、赤く「マタンゴ」とあった!
      >> 続きを読む

      2020/10/22 by かんやん

      「マタンゴ」のレビュー

    • 召し上がれ。

      2020/10/24 by Foufou

    • マタンゴ止めますか、それとも人間止めますか?

      2020/10/24 by かんやん

    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
       膨らむキノコのシーンの裏話が面白かった映画。
       ストーリーは無人島に難破した7人の極限状態を描いたもので、ややそれらのシーンは長め。けれども、脱出はできず食料は尽きかけて、と徐々に追い詰められていく過程が生々しく丁寧に描写されていて、その分誘惑に負け怪しいキノコを食べてしまう、という説得力が増していて〇。
       ホラーとしての主役はやはりマタンゴ(と化した人間)。完全にマタンゴに変異しきった姿はどこかコメディささえあるけれど、それが元人間であるならそのコメディさはむしろホラーさじゃないかしら。そして変異途中の段階のマタンゴはかなり衝撃的なビジュアルで、人の形の面影があるのがエグい。それらが大挙してくる巣窟のシーンはこの映画屈指のホラーさ。またラストも実にホラーしていて素晴らしい。
       他にも気になるところはあったけど、個人的には見てよかった作品。
      >> 続きを読む

      2019/11/04 by 僕川獺

      「マタンゴ」のレビュー

    • あのラストは、当時としてもかなり衝撃だったのではと思います。
      船がさっそうと海に出ていくオープニングテーマは、時々口ずさんでいます。 >> 続きを読む

      2019/11/05 by 紫指導官

    •  今見ても十分衝撃的ですものね、ああいう報われない系のラストは大好きです。
       オープニングの音楽といい序盤の空気がまた妙に明るいのも癖になります。まあ10分足らずで嵐に遭遇するのですが…… >> 続きを読む

      2019/11/05 by 僕川獺

    • 4.0 ハラハラ

      物語もさることながら終盤に畳み掛けてくる恐怖は、下手なホラー真っ青の怖さを掻き立ててくる。

      ヨットに乗った男女7人が嵐に巻き込まれ難破する。
      たどり着いた無人島では人もいないし、食料もない。
      生きていく過程のためお互いが疑心暗鬼になっていき、一触即発の危険な状態に突入する。

      マタンゴなる怪人ではなく、キノコを食べることによって変化してしまう。
      重要なのはこの怪人ではなく、キノコを食べざるを得ない極限状態がきっちり描かれているからだ。

      まるでバルタン星人のような奇声を上げるマタンゴもまたグロテスク。
      日本映画でこのような形のホラーは中々お目にかかれない。良作だ。
      >> 続きを読む

      2019/08/03 by オーウェン

      「マタンゴ」のレビュー

    • 3.0

      裕福な若者達がヨットで出かけたが大雨に逢い漂流する。辿り着いた島でカビだらけの漂流船を見つけるが・・というホラー映画。映画に登場する茸を食べると幻覚を見たり、茸化し、その茸を食べる食べないで諍いが起きるが、それはあくまできっかけであり、人間の持つ欲望が恐ろしい事を引き起している。核や文明批判も取り入れながら、極限状態で起きる恐怖や利己的な人間を描いている。なんだか「蠅の王」みたいな作品である。あの茸の姿は子供の頃に観たらトラウマになってたかも。DQ好きでタイトルに釣られて鑑賞したけど、なかなかの作品。 >> 続きを読む

      2018/09/13 by kinako

      「マタンゴ」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ

      キノコの誘惑、ゾンビチックなホラー。
      天本英世どこに出てたんかなと思ったらマタンゴ役でした。わかんねぇよ!

      ウィリアム・ホープ・ホジスンのホラー小説「闇の声」を脚色した恐怖映画。
      あなどるなかれ、恐怖映画といわれていた、ホラーというジャンル確立以前の邦画のホラーの金字塔だ!(大袈裟か)
      冒頭のヨットの気ままな風景は若大将シリーズかよと間違う爽やかさなど笑いそうになるが、ミニュチュア撮影の技法や、難破船内部のビジュアルなど円谷プロの気負いを感じる。
      エゴの果てにマタンゴに変身していく人間の姿を描き、驚愕のララストシーンは社会派っぽく演出してあったり。
      ...にしても「キノコ」なんてカワイイですw
      >> 続きを読む

      2018/06/29 by motti

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