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夕凪の街 桜の国

ジャンル: ドラマ
公開: 2007/07/28
監督:
製作国: 日本
配給: アートポート

    夕凪の街 桜の国 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「夕凪の街 桜の国」は、こうの史代の漫画を二話構成で映画化した作品で、被爆した女性たちの悲しみと、彼女らを愛する者の優しさを通し、"生きることの意味"と向き合う、心に響く佳作だ。

      一つ目の物語は、昭和33年の広島が舞台。皆実(麻生久美子)は、母(藤村志保)と二人つましく暮らしている。ある日、会社の同僚の打越(吉沢悠)から好意があることを打ち明けられた。

      原爆で亡くした妹らのことが頭に焼き付き、愛情を受け入れられない皆実を、打越は温かく抱きとめる。だが彼女は突然、熱を出し、そのまま寝込んでしまうのだった。

      そして、後編の舞台は、現代の東京へと移る。約半世紀前に姉の皆実をみとった旭(堺正章)も既に定年。娘の七波(田中麗奈)に黙って家を抜け出し、深夜バスで広島へ向かう----。

      不審に思った七波が後をつけると、幼馴染の東子(中越典子)が半ば強引についてきた。東子は七波の弟(金井勇太)とつき合っていたが、両親に結婚を反対され迷っていた----。

      前編は、被爆した女性の運命を描いている。大勢の死を見せつけられた心の傷で、生きていることに罪悪感を覚える主人公。幸せに手が届こうという矢先に、原爆症で倒れる。

      非道性を声高に告発する映画ではないが、死の間際に主人公が、原爆を投下した側に問い掛けた言葉に胸を突かれる。皆実を演じる麻生久美子が、主人公のはかなげな雰囲気、やるせない思いを哀切に表現していて、胸に迫るものがある。

      後編は、現代の若い女性が、ヒロシマと向き合う物語。学校や地域の日常に違和感を抱えたまま過ごしてきたが、広島での両親の愛の物語を知り、人生を前に踏み出す。

      物語は原作に比較的忠実だが、特に後編の主人公が両親の記憶を共有する場面など、いかにも映画らしい趣向も凝らされていて、生きることの意味をじっくりと考えさせてくれる、いい映画だと思う。
      >> 続きを読む

      2017/03/19 by dreamer

      「夕凪の街 桜の国」のレビュー

    • 4.0

      まじめに描いている映画。夏に見てよかった。

      2015/11/01 by kaiteru

      「夕凪の街 桜の国」のレビュー

    • 5.0

      作品のテーマを考えると、季節の上でも、話題性においても、丁度良いタイミングの公開であると思います。その意味で、是非劇場で見ていただきたい作品です。「夕凪の街」の部と、「桜の国」の部とに分かれますが、前半はこの問題を扱った作品として特別新味はないかも知れません。けれども、押さえておきたい部分はそつなく押さえられていると思います。また、演技や演出の面でも私は充分に満足できる出来であると感じました。後半は舞台を現在に移しつつも、時折織り交ぜられる過去を振り返った想像シーンによって、過去と現在がつながっており、未だこの問題が続いていることを分かり易く見せてくれます。丁寧に作られた印象の良作だと思います。 >> 続きを読む

      2015/08/06 by ぴぐじい

      「夕凪の街 桜の国」のレビュー

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    夕凪の街 桜の国
    ユウナギノマチサクラノクニ

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