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屋敷女

A L'Interieur
ジャンル: ホラー , SF
公開: 2008/06/21
製作国: フランス
配給: トルネード・フィルム

    屋敷女 の映画レビュー (最新順)

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    全8件
    • 3.0 ハラハラ

      話自体はシンプルながら、残虐さでは結構なグロさが全面に出てくる。

      事故から妊娠したサラの苦悩。
      そして家にやってくる得体の知れない女が、サラを執拗に殺そうとする。

      後半は家の中だけで済ますという意味でこの邦題は的確。
      バスルームに閉じこもるサラに対し、包丁を持って迫る女。

      家に訪問する警官や肉親は例外なく殺されるのが笑える。
      男ならやられたくない箇所を刺すのもまあ痛々しいし、銃を持ったら持ったで肉片を吹き飛ばすという荒業。

      最後もまあグロく、見たバージョンではモザイクがかかっていたが、何が写っているかは容易に想像が出来るのがまた怖い。
      リメイク版もあるらしいが、これを超えるのは難しいんじゃないだろうか。
      >> 続きを読む

      2021/08/19 by オーウェン

      「屋敷女」のレビュー

    • 2.0

      屋敷女? あの『ドラゴンヘッド』の望月峯太郎のホラー漫画をフランス人が映画化? …というボケ=ツッコミは果たして今でも有効なのかしら。原題は《L’intérieur 》で、内側とか内部とかいう意味。ちなみに本作ノーカット完全版のタイトルバックは《inside》となってました。

      2000年代のフレンチホラーはエグい・グロいのキワモノぞろいとは聞いていたので、今夏映画館で本作が上映されると聞き及んでここ数日観る観ないの二の足を踏んできたわけでした。レイトショーなのでお酒の力を借りるのが一番なんですが、このご時世、酒宴はすべてキャンセルだし、そもそも街の酒場はその時間はどこもやってない。ただせっかくの夏休みだし、何事も経験かと己を奮い立たせて宵の口に自転車を走らせる。

      9時前というのに駅前は終電後のような閑散とした様相。コンビニでワイルドターキー8年もののミニボトルを買い、上映までの間、夜風にあたりながらちびちびとやる。

      さて、本編ですが…結論からいうと、まったく平気でした。日常生活において血を見るなんぞとてもとても耐えられませんけど、映画と割り切ってしまえば大丈夫という耐性が知らぬ間に出来上がっていたようで。『ハウス・ジャック・ビルド』を映画館で観て、さらにDVDでも観ているような人間ですからね、もう大概のことには驚かない。本作もふつうに映画として観られてしまいます。ここに集う何百本と映画を観られている猛者の皆様なら、恐るに足らず、でありましょう。

      痛々しい場面はそりゃありますけどね。肉体のあの部位をこう切ったら…とか、こう刺したら…とか、そういう想像力はあまり働かない作り手のようで、まずは暴力の嗜好性において凡庸であることが早々に見えて安心します。主人公は妊婦で、タイトルがタイトルですからね。そしてパラノイドの女が大きな鋏を握っているわけですから、何が起きるかはご想像の通りです。最後の場面はトラウマになる人もいるのかもしれません。そういう人のために、1988年に起きた「名古屋妊婦切り裂き事件」という本邦の猟奇的殺人事件についてお知らせしておきます。ちなみにこちらの事件、未解決です。

      かくも恐ろしい出来事は現実においてこそ出来する。映画は所詮は虚構だし、作り手の力量に不足があれば、むしろアラのほうが気になって、怖いとか怖くないとかの次元ではなくなってしまう。

      たとえば本作の公開年度が2007年で、劇中に出てくるキャノンの一眼レフカメラの性能を考えれば、2メートルあるかないかの距離にいる暗闇の人物をフラッシュを焚いた上で撮影した場合、劇中のような不鮮明な写真になることはまず考えられない。しかも拳でガラスにヒビを入れるような不審者が家の外をうろついているというのに、2階の暗室に籠って印画紙を現像液に浸してそれを紐に吊るして乾かす…なんて悠長なことを、報道写真家とはいえ主人公の妊婦がやり始める気が知れない。それに2005年からキャノンの一眼レフはフルサイズのデジタルカメラが売りだったはずで、とすると、公開年から考えてもあれはデジカメのはずで、そうなるとフイルムの現像自体が演出としておかしなことになってくる。よしんば劇中のカメラがフイルム使用の一眼レフだったとしても、現像した写真が不鮮明だからって職場の上司に電話して「明日、写真を分析してほしい」と申し出る演出もどうか。何がわかるというんだい? 映画における写真とは非常に重要な意味を含んでおり、その多くの場合、被写体の死の暗示としてあるんですけど、明らかに犠牲者となる側が生き残るはずの殺人鬼の写真を撮ってしまうというのはセオリー通りでないし、しかしここは、むしろ撮影がうまくいかなかったことをもって、セオリー通りと解釈することも可能かもしれない。

      ベアトリス・ダル(『ベティ・ブルー』が好きな女子が若い時分まわりにわんさかいました)演じる「屋敷女」の正体も意図もはじめからバレバレですから、彼女の選んだ方策のコスパの悪さ(目的を達成するまでに少なくとも五人死にます)にどうしたって苛立ってしまうし、だいたいクリスマスの夜に電話貸してくれって扉を叩く奴があるかよ、と、もっと効率の良い「やり方」をこちらから伝授したくなるのだから、妙な展開です。

      刺す、切る、がクリティカルヒットするとき、腹の中で緊張する胎児の心音を模してなのでしょう、テクノのベース音がドッドッドッドッ…と一定のリズムを結構な爆音で刻むんですけど、これがサイコーにイカしている! しかし作り手は、暴力とユーロビートの親和性に気づいていないらしく、起承転結の転の告知としてのみこの心音を使うから、ここも甚だ消化不良。もどかしいったらないのです。テクノに乗せての暴力三昧だったら、この映画は間違いなくマイナーに甘んじることはなかったと断言できます。乙に済ましたベアトリス・ダルの、『ヘルレイザー』の魔道士のような衣装ですね、これが電子の奏でる重低音とシンクロしないわけがない!

      というわけで、一人であーでもないこーでもないとツッコミながら、相応に楽しんだレイトショーでありました。カップルが二組と、最前列にうら若い女子が一人、わたしの隣りに30代半ばくらいの男性が一人と、合わせて十人にも満たない観客。再び夜風に吹かれて、駐輪所のほうへと行きかけて、あの、と声をかける女の声。見ればわたしの斜め前で同じ映画を観ていたうら若い女子で、「駅はどこにあるのでしょう」。奇怪な、目の前じゃないかと思いつつ、ここを真っ直ぐ行って右手です、と知らせると、「ありがとうございます」と娘。照れ臭いやらなにやら、足早にその場を立ち去り、無事真夜中の街を自転車で駆け抜けたが、今にして思うと、ずいぶん無粋なことをしたのかな、とも。
      >> 続きを読む

      2021/08/12 by Foufou

      「屋敷女」のレビュー

    • キャノン✖️→キヤノン◯ですね。昔、訂正されました、キヤノンの人に。

      2021/08/12 by かんやん

    • あ、そうなんですね! Canonをカタカナで打ち出すとキヤノンになるので、変だなぁとは思ったんですよね。わざわざ拗音に直しましたよ。とほほ… >> 続きを読む

      2021/08/12 by Foufou

    • 4.0

      夫を交通事故で亡くしたサラは、出産を間近に控えた身体でイヴの夜を一人自宅で過ごしていたが、そこに黒ずくめの女が突然やってきて・・・というフランス産スプラッター・ホラー。妊婦の前で煙草を吸い、死産の話をする看護師の配慮の無さ。黒づくめの女演じるベアトリス・ダルが怖すぎ。声が低いのでストーリー的にも男なのかと思った。注意深く見ると、女が巧みに屋敷に侵入する姿が確認できる。へそにハサミを入れるシーン痛過ぎ。手口も大胆で無駄がない。状況はどんどん悪い方向へ進み、犠牲者も想像以上に増える。サラの生存能力の高さ。アツい反撃展開からのゾンビネタ。いくらなんでも詰め込み過ぎ。レンタルDVDで視聴したのでラストシーンは、ボカシ入り。画になるラストカット。邦題はおそらく望月峯太郎の「座敷女」から。あれも怖い話だった。「妊娠中の方はご遠慮ください」よく聞くフレーズだけど本作に関しては本当に遠慮した方がいい。 >> 続きを読む

      2019/12/17 by 二階堂

      「屋敷女」のレビュー

    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
       ホラー映画クラスタで一人暮らしの妊婦さんにおススメの映画。貴女が一番この映画を怖がれます。
       ストーリーはほとんどがたった一晩の話なので、80分弱と短めの尺ながら濃密で見応えがある。内容は王道とまでは言わないけれど予想は十分につく範囲。ただ演出の妙で、ラストの印象は見る人によってガラッと変わるんじゃないかしら。少なからず突っ込みたくなる展開もあるので、そこは気になる人もいるかもしれない。
       ホラー的にはやはりスプラッタ要素が満載なのが見所。内臓などではなく痛々しさや血の量で勝負しているが、普通にグロい場面もあり非常に満足できる。やはり一番はサラの妊娠したお腹に対する一連の攻撃で、殴打→産気づく→帝王切開の流れは色々な意味で意味でたまらない。襲ってくる女は身体能力的には普通の女性なのだが、サラが妊婦(しかも出産間近)なのもあって切迫感も十分。血と暗さで画面がちょっと見にくいのは少しマイナスかな。
       他にも気になるところはあったけど、個人的には見てよかった作品。
      >> 続きを読む

      2019/11/10 by 僕川獺

      「屋敷女」のレビュー

    • 3.0 ハラハラ

      ハサミってコワぃ(床屋談)

      ベティ・ブルーのあの人が!
      そこにピンときて鑑賞。
      間違ってお母さんを殺しちゃうのが不憫ですが、そもそも警官が弱すぎ!
      もっと頑張れ市民のためにw

      全くヒネリもないかわりに痛さも画面から伝わってくるような単純明快でグロ、キショ、ショッキング満載のスプラッタホラーでした。


      (~allcinema)
      「ベティ・ブルー」のベアトリス・ダルが出産直前の妊婦を襲う謎の凶暴女を演じるフレンチ・バイオレンス・ホラー。
      監督はフランスの新鋭、ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ。

      クリスマス・イブの夜。
      4ヵ月前に事故で夫を亡くしたサラは、臨月のお腹を抱え、一人で家にいた。
      その時、見知らぬ女が電話を貸してほしいとドアをノックする。不審に思ったサラが追い返そうとすると、女は急に態度を硬化して強引に侵入を図ってくる。
      サラは慌てて警察を呼び、その間に女の姿は消えていた。
      不安を抱えながら床についたサラだったが、この時すでに、女が家の中に忍び込んでいた…。
      >> 続きを読む

      2018/10/10 by motti

      「屋敷女」のレビュー

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    屋敷女
    ヤシキオンナ

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